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手をつなぐ

日々のこと、好きなもののことなどツラツラ書きます。

カテゴリー「旅」の記事一覧

札幌へ3 銭湯文化

雨が上がって涼しくなってきた。
天気予報は当たり!

・・

今回の旅。
みんなと合流した後は上映会を主催する団体の人に
晩ご飯をご馳走になり、
夜は、その団体の事務所で宿泊。
普通の事務スペースに畳が敷かれててその上に布団が2つ。
あと、救護用のベッドが2台あり、そこにそれぞれ分かれて眠った。
今回一緒に行ったのは、はなと、はなのヘルパーのあかりさん、
そしてはなの友人であり私の友人でもあるトモナちゃんと、もぎー。
(トモナちゃんは2日目の午後から合流。)

事務所で寝たので宿泊代はタダ。
でもさすがにお風呂は無く、
入浴は翌日、上映会の始まる前に地元のスーパー銭湯ですることになった。
はなと銭湯・・・。
大阪でも何度か一緒に銭湯へ行ったことがあるんやけど、
大概おもしろいことが起こる。

今回行った銭湯は脱衣所が狭くて、はなを寝かせられる長椅子も無かった。
はなは自分で自分の体を支えて座るというのが体の構造上難しいので
寝かせられないと着替えがキツイ。
でもそんなスペースは皆無。
で、しばし迷った挙句、しゃあない、ということで、
脱衣所の床にバスタオルを敷き、はなをその上に寝かせて脱衣。
そしてあかりさんと二人ではなを担ぎ、
なんとかお風呂用車椅子に乗せて銭湯内へ。

無事入浴を済ませ、再び脱衣所へ。
大変なのはこの後やった。
再び、床の上にバスタオルを敷き、はなを車椅子から降ろして寝かせた。
そして自分のことはとりあえずさておき、まずは、はなの着替えに着手。
過去の経験から、銭湯行ったあとに
はなは風邪をひきやすいのでとにかく急ぐ。

はなはどんどん着替える。
・・一方、私とあかりさんはびしょ濡れ。笑
これ今、確実に変な光景やろうな、と一瞬よぎるも
黙々とはなの着替え続行。
床に寝かせた状態で拭いたり着替えさせるというのはなんともやりにくくって!
隣を通る人に気をつかいながら狭いスペースにしゃがみながらの作業。
その内、足は段々ビリビリし始める。
この辺りで私とあかりさんの体力に薄く限界が見え始め、
顔には冷や汗と得体の知れない薄笑いが浮かぶ。
そんな私たちを見るはなの眼差しはいたってクールやったんやけども。笑

無事着替え終えたあと、あかりさんと二人で、
なんで脱衣所に定番のあの長椅子が無いんだ!と今更の憤り。
大阪やったら絶対あるのにー!!って。
ホント、なんで無かったんやろう。
土地の文化の違い?
でも周りにいた人たちは親切やったんやけどね。

ロッカー全開で私たちがはなの着替えをしてたら
「鍵開いたまんまでしたよ」って、わざわざ鍵閉めて
持ってきてくれる人がいたりとか。
なんかこう、無視するんじゃなくてそっと見守る感じがあって。
何か困ったことあったら言ってちょうだいね的雰囲気というか。笑
押し付けがましくないほんわかした優しさ。
そんなのを感じた。

大阪ではなと銭湯行くとね、これがまた全然反応が違ってておもしろい。
なんというか、大阪はがっつり絡んできてくれる人が多くて。笑
「いやっ・・・ええっ!?
この子どないしたん?病気かいなー。可愛そうに・・・。
よっしゃ、おばちゃんが洗ったろ!」
そう言って、はなの体をマイタオルで洗い出すおばちゃん。
これ、スタンダードスタイル。
いわゆる基本形です。笑

私が洗ってる様子を見ながら、
「姉ちゃん、この子(はなのこと)、背中寒いんちゃうか」と言って
シャワーでお湯をかけてくれる人あり、
着替えを手伝ってくれる人あり。
「あんた一生懸命生きるんやでぇ。おばちゃんも頑張るからな」とか言いながら
はなの頭をマイバスタオルで拭いてくれるおばちゃん。
たまに、そこまではしてくれんでいいんやけどっていう絡みもあるんやけども(笑)、
大阪のおばちゃんもまた、優しい。

てか、今度はこれ題材にして映画作ったらいいんじゃないか。
題して、『はなが咲く。人情湯の花咲き乱れ』とか。ねえ?(・・適当w)

あ・・なんか。
ごめん、はな。

この話はこの辺にしときます。笑



札幌へ4に続く。



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しろたん@札幌

彼らは・・・彼らは・・・
なんでこんなに可愛いんだー!!><
まさか札幌で会えると思わなかったよー(感涙!)



















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札幌へ2 ひとり旅

あっついですね!
明日から涼しくなるっていうけど・・・ホンマかなぁ。
ちなみに札幌は私が行った19日の時点でかなり涼しかった。
長袖一枚やと肌寒いくらいに。

今回、私が札幌に行った理由。
はなの映画の上映会があって、そのお手伝いをしてきました。
一緒に行ったのは私を含め5人。
上映会は20日のお昼からなので、
はなや、ほかのメンバーは19日夕方着の飛行機をとっていたんやけど
私は以前の日記でも書いたとおり、
朝早い飛行機で一人、北の大地へ向かうことを選択。
みんなが来るまで一人旅を楽しむことにした。

・・

一人で見知らぬ街を歩くのはワクワクする。
新千歳空港に降り立ち、まずは快速エアポートで札幌まで。
札幌から地下鉄に乗り換え、環状通東駅まで。
そこからはバス!

札幌は大都市とは言え、少し走るとのどかな北海道らしい景色が広がる。
一番後ろの座席に座り、外の景色を眺めながら
空港で買っておいたパンを取り出して食べた。
道産メロンのメロンパンと、半熟卵カレーパン。
おいしかった☆
こんなふうに旅はいつも貧乏旅行。
でもそれも楽しい。

バスで走ること25分くらい。
着いた先はモエレ沼公園という場所。
モエレ沼公園とは、もともとゴミの埋立地やったモエレ沼を
イサム・ノグチ氏の設計のもと緑化した公園。
私の知り合いで行った人がいて
その人から楽しかったと聞き、なんとなく私も行ってみることにした。

行ってみて、予想はしていたけれどやはり驚く。
何にって、その広大さに。
公園の中に川があり、山まである。
歩いて周るとあっという間に日が暮れそうで!
迷わず入口のレンタサイクルで自転車を借りた。

自転車にまたがり、公園の中をぐんぐん走った。
走っても走ってももっと先がある。
終わりが見えない!そのことの開放感に、
思わず「わーーー!!!」と叫び出したくなる。
とにかく北の大地はデカイのだ。
北海道はでっかいどうーーーーー!!!
そんな野暮な言葉が頭の中でぐるんぐるんと回ったりもした。

一人であほみたいにはしゃいだ。
気の赴くままに自転車から降りて写真を撮ったりも。
でも・・・楽しすぎて・・・。
自分一人なのを少し後悔。
誰かと一緒ならもっと良かったのにな。
一人で楽しむには勿体ない場所やったから。
この感動を誰かと分かち合いたいって何度も思った。
だから今度行くときは誰かと一緒に。
そしてそのときこそは声に出して心置きなく、
「わーーーーーー!!!!!!」って絶叫します!笑
これは絶対に。

・・

散々遊んだあとは札幌へ戻って街中をブラブラした。
赤レンガで有名な道庁の庭を散策したり、
大通公園でやってた「さっぽろオータムフェスト」という
ご当地の名産品が並んだ市を見て回った。
途中、ソフトバンクのキャンペーンのお兄さんが配ってた
お菓子のうまい棒をついもらってしまったがために、一通り説明を聞くハメに。
説明聞いたあと、大阪から来たんやけどキャンペーンの対象かと尋ねたら
お兄さんすっごいビックリして
「地元の人だと思いました!違和感ないです!」やって。
なんじゃそりゃ。笑
でもそのあと、街を歩いてたら二人の人から道を尋ねられた。
もしかして・・私は札幌っぽいのか?(てか、札幌っぽいって何やろうねw)

夕方が近づくに連れていよいよ寒くなってきて足も疲れてきたので、
ショッピングビル兼オフィスビルみたいなところに入って
そこのソファで少し休憩した。
で、気づいたら30分くらい眠りこけてた。
眠りから覚めたらちょうどいい時間になってたので、
寝ぼけ眼でビルを出て、ほかのメンバーとの合流場所へと向かった。

・・今日、この話を何げなくみどりんにしたんやけど、
「旅先の見知らぬ場所でよう昼寝できんなぁ」って軽く呆れられた。
実は私、結構こういうのあって。
大阪やったら、ハービスエントプラザの4階辺りに置いてあるソファとかで
たまに寝てる。
誰かとの待ち合わせまで時間があって手持ち無沙汰なときとか
疲れてるときとか。
ごく普通のことやと思ってたんやけど・・・。違うのかな?
私、どこでもすぐ寝れるんです。
これきっと、私の数少ない特技の一つやね。




札幌へ3に続く。




 モエレ沼公園。
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 公園の中の山。
 遠くから撮ってるからわかりにくいかもやけど、意外に標高が高かった。
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札幌へ1

ただいま!
今朝8時の飛行機で帰ってきました。

今回、2泊3日の札幌の旅(実質的には2日間やけども)、
色んなことをして
色んなことが起こって
とにかく一瞬一瞬がものすんごく濃かった。

嬉しいとか悲しいとか腹立たしいとかそんな雑多な感情が
休む間もなく襲ってきて
頭がクラクラした。
体はクタクタになった。
足はもうガクガク。(・・情けないなー。笑)



またこれから何度かに分けて書いていこうかと。


良ければお付き合いください。笑





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ふと見上げた空













道東へ6 家族

うちの家族はたぶん、バーベキューが最も似合わない一家だ。

そもそもまとまろうという意識がない。
全体で行動しようという気がない。
でも、なんとなくお互いに気にかけていて、干渉しないけど薄く傍にいる。
困ったときは助けるけど、みたいな。
そんな感じだ。

たとえば今回の旅では、ホテルに着いた瞬間、父がどこかへ姿をくらました。
父はどこか見知らぬ場所へ行くと、まずは一人でその場所を見て回る。
そうしないと気が済まない。
好奇心が尋常じゃなく旺盛で、とにかくじっとしていられない人なのだ。
ホテルだけでなく、草原でも湖でも池でも、気づけば父はどこかへと消え、
私たちの傍には居なかった。
まぁ昔からそうなので、誰ももはや驚かないけど。
でもすごいなと思うのは、そろそろ次の場所へ移動しようかというときには
いつのまにか戻ってきているということ。
時間を捉える独特の勘の良さがあるというか・・・。
それがなんか、すごい。

母は母でなんか・・・脳内の重要なネジが数本ぶっ飛んだ感じの人で・・・。
うちの下の方の妹(24歳)も相当な天然ボケなんやけども。
だからこの二人が会話したら、ちょっとよくわからない状態になりがち。

以下、知床から阿寒湖へと向かう車中での二人の会話。

妹 「なぁなぁ、ところで湖と海ってどう違うん?」
母 「湖はそれだけやけど、海はずうっとつながってるやん」
妹 「ああ、そっか」
母 「そやで」

・・

妹 「なぁ、湖ってどうやって出来たん?」
母 「昔、恐竜っておったやろ?恐竜ってめっちゃ大っきいやん?
その恐竜が足でバーン!!ってして、穴開いたところに水がたまって出来てん」
妹 「えっ・・・!?それってホンマなん??」
母 「ホンマ。」


ちなみにこの会話をもう一人の妹は無言で聞いていて、
父はというと、度の入ったメガネの上にサングラスを
ナチュラルにダブル装着した状態で寝ていた。

・・まぁ、私もあえて突っ込まなかったんやけどね。
こうゆうの、わりと日常会話やったりするから。笑

上の方の妹は妹で結構コミカルな一面があって・・・。
今回の旅では、釧路湿原にいる丹頂鶴の物真似を披露してくれたんやけど
それが似すぎてて驚いた。
なんかね、腕を弓状に反らせながら鳥の目をするんやけど、
それがもう、鶴そのもので!!
思うに彼女、『丹頂鶴モノマネ選手権』があったら確実にぶっちぎりで優勝できます。
ホントホント!!それくらい似てた。
びっくり感動で何回もやってもらったんやけどね。

・・

それにしてもなんか・・・
こう見たらうちの家族、私以外みんな変わってんなぁ・・・。
(ここ、断じてツッコミは無しでお願いします。w)


でもま、愛すべき、なんですが。



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昼寝とは突如始まるもの。









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湖の成りたちについて
大きく誤解している可能性のある妹。









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オホーツク海の夕暮れ














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