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手をつなぐ

日々のこと、好きなもののことなどツラツラ書きます。

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小さな犠牲者たち

コロナがまた猛威をふるってきて、病院の中が落ち着かない。
みんなが疑心暗鬼になって、誰それの家族が罹患したらしいとかそんなヒソヒソ話ばかり聞こえてくる。
本当に、なんて世の中だ…!と思ってしまう。

先週末から下の子が風邪をひいている。
鼻詰まりと咳と。
熱はときどき。
微熱。
保育所の先生たちが頻回に熱を測っては、ちょっと長引いてますよねと言う。
その話を私にする際、園長は私の斜め前方3メートル先にいた。
医療従事者である私は完全にコロナ罹患を疑われてしまっている。
なんとしても濃厚接触するまいという気概がひしひしと伝わってきて、心の中で苦笑いしてしまった。

早生まれで産まれた下の子は身体が小さくて、風邪をひいたら大体一週間はグズグズと引きずる。
うちの子に限らず子どもというものは本来、そんなふうに何度も風邪をひいては病原体に打ち勝つ過程を経て強く成長するものだと思うのだけど、今は"三日以内に治らないといけない"圧を感じる。
長引くのがコロナの特徴でもあるから。

個人的にコロナの一番の犠牲者は、瞬く間に過ぎ去る幼少期を今まさに生きる子どもたちだと思う。



最寄駅着がもうすぐ。
何はともあれ今日も自分のできることを粛々とやるのみ。
頑張ろう。

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土曜日のこと

今日は晴天。
昨日、一昨日と雨だった。

一昨日、外に出たくてウズウズしていた下の子を連れて雨の中を少し歩いた。
お気に入りのカエルの絵がついた緑のカッパを着て、手には小さな青い傘。
長靴を履かせたかったけど、まだ大きくて。
足元はそのままいつもの靴で。

小雨だから大丈夫だろうと思っていたら少し降り出してきて、もう帰ろうと促すも、雨の中を小躍りしている小さな子には届かない。
水溜りの中をジャポン!ジャポン!!
波をたててジャバジャバジャバ…
何往復も何往復も、飛び跳ねては転んで。
そんなのお構い無しで雨を満喫する緑色の小人さん。
青い傘はかろうじて手に持ってたけどほとんど用をなしてなかった。

絞れるくらい靴もズボンもびしょ濡れで、帰ってからはすべて洗濯。
泥だらけの靴もゴシゴシ洗った。

そんなこんなをしていたら夕方になっていて、お腹を空かせた子どもたちにカレーを差し出し食べさせて、急いでお風呂に入れたらもう夜だった。

そうして気づけば私も眠ってしまっていた。




そんななにげないいつもの土曜日のはなし。





今思っていたこと。

新年度だからというでもないのだけど、少し考えていた。
これからは誰に忖度するでもなく、そのときの自分の気持ちの赴くまま、本当に自分が好きで心安らかにいられるものにだけ触れていようと。
まぁ普通はこんなの言うまでもなく、本来そうあるべきことなんやと思うのだけど。


ツイキャスとかも好きなものだけ、SNSやブログ系も然り。
自然体でゆるりといられたらなぁと思っている。

(そういえば某ツイキャスと某ブログで書かれてた"痛い"話、笑った。)


人って、年齢や性別や社会的な地位や所属する団体諸々、ホントたくさんの属性を重ね合わせながら存在してると思うのだけど。
人が亡くなる時ってね、それが一つ一つ無くなっていくというか、薄れていくというか。
生まれたばかりの人が、ただ"赤ちゃん"とだけ呼ばれていたときに戻っていくような、そんな感じがあって。
私はそういう、人生の終末期の人のそばにいて思うのだけど、すごくピュアな姿になっていくというか。
言葉は無くとも、触れたときの触感や温もりや、眼差しや、そんなものでちゃんとわかりあえていた頃に戻っていくような感じがしていて。

もちろんそれはある意味、"喪失"ともいえるのだけど、なんか、"戻る"とか"帰る"みたいな感じがよりしっくり来る気がしている。

うん。

そんなことをなんか今ふと思ったから書いてみた。



子どもたちが最近よく喧嘩するようになっていて、二人ともよく喋るからてんやわんわで。

少し音楽でも聴いて早めに今日は寝ようかな。



心の洗濯

もう…私を泣かさないでいただきたい。
もうホンットにもう……
大概いい大人なんです、私だって。
なのに……
泣いた!

つい先日まで高校生だった女の子たちの演劇作品を観たんです。
お話をつくったのも同じく18歳の女の子で。

あらすじだけ辿れば、ある意味形は違えどどこにでも起こりうる出来事が展開されてて、でも"どこにでもある"からこそ真に迫るというか刺さるというか。
何より彼女たちの姿、それがもうそのまま素晴らしすぎて。

心の隅から隅まで洗濯されるみたいな。
真っ白に戻るみたいな、そんな感覚がした。


最後にサラッと出てきた顧問の先生も素敵だったな。

笑。

彼女たちの前に上演された作品もおもしろかった。
笑った。
(大きい女の人の存在感と圧がすごい。笑)



外は雨。
はぁ…。しばらく余韻に浸ろう。

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