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手をつなぐ

日々のこと、好きなもののことなどツラツラ書きます。

カテゴリー「ことば」の記事一覧

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日常の感情のかけら

しばらく空いてしまった。
この前ボーッとしてたときにこんな言葉が浮かんだ。
なんとなく。
それをここに。



「おわり」


おわり
おわりはすぐそこに
そこはすぐそこに
覗きみればそこに

そこの浅さに目をくれず
気づかぬふりで溜めた水は
すぐに溢れ出して

溢れても溢れてもそこに気づかず
溢れるばかりの水を溜める

その水を止めたときが
おわり

とめどない感情も実体のない思いも
溢れ出て
溢れ出て

溢れ出た水はすくえない
そこの浅いバケツも変えられない

そこに気づいてしまった
だからもう
おわり


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詩のようなもの

なにげなく書いてみた。
詩というのは何か思いを寄せる対象があって、そこに向かう心情とか心の揺れ動きなんかを書くと良いのかもしれない。
ずっとよくわからなかったのだけど、もしかしたらこれから詩を書くことができるようになる、かも。




『すべて儚いもの』


たまに勘違いされる。
私には何でも言っていいし何でもしていいと。
実際に、いいよいいよと気にしない。
頭の中から忘れ去ることもできる。
でもいつもその瞬間は
人並みに悲しんだり傷ついた気持ちになってたりする。

社会規範や秩序を守ることの大切さは理解しているし、世の中のルール的に何がいけないことなのかもわかっている。
その上で
自分の中の矛盾に葛藤したりもしている。
でもそんなこと、当然でしょ。
いちいち今私は葛藤してます、怖いです、混乱してますなんて言わないよ。
そんなのは当然にある感情だから。

生きてて一番悲しいことは
自分を信じてもらえないことだと知った。

大した価値もないようなちっぽけな人間だけど、人を信じる勇気だけはある。
そうやって信じて裏切られることもあるけど。
でも
何かに期待するということが年を追うごとにできなくなって。
期待はいつも失望を連れてくるから。

いくら言葉を重ねても、目に見えないそれはいとも簡単に消え去って。
最初から何も無かったみたいに。

実体の無いつながりに何の意味があるのだろう。
わからない。

こんな詩のようなつぶやきもまた、
瞬きとともに消えてしまうのかも。






無題

どこかで見つけたことば。
ちょうど今ジョンを聴いているから。
なにげなく。

・・

ジョンを聴きながら

自分を見守ってくれる人がいるということ
なんでもない会話に笑い合えて 優しい風が吹くような
そんな時間があること

困ったとき 気づけばそっと近くにいて
助けてくれる
疲れた顔をしているだけで 何も言わずにそこにきて
私の好きなやり方 優しい時間
平和で 温かい

現実を見ると苦しくて
自分の心の乏しさと それをわかった上で やはり受け入れがたい現実の中

 
一人でいるのは怖くて いつも助けを求めてる
いつからこんなに臆病になったのか もとの自分がこれなのか
弱さにふとした時負けそうになって
優しさを欲してしまう
欲張りで過大な自意識 間違いなく

どうしようもない
それでも 
そんな自分を愛さねばと

ジョンを聴く

Motherが流れてる

久しぶりに。

最近いいなと思ったことば。


 ねがひ

 人と人とのあひだを
 美しくみよう
 わたしと人とのあひだを美しくみよう
 つかれてはならない
                   八木重吉




日々、いろんなことがあり、現実が刺激的すぎて。
何も書かなくても、私は元気です。
むしろ書かない方が健全なのかも、と思ったりもする。

・・

 …もとより私たちは留まることのない旅人に過ぎない。
 所詮は通り過ぎていくことしかできない風景や街並みだが、それでも、
 あるいはそれだからこそ、家々の窓や扉から垣間見える明かり、
 ろうそくの炎のように煌めく光は、私たちの心と温かく感応する。
 不思議な憧れが共鳴する。
 旅とは、自分自身と対話することなのだとつくづく思い知る。

             『北への扉 ヘルシンキ』より



最近は、ずっとこんな気分。
毎日、毎秒、違う風景を見ている感じ。
そこに息づく一瞬一瞬と感応しながら。

新しい本を開いて、紙の匂いをくんくんと嗅いでみる。
強く吸い込んだら懐かしさが込み上げてくるのはなぜかな。
部屋の隅っこで本ばかり読んでいたあの頃。
いつのまにかこんなに大きくなってしまった。

大きくなって、また小さくなる。
そして消えていく。

できるだけ、幸せでありたい。
そして懐かしさの中で消えていけたら。
  
旅の終わりはきっとまだ先。
その日まで、不思議な憧れと、美しさと共に。


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