手をつなぐ
日々のこと、好きなもののことなどツラツラ書きます。
- 2010.12.27
クリスマス会の写真2
- 2010.12.26
クリスマス会の写真1
- 2010.12.26
素敵!!エンドレス!!!
- 2010.12.25
私にとってのかかし荘
クリスマス会の写真2
ライブ!!
本場スペイン仕込みのまやちゃんのフラメンコ。
みんな見ながらホワ~ッてなってた。
華麗で風格があって・・・
私をスペインのカーニバル会場へ連れてってくれました☆
このとき、観客は奥の座敷と手前のリビングとに分かれて鑑賞。
総勢25人くらい。
続いてはギタリスト・りかちゃん。
ここからは演者は奥の畳の部屋、観客は真ん中の板の間へ移動。
(寒くないように板の間には大きなカーペットを敷いて、照明も落として
ちょっとライブっぽい雰囲気に。)
りかちゃんの演奏は、斉藤和義の「歩いて帰ろう」
うちの同居人の谷川さん、りかちゃんの演奏に泣きました☆笑
素朴で温かい感じやったなぁ☆(写真、暗くて申し訳ない・・・)
りかちゃん、まっぴー(ギター)、あかりさん(三線)でやった、夏川りみの「涙そうそう」。
3人の波長が合っててゆっくりした雰囲気で。
選曲もぴったりでした☆
しかし・・・灯油ストーブに畳っていいもんやなぁ。(シミジミ・・・)
続いては、ギタリスト・まっぴー。
曲はスタンド・バイ・ミー、エリック・クラプトンのTears In Heaven、
そして、カノン。
スタンド・バイ・ミーは私のリクエストに応えてやってくれた曲。
実は私、まっぴーの漂わせてる雰囲気もかなり好きなんです。
なんか優しい性格がにじみ出てると思いませんか??
演奏も性格そのままに優しい感じでした☆
この次はみどりんのフィンガー・パペット劇場・・・
なんですが。
実はこのパペット、みどりんの隣で私はサポートをしていたため、写真が無い。涙
誰か撮ってたら提供して~。
あ、かっさん!一眼レフのいいやつで撮ってたよね?たしか。是非!(めっちゃ私信)
とりあえず、以前掲載したやつを再掲しときます。
シュール!!
そしてそして、続いては、あかりさんの三線(さんしん)。
沖縄の伝統的な楽器、三線。
あかりさんは三線をやり始めて14年。
たまにライブなんかもやってたりする。
あかりさんは、優しい。楽しい。機織りもできる!
最近、私の周りであかりさんファン増殖中☆
曲目は、「生活の柄」、「豊年の唄」、「満月の夕」。
どの曲も素敵やった☆
中でも、歌詞飛んじゃった!と言って、一番の歌詞をハミングで歌った、
ソウルフラワーユニオンの「満月の夕」はあかりさんワールド全開やったなぁ。
(写真、これまた暗くて申し訳ない><)
そしてそして、広田さん!
あの、始まる瞬間のみんなの前のめりな熱気!!
伝えられないのがもどかしい~><
音が鳴った瞬間、(うぉぉぉぉおおおお~・・・)みたいな。笑
洋楽のカバー2曲と、オリジナル3曲をやってくれた☆
広田さん、かかしに来る前に歯医者に行ってて、
麻酔がイマイチ抜けきってなかったらしく、1曲目終わったあと、
「今歌って顔の皮がやっと伸びてきました」みたいなこと言ってた。笑
なんか色々お話してたこと全部おもしろかったです☆笑
クリスマス会の写真1
一夜明けた今日は、口を開くのも億劫やったんやけども、
元気なみどりんが早速うちにやってきて、精算&反省会を。
ねぇねぇ、私ら、どんだけストイックなんよ!?
てか、みどりんってば、なんであんなタフなんだ。
気づけば、次にすることの打ち合わせまでしちゃってたよ!!
・・でも、今はまだ、とりあえず昨日の余韻に浸らせてください。笑
というわけで、昨日の写真を。
(もぎー、転載ごめんね。うまく撮れてたから・・・。もし何か不都合あれば連絡ください!)
入口、受付~。みどりんが装飾してくれた☆(この足、誰やろ?)
台所~。
このあと、テーブルにはチキンやら餃子やら手作りシフォンケーキやら
わらび餅やらがところ狭しと並んだ。
上の写真たちが今回の私の展示。
下のレポートははなの近況を知らせる『はなだより』
大絶賛された作品。笑
「もぎは 今日も もぎ。」
天才・midの作品たち☆
飾り付けもいっぱいしたよ☆
素敵!!エンドレス!!!
クリスマス会。
・・
今、結構ふらふらでうまく書けるかわからないけど、
でも早く書きたくて。
夜のライブ。
みんな一生懸命やってくれた。
観に来てくれた人たちもみんな温かかった。
外は粉雪が降るほど寒かったというのに。
「本当に本当にほんとーーーーうに良かった!!!!」
元・かかし荘住人のもぎーの言葉。
「もうめっちゃくちゃ楽しかったです!!!最高でした!!!!!」
フラメンコ踊ってくれたまやちゃんの言葉。
帰り際、まやちゃんはまた会いたいって言ってくれた。
これから仲良くしましょうって言ってくれた。
みんないい顔をしてた。
すんごい笑ってた。
爆笑してた。
いっぱい食べてた。
歌ってた。
踊ってた。
こんな素敵な夜。
素敵すぎるクリスマス。
かかし荘に、あったよ。
シチューを温めてくれた人、自主的に皿洗いをしてくれた人、
ゴミを拾って捨ててくれた人、差し入れを買ってきてくれた人、
おもしろい話で笑わせてくれた人、
ほんわか場を和ませてくれた人、
情熱的に踊ってくれた人、
優しい音を鳴らしてくれた人、
そして、素晴らしい歌を聴かせてくれた人。
みんなみんなありがとう。
やって良かった。
やれて良かった。
心からそう思います。
広田勝紀さんのこと。
広田さんはかかし荘にこれまで来たことがなくて、
私とみどりんのこともそんなに知らない。
でも、来てくれた。
それも最初から参加してくれて、手土産まで持ってきてくれて、
終わったあとにはみんなに交じって楽しんでもくれた。
みんな、広田さんの歌に、ギターに、ハーモニカに、感動してた。
そしてその人柄にも。
「歌声に聴き惚れた~!」
「めちゃくちゃ気さくでいい人やなぁ!」
口々に言ってた。
CDにサインしてもらいながら、みんなニコニコしてて。
嬉しい!って顔してた。
これは本当にそう思ったから言うんやけれども、
広田さん、今まで私が観たライブの中で、今日が一番カッコ良かった。
・・本当に。(甚だおこがましい発言やとわかってて言っちゃう)
もうね、めっちゃカッコ良かった!
めーーっちゃカッコ良かった!!
めーーーーっちゃカッコ良かった!!!
カッコ良かったのエンドレス!!!
かかし荘で歌ってくれたこと、本当に本当に嬉しかった。
みどりん、嬉しすぎて泣いたしね。笑
なんかもう、私もこの部分の感情については
うまく言葉にできない。
・・
こんな素敵な一日があるなんて。
素敵なかかし。
ありがとう。
私にとってのかかし荘
私は・・・ふっ・・・
とうとう・・・
病院へ。
体調がどうにもこうにも戻ってこず、お医者さんにかかりました。
イヴに、初診。
ま、でも、そんなもんですよね?24日なんてのは。笑
何を食べてもお腹が痛い。
市販の薬が効かない。
でも私、病院が嫌いで。
なんとか自力で治そうとウダウダしていたら
体重が短期間で2~3㎏あれよあれよと落ちてしまい、
これはさすがにヤバイなと。
で、観念して行ってきました。
あー・・・凹
ちなみに医者からは、「何か最近大きなストレス抱えてませんか?」とか
言われてしまった。
原因がようわからんらしい。
でもま、強力な薬のおかげか、だいぶ良くなってきたのでもう平気ですが。
病は気から~。
と、そんなこんなですが、明日!!
いよいよ、かかしのクリスマス会です。
今回、実は言い出しっぺは何を隠そう、この私なのです。
私の思いつきを理解し、「やろう!」と強い力で後押ししてくれたのがみどりん、
そしてはなの介護者、あかりさん。
手伝ってくれたまっぴーと大輔もありがとう。
あと、明日手伝ってくれる人たち、
どうぞよろしくお願いします。
今回、クリスマス会を企画したことには理由があり・・・。
実は、かかし荘は今、はなが住んでいるだけで、それも豊中市にあるマンションとを
行ったりきたりしながらの生活で。
・・かつて、かかし荘にはいつもたくさんの人がいた。
住人だけでなく。
でも今はいない。
もちろん、状況や環境が変わっていくのは当たり前のことやし、
変わらないとつまらないとも思う。
だから今のかかし荘の状況が悪いとかいいとかそういうのはないと私は思っている。
ただ、一方で、あの日々があったこと、あの場所があったこと、そして今もあること、
忘れたくない。
私はそう思うから。
だからクリスマス会したいなぁって、そう思った。
以下、明日、写真と一緒にかかし荘の壁に掲示する予定の文です。
長くなるけど、良かったら読んでみてください。
~私にとってのかかし~
今、かかしに住んでいるのは、はな。
そのはなも、もう一つの住居である桃山台のマンションに泊まることの方が
最近はめっきり多くなっていて、あんなに騒がしかったかかし荘の姿は、
今はもう、無い。
私とはなが出会ったのは今から6年前の冬。
あのとき、はなはまだ高校生で、大国町の、とあるグループホームで暮らしていた。
グループホームの入口は節電のために電気が消されていて、夜は真っ暗で怖かった。
入口奥のエレベーターの光だけが頼り。
恐る恐るエレベーターに乗り込んだら、5階へ。
はなの部屋はそこにあった。
私の記憶の中のあの場所は、なんだかとても寒かったような気がする。
トイレに行って帰ってきたら、足の指先がガチガチになってしまっていた。
はなが桃谷の家に引っ越したとき、あの家の小さな部屋はあったかかった。
いつもベルも鳴らさず入っていって、はなの布団に潜り込み、一緒にダラダラした。
狭くてボロボロで、いつ来るかわからない地震に怯えてしまうような家だったけど、
足の指先がガチガチになることはなかった。
はなが「かかし荘」の管理人になったとき、私は相変わらずベルを鳴らさなかった。
あるとき注意された。
そこは、はなだけの家ではなかったから。
それからは、ベルを鳴らすようになった。
はなと同じ年頃の、かかし荘の住人たち。
私の友人でもある、住人たち。
そして、住人の友人たち、私の友人、ヘルパーさんの友人、今日出会ったばかりの人、
なんとなく来てみちゃった人・・・
いつもいろんな人が集まり、共に食卓を囲んだ。
食べたくなかったら食べなくて良くて、話も聞きたくなかったら聞かなくていい。
でもそれは”ルール”というような堅苦しいものではなくて、なんか"そういうもの"だった。
あるがままに居たらそれでいいし、それ以外に何があるの?
そんな感じ。
私は、かかし荘の、そんな適当さやいい加減さが大好きだった。
今までにはなが住んできた場所の中で、一番楽しいし温かい。
そう思った。
・・
かかし荘のクリスマス会にあたって、いくつか言葉を寄せた。
適当で、バラバラで、でも傍に居る。
笑い声が聞こえてくる。
みんなの吐く息を吸って、
かかしが呼吸を始める。
あくまで居住空間でありながら、
人と人との交流拠点にもなってきた「かかし荘」。
たくさんの出会いを生み出したこの場に
また温かい息を吹き込みたい。
新たな出会いとつながりを、再び。
・・
実は私は、”過ぎ去りし時”を感傷的に振り返るのは面倒くさくて苦手だ。
だって、じっとしてても、今日という日は終わって明日がやって来る。
たとえ何もしなくても、歳をとっていく。
仮にそれがつらくても、悲しくても、それに向かっていくしかないから。
でも、つい、かかし荘という場所のこと、あの日々のことを振り返ってみてしまった。
楽しかったなぁ。
またやりたいなぁ。
そんな思いがよぎった。
クリスマス会、やりたいなって思った。
人が居ても居なくても、かかし荘の柱は古びていく。
壁はボロボロになり、畳は朽ちていく。
でも、それは時を刻んだ証なんじゃないのか。
家は人に住んでもらってこそ幸せだなんて、家に対して失礼な気がする。
だからそんなことは言わない。
かかしは今日も明日もかかしのまま、今日が終われば明日、
明日が終わればあさってを生きていく。
そんなかかし荘に、ありがとう。
柱の一つ一つに、畳の一枚一枚に、ボロボロ落ちてくる土壁に、ありがとう。
この場があったから出会えたもの、人。
ここで過ごした時間は幻じゃない。
事実なんだ。
今日の次は明日、明日の次はあさって。
離れても通り過ぎても
その事実は変わらない。
2010.12.25 ひすん