手をつなぐ
日々のこと、好きなもののことなどツラツラ書きます。
天才的な
- 2010/09/11 (Sat)
- 私のこと |
- CM(1) |
- Edit |
- ▲Top
ふいにジョン・レノンのHappy Christmasを聴きたくなって
聴いていた。
私は冬生まれやからか、冬の雰囲気がやっぱり好きなのかもしれない。
というか、ジョンレノンが好きなんやな。
ビートルズよりもジョンのソロが好きだ。
ちなみに一番好きなのはIsolation
私の中でずっと変わらず不動の1位の曲だ。
・・
今日(金曜)は実家に帰っていた。
久しぶりに母と会ったらだいぶスネていた。
なんでもっと頻繁に帰ってこないんだと。
責められた。
寂しがりやなのだ。
父があまり家にいなかったので、幼少の頃から
いつも週末は母と二人で深夜までテレビを見ていた。
思うに、母の中で私という存在は
昔から“子ども“という風ではなかった。
友人というか・・・うーん。
最近はどうも、「姉」として認識されているらしい。(どういうことだ、まったく。笑)
母とともにテレビの前に座り、
どっろどろの不倫のドラマやら
土曜11時からの「ねるとん紅鯨団」なんかを当たり前に観て育った。
たまに、母の飲む缶チューハイをチビチビもらって飲んだりもしながら。
ある意味、うちの母は子育ての天才なのかもしれない。
母のヨーグルトを誤って食べて激怒されることはあっても、
「勉強しなさい」と言われたことは一度もない。
センター試験の2日目の朝、
寝ぼけ眼で、「あんた、どこ行くん?」と言ってのけた人だ。
最近になって、私の勤め先の名称を
とんでもなく勘違いしていることが判明したりとか。
勤めてもう5年目なのに・・・。
でも、そんな母にこの子ありなんやろう。きっと。
チャゲアスが好きやったりとか、大相撲に傾倒したりとか
私はたぶん変な子どもやった。
(ダウンタウンの『四時ですよーだ』もかなり好きで欠かさず観ていた。)
小学校低学年の頃、全然誰とも喋らなくて
授業中はただボンヤリ座っていただけやったらしい。
大学生になってから、当時の担任の先生に
偶然再会したことがあったんやけど、私が大学に行っていると言ったら
その先生涙ぐんで、「本当に良かった・・・良かった」って言ってて。
・・当時、私の行く末を相当心配していたらしい。
ちなみに、母はというと、私の記憶する限りでは、
周囲のそんな心配をよそに、私とねるとん紅鯨団を楽しく観ていた。
・・
大人になってみて気づくけど、
変な子どもを変なままに育てるというのはなかなかすごいことだ。
私はそのことについて、母にはすごく感謝している。
母らしくないうちの母は
とにかく自分の人生を精一杯生きている。
母の人生は私のために存在しているわけではない。
これは今までも、きっとこれからも変わらぬ明確な事実で、
本当に素晴らしいことやなと思う。
「私は私の人生、あんたはあんたの人生」。
私も子どもを育てる日が来たらこれを口癖にしようかと思っている。
・・
これから、思い出したことはなるべくそのときに書き記すことにしようと思う。
とある旅先の風景。
こんなところを歩いた
木々が美しかった
- << 勘を鍛える
- | HOME |
- 人生の先輩の話 >>
この記事へのコメント
ジバゴ
革命前後のロシアを舞台とした美しくも哀しいジバゴとラーラの物語。
木々が美しい雪道の写真みて、その映画を思いだした。
おれは、季節は夏が大好きだけど、寒いのもそんなに悪くない。
ドクトルジバゴのことを思うとき、
そんなやけっぱち的な底力がからだの内側からみなぎってくる。
写真の中央に見える黒い男性はジバゴに違いない!
ブログ本文の感想もあるんだけど、
今日は写真見て思ったこと書いた。