手をつなぐ
日々のこと、好きなもののことなどツラツラ書きます。
家族
- 2010/11/28 (Sun)
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久しぶりに実家で「サザエさん」を見た。
サザエさんって、結構真剣に家事やってるんやね。
晩ご飯の献立考えるだけで1話使ってたもん。
カツオに相談して、お父さんに相談して、わかめとたらちゃんにも相談して・・・。
カレーにするか、シチューにするか、コロッケか、天ぷらか、それとも・・・。
結局、オムライスになったんやけどね。
見ながら、うちのかつての食卓を思い出した。
うちは父が出張で不在のときが多かったんやけど、
父不在のときの晩ご飯が今思えばちょっとおもしろくて。
冷凍グラタン、王将の餃子、キムチ、うどん。
キムチはともかく、うどんのおかずにグラタンってどうよ?
母は、「あんたら、こういうのを"和洋折衷"って言うんやで」と、
なぜかちょっと得意げやったんやけども。
ま、娘3人、一切文句言わずに食べてましたが。
でも今思うと、ちょっと・・・ねぇ?笑
いや、全然いいんやけども。
父と母はさっき誰かと会うと言って出かけて、今家には私一人。
出かけ間際に父が映画をすすめてきた。
『サマーウォーズ』っていうアニメ。
父いわく、あなどれない映画らしい。(何がどうあなどれないのかは今のとこ不明。)
うちの父は夜中によく映画を観ている。
深夜にやってるB級サスペンスものとか。
サスペンス、アクションを好んで観てて、たまにアニメ。
以前、ハリーポッターにハマり、3日に渡ってハリーポッターの話を聞かされたことがある。
結構ミーハーなところがあって、新しい物好き。
頻出スポットはコーナン。
それが父。
・・
春に、上の妹が結婚する。
結婚となると、あれやこれやとまぁ・・色々出てくる。
妹は私と全然違う性格をしていて、いいなと思う人のタイプも違う。
だから正直、私は妹の旦那さんについて、
ちょっと色々思うところもあるっちゃある。
もうちょっと妹の立場で考えてみてよ、とか。(あくまで姉目線でやけども)
妹にもつい色々言いたくなってしまって実際色々言っちゃうんやけども、
そんなとき、父は必ず妹の味方だ。
本人がいいと思って結婚するんやから、と。
あんまり言うな、と私の方がたしなめられる。
妹と父は頑固なところがそっくりで、昔はしょっちゅうケンカしていた。
でも、なんだかんだで妹のことを一番心配しているのは、
間違いなく、父だ。
それでいて、父がこの世で最も恐れていることは
娘に嫌われることなのだ。
私はそれを知っている。
・・
さっきふいに火傷した左手の人差し指がジンジンする。
そして少し肌寒い。
生姜湯を入れて飲もう。
それからあなどれない映画の続きを観ることにしよう。
天才的な
- 2010/09/11 (Sat)
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ふいにジョン・レノンのHappy Christmasを聴きたくなって
聴いていた。
私は冬生まれやからか、冬の雰囲気がやっぱり好きなのかもしれない。
というか、ジョンレノンが好きなんやな。
ビートルズよりもジョンのソロが好きだ。
ちなみに一番好きなのはIsolation
私の中でずっと変わらず不動の1位の曲だ。
・・
今日(金曜)は実家に帰っていた。
久しぶりに母と会ったらだいぶスネていた。
なんでもっと頻繁に帰ってこないんだと。
責められた。
寂しがりやなのだ。
父があまり家にいなかったので、幼少の頃から
いつも週末は母と二人で深夜までテレビを見ていた。
思うに、母の中で私という存在は
昔から“子ども“という風ではなかった。
友人というか・・・うーん。
最近はどうも、「姉」として認識されているらしい。(どういうことだ、まったく。笑)
母とともにテレビの前に座り、
どっろどろの不倫のドラマやら
土曜11時からの「ねるとん紅鯨団」なんかを当たり前に観て育った。
たまに、母の飲む缶チューハイをチビチビもらって飲んだりもしながら。
ある意味、うちの母は子育ての天才なのかもしれない。
母のヨーグルトを誤って食べて激怒されることはあっても、
「勉強しなさい」と言われたことは一度もない。
センター試験の2日目の朝、
寝ぼけ眼で、「あんた、どこ行くん?」と言ってのけた人だ。
最近になって、私の勤め先の名称を
とんでもなく勘違いしていることが判明したりとか。
勤めてもう5年目なのに・・・。
でも、そんな母にこの子ありなんやろう。きっと。
チャゲアスが好きやったりとか、大相撲に傾倒したりとか
私はたぶん変な子どもやった。
(ダウンタウンの『四時ですよーだ』もかなり好きで欠かさず観ていた。)
小学校低学年の頃、全然誰とも喋らなくて
授業中はただボンヤリ座っていただけやったらしい。
大学生になってから、当時の担任の先生に
偶然再会したことがあったんやけど、私が大学に行っていると言ったら
その先生涙ぐんで、「本当に良かった・・・良かった」って言ってて。
・・当時、私の行く末を相当心配していたらしい。
ちなみに、母はというと、私の記憶する限りでは、
周囲のそんな心配をよそに、私とねるとん紅鯨団を楽しく観ていた。
・・
大人になってみて気づくけど、
変な子どもを変なままに育てるというのはなかなかすごいことだ。
私はそのことについて、母にはすごく感謝している。
母らしくないうちの母は
とにかく自分の人生を精一杯生きている。
母の人生は私のために存在しているわけではない。
これは今までも、きっとこれからも変わらぬ明確な事実で、
本当に素晴らしいことやなと思う。
「私は私の人生、あんたはあんたの人生」。
私も子どもを育てる日が来たらこれを口癖にしようかと思っている。
・・
これから、思い出したことはなるべくそのときに書き記すことにしようと思う。
とある旅先の風景。
こんなところを歩いた
木々が美しかった
家族たるもの
なのに実家に帰ったら母がいない。
友だちと東京に遊びに行ったらしい。
帰りは水曜の夜11時だと聞かされた。
・・よくあること。
母はいなかったけど妹たちがいた。
父も。
父がグラスに氷を入れて赤ワインを注いでくれた。
氷入りワイン。
父いわく、このワインは氷を一個入れて飲むのがベストなんだと。
1+1は2であると同じくらいの確信を持って勧めるので
何も言わずに飲んだ。
氷は無い方がいいやろうと思った。
飲んでみた実感として。
でも言わなかった。
その後、父が映画を勧めてきた。
『フライトプラン』という映画。
ものすごくおもしろいから必ず観るようにと。
正直今日は映画を観る気分じゃなかったけど、
後日感想発表会をすると言うので観た。
これはおもしろかった。
聡明で綺麗な女の人が、追い込まれながらも最後は勝つ映画。
父のいかにも好きそうな・・・。
うちの父、綺麗で賢い女の人が大好きやから。
チャングムとか。
父はこだわりの強い人で、数々の変なルールを作り出す。
感想発表会とかもそう。
後日本当にやる。
映画を観た感想を家族が一人ずつ話していって、
最後は父が映画の見所やおもしろみを解説する。
お正月には新年の抱負を語る会があり、
旅行の前には事前ミーティングをする。
ミーティングではどこをどう旅するのかを検討し、
地図を見る係、写真係、お店を手配する係なんかを決める。
お客さんを家に招いた日には演奏会を開いたり、
祖父母の誕生日には歌を歌ったりしてきた。
もちろん、こういうのは母も一緒にやる。
母はタンバリンを叩いたりとか、色々。
夕食のとき、一日に起こった良い出来事を話すというのが
ルールのときもあった。
私が中学生くらいのとき。
各自話していく。
「今日は数学の試験で95点を取りました」とか
「体育で跳び箱が飛べました」とか。
大していいことが無くてもひねりださなければならず、
イライラしてる日なんかははっきり言って苦痛でしかなかった。
けど、どんなときでも「ありません」はダメで、
何でもいいからとにかく言わなければならない。
それがルール。
もちろん母も話す。
「今日はネギが安かったです!」とか。
私はこういうのを当たり前に受け入れながら育った。
正直、父のこだわりについてだけでも書き出したら
かなりの量になるな・・・。
今書いたのはほんの一部で、まだまだ不可思議なこだわりが
多々あるんやけども。
でもカテゴリーに「父のこと」は作りたくないしな・・・。
さすがに。w
・・なんだか連日しょーもないちわ話ですいません。
続く。(続くんかい)
変わってる
・・と、よく言われる。
結婚式の2次会で会った幼馴染(♀)と
そのことについて話してた。
彼女も変わってると言われるらしい。
自分のキャラを作ったりとかしてないからかな。
単に面倒くさいからなんやけども。
ふてぶてしく生きてる。
だからか、いろんな人にいろんなことを言われる。
しっかり者、適当、大胆、はっきりしてる、こだわらない、
几帳面、ゆるい、真面目、頑張り屋、脱力系、優しい、繊細、クール、
わかりにくい、つかみどころがない・・・。
別にどれでも良くて。
あなたの見ている私がそのまま私です。
幼馴染もそんな感じ。
で、まぁいっかと。
変わってるかもしれないけどって。
そんな結論。
シンプルなのは気持ちいい。
このブログを見ている人が見てる私はどんなやろう?
ちょっと聞いてみたい気がする。
今度良かったら教えてください。
この曲、大好き。
真心ブラザーズ/人間はもう終わりだ!
http://www.youtube.com/watch?v=wtRXLUJG08c