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手をつなぐ

日々のこと、好きなもののことなどツラツラ書きます。

カテゴリー「映画」の記事一覧

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アヒルの子

昨日はいつ眠りに落ちたのか記憶がない。
目が覚めたらものすごく寒くて
手足は冷え切ってて
電気もつけっぱで、もちろんパソコンもつけっぱで
ついでにコンタクトもつけっぱやった。
 
あーあ・・!!と思いながら目が覚めた。

なんでこんなことになったかって、泣き疲れたからだ。
私は昨日、あほみたいに泣いたんやった。 

・・

映画を観た。
十三の第七藝術劇場でやってた『アヒルの子』。
主人公が監督の映画。
つまり、自分が自分を撮った映画。
自分とその周りの人たちを撮った映画。
自分が辿ってきた歴史を撮った映画。

主人公のさやかは、とんでもなく繊細で、刹那的で、
なんだかとってもギリギリで、真っ直ぐで、いじらしくて・・・。
「どうしてそんな風に思いつめちゃうの?」とか
「物事を否定的に考えすぎだよ」とか、周りの人は彼女に言う。
私はいい子じゃないの!
積もりに積もった感情を親へぶつける瞬間、
彼女の足はガクガク震えていて、頬には大粒の涙が伝っていた。
そして手には包丁。
死にたいのよ!!
彼女の叫びに当惑した両親は彼女をひっぱたく。
「いくら親子でも許せないことがあるんだぞ!」
声を荒げるお父さん。
うろたえて泣き出すお母さん。

・・

痛いくらい気持ちがわかる。
いい子でいないとって気持ちもわかる。
いい子をやめたい気持ちもわかる。
わかりすぎて、痛い。
観ながらずっと私は
さやかのことを抱きしめたくて仕方がなかった。

わかってもらえない現実から逃げず
痛い痛いと叫びながら
ただ真っ直ぐに立ち向かっていく彼女。

「あんたみたいにかわいい子はいないわよ」
最後にお母さんが言ってくれた言葉。
(その言葉を待ってたの!!)
今度は安堵感で泣けた。



・・
とまぁ、あほみたいに泣ける映画でした。
終わってからみどりんに
「どんだけ泣いたんよ!?」って笑われた。笑
 
十三のナナゲイで明日まで。
もっとしたらいいのに。
いい映画です。 
 
 
十三第七藝術劇場
http://www.nanagei.com/
アヒルの子 

 
*今HP見たら、この冬に京都みなみ会館でも上映するみたい!
 
 
 5d981f6c.jpg



 
 






 

 
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はな!はな!はな!!

私のブログに度々登場している、はな。

はなの映画の上映会の輪が広がってきています。
私もそのすべては把握しきれてないんやけど、
はなの映画専門のブログが出来たのでここに紹介します☆
(詳しい上映情報はここを参照。)

映画「はながゆく。」ブログ
http://ameblo.jp/hanagayuku/


映画の主旨などはここを。
(私が以前書いた映画の紹介文です。)
5/31の日記「はながゆく。」
http://soratakakusora.blog.shinobi.jp/Entry/26/


あと・・・はなと私の関係についてはここを。
5/15の日記「清河への道~新井英一ライブ その1~」
http://soratakakusora.blog.shinobi.jp/Entry/13/

これ以外にもチラホラ書いてますが。とりあえず。



~近畿圏内である上映情報~

9月23日(木)13:30~
場所:ラポール枚方 3階 研修室1
参加費:500円(お茶代として)
主催:NPO法人 りりあん

10月26日(火)19:00~
場所:大阪ボランティア協会北区事務所
(北区北老人福祉センター・トモノス北3階)
主催:青山正さんを救援する関西市民の会

11月6日(土)14:00~16:00
場所:エトレ5Fすてっぷホール(阪急豊中駅すぐ)
主催:障害児・者の生活と進路を考える会


みなさん、是非☆
(ちなみに映画には私もちらっと出てたりします。笑)




あと、全然関係ないけど、さっきまで観てたライブ映像。

The Rolling Stones /  Gimme Shelter
http://www.youtube.com/watch?v=IUBEBYuMnYQ&feature=related

私は数あるストーンズの映像の中でも
このライブ映像(1969年 gimme shelter)がすごい好きで。
けど、ストーンズの映像は入れ替わりが激しいから、
毎回観たくなったときに探すのに一苦労。
で、さっきやっと見つけたので、無理矢理共有します。
せっかくやし。笑
・・ミックの動きが女性的でキレイ。
あと、照明の感じとか、ほかのメンバーの雰囲気も
なんか全部好き。




 

はながゆく。

ぼんやりしてました。
・・そんなのいつもじゃないのかと突っ込んだあなたは
さすが私との付き合いが長いですね。w

いや、しゃきっとしてるときもあるんですよ?
今日なんてさっきまで
はなの映画のマスコミ向けプレスリリース作ってたし
(私は校正担当ですが)。
 
そうそう、はなの映画が出来たんです。
で、その上映会を来る6月13日にやります!(詳細は下の方参照。)
 
 
なんと私は当日・・・

行けません!!凹
親戚の結婚式と見事に重なり・・・。涙

はな、本当にごめんね。
ということなので皆さん、良かったら
私の分も応援に行ってあげてください。(切にお願い)

実は映画自体は私はもう既に観たんやけども、
はなの日常を知らない人にこそたくさん観て欲しいなぁと思ったりもしています。
なので私の知り合いの皆さん、是非宣伝もあわせて何とぞ・・・。

そして知り合いじゃないけどこのブログを見てくれている
そこの奇特なあなた!
是非・・是非!!
これも何かの縁ですよ~☆
これを期に仲良くなりましょう。
私、あなたとは仲良くなれる気がしますw


映画のあとのリレートークも素敵な人たちが登壇される予定なので
きっといい話が聞けます!
行けば、ありのままのはなの姿、
共に生きる仲間の姿を感じられるはずです。
私も共に生きる仲間の一人ですが・・・。
はなとはなの周りのみんなが私は大好きなのです。^^ 
 

あと、私は行けないとは言ったものの、結婚式が終わり次第
向かうつもりでいるので何とか終わりまでには行けるかな、と。
 
 
なので片付け頑張ります。笑

 
もし映画のことで不明なことなどあれば何なりと聞いてください~☆


以下、プレスリリースより抜粋。

ドキュメンタリー映画「はながゆく。」完成試写会
~赤阪はな
 21歳。ただ今、就職活動中~

<趣旨>

 重度身体障害と知的障害の「重複障害者」である赤阪はなさんの2009年の夏を追った映画がついに完成しました(映画企画:財団法人石神紀念医学研究所精神保健福祉事業部)。

赤阪はなさんは表情や体をいっぱいに使ってコミュニケーションをとります。
車椅子でどこへでも行き、現在はシェアハウスの世話人をつとめ、大学に通いながら就職活動中です。
就職活動は多難を極め、これまでに受けた会社は
100社以上にのぼり、現在もなお職を求め活動中です。しかし、全てがうまくいかなかったわけではなく、高校や大学で講師を務めたり、保育園で保育補助を行ったりしてきました。

映画では彼女のこうした日々の生活を追いながら、彼女と出会った人びとが少しずつ変わっていく様や、共に生きるとは何かを考える様子が映し出されています。
 彼女が仲間と共に地域で支えあいながら生きる姿は、たくさんの人に気づきや発見をもたらすものです。是非とも多くの方に観ていただきたい映画です。
 当日は彼女を取り巻く人びとを集めたリレートークも行います。

日時:2010年6月13日(日)13:30~16:30

場所:ウェルおおさか5階大会議室(大阪市社会福祉研修・情報センター)

*JR今宮駅より徒歩10分。
 


※入場無料

 6cf30880.jpeg

























牛の鈴音

朝散歩をしたり、DVDを観たりするのが好き。
今朝もそんなことをしたい気分。
部屋の大きな窓を半分だけ開けてみる。
春の朝の空気。
馴れ馴れしく体にまとわりついてこなくて
かといってよそよそしくもない。
気持ちいい風。

・・

昨日は韓国映画『牛の鈴音』を観た。
場所は桃谷のタルマヂ。
焼肉亭高橋の3階に最近オープンした文化交流空間。
民俗的な家具が揃えられた空間でナツメ茶や柚子茶、
オミジャ茶を飲める。おいしいお饅頭なんかも。

座布団にペタンと座ってスクリーンを眺めた。

静かな映画。
畑仕事に精を出すハラボジ(おじいさん)とハルモニ(おばあさん)。
そして牛。
二人は牛と一緒に、昔ながらのやり方で米やコチュ(唐辛子)を
作っている。
農薬は使わない。
ときどき静寂を破るようにハルモニの愚痴が聞こえてくる。
「こんな男に嫁いだばっかりに私は一生苦労させられる!」
「お隣の畑の旦那はとっくに農薬を使って嫁に楽をさせている。
それなのに私は・・・」

でも絶対に譲らないハラボジ。
40年連れ添った老牛のことを
「わしにとっては人間より大切」と言う。

牛に並々ならぬ愛情を注ぐハラボジとそれに嫉妬するハルモニ。
その姿はなんだか愛しい。
 
都会に出てお盆だけ帰ってくる子どもたちは
そんなハラボジに、「もうこれ以上働かないで」
「牛はもう売ってしまって」と強く勧める。
「心配なの」と。

・・

老いるというのは失っていく過程なのかな。
得たものはいつか手放すときが来るけど
それだと老いは悲しいばかりになってしまう。
それとも、悲しみを受け入れるために老いるのかな。

私にはまだよくわからない。


 f5df7d0c.jpeg



 



何も語らないハラボジの眼差しが切なかった。






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