手をつなぐ
日々のこと、好きなもののことなどツラツラ書きます。
通じ合う瞬間
- 2012/02/27 (Mon)
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職場で5歳の子どもの保育を2時間ほど頼まれた。
上司が「ちょっと2時間ほど見てもらいたい子がおるんやけどいいかな?」って言ったとき、
私、思わず満面の笑みで「はい!!」って言ってしまって
ちょっと笑われた。
こうやってたまに、子どもの保育の依頼がある。
本来の仕事ではない仕事。
でも私が飛び上がって喜んじゃう仕事。笑
・・
預けられた子どもは「ゆーたん」という女の子やった。
遊戯室で二人、お人形遊び、お医者さんごっこ、電車ごっこ、マクドナルドやさん、
オセロ、人生ゲーム・・・と、おもちゃというおもちゃを全部取り出して遊んだ。
子どもと遊ぶとき、私は自分が大人であることを忘れそうになる瞬間がある。
何もないところから遊びを生み出しては、子どもと空想の世界で話をして笑う。
何やろう、あの感じ。
そこにあるおもちゃの"使い方”を無視して、自分と子どもとの合意で新しい遊びを作り出す。
それがたまらなく楽しい。
おままごとをしていたとき、ケーキのおもちゃがあったので、思わず、
「おねえちゃん、昨日な、誕生日やってん」と言ってみた。
そしたらゆーたんが「おねーちゃん、名前なんて言うの?」と聞くので
「ひすん」と答えたら、その後、おもむろに歌を歌いだした。
「ハッピバースデー ひーすーん
ハッピバースデー ひーすーん♪」
最後まで歌い終わり、私がパチパチパチー!!と手を叩いたら、
ゆーたんは満足げな笑みを浮かべて、「ろうそくの火消して!」と。
私がケーキの上に思いっきりふーっ!!と息を吹きかけ、
そのあと二人で目を合わせて、ふふふっと笑った。
あ、通じ合った、今、って思った。
そのあとはお互いに全く遠慮が無くなって、小さなボールをいくつも
めちゃくちゃに投げ合ったりして、もみくちゃになって遊んだ。
汗かいた。
寒い日やったのに。
・・
あっという間の2時間が終わり、上司とゆーたんのお母さんが遊戯室のドアを
バンっと開けたとき、部屋の中はおもちゃで足の踏みどころもない状態やった。
苦笑いする上司を目にした瞬間、我に返り、「す、すいません~~~・・・」って。
時、既に遅しやったけど・・・。
そんな私を横目に、ゆーたんは遊びを終えるのが名残惜しそうで、
私の傍でしばらくグズグズしていた。
段々イライラしてきたお母さんが「何?まだ遊びたいの!?」と言って、
やっと渋々動き出したゆーたん。
動き出してからは、私の方を振り返ることなく、さっとドアの外に出て行ってしまった。
お母さんが「こら!お姉ちゃんに遊んでもらったお礼言いなさい!」と言ったら
ちらっとこちらを振り返って、「ばいばーい」と。
その様子を見て、最初から2時間の付き合いやとわかってはいたのに、
やっぱり別れは寂しいなと思った。
手を振りながら、ついつい、「また遊ぼうね!」なんて言ってしまったり。
お互い、もう次は無いことがわかってるから寂しいのにね。
・・
そうそう、昨日、私、29歳になりました。
・・なっちゃいました。笑
「大台」とか「瀬戸際」とかやいのやいの言われるけど(笑)、
自由に私らしくいきたいな。
そう思います。

ゆーたんが歌ってくれたの、すごく嬉しかった。
上司が「ちょっと2時間ほど見てもらいたい子がおるんやけどいいかな?」って言ったとき、
私、思わず満面の笑みで「はい!!」って言ってしまって
ちょっと笑われた。
こうやってたまに、子どもの保育の依頼がある。
本来の仕事ではない仕事。
でも私が飛び上がって喜んじゃう仕事。笑
・・
預けられた子どもは「ゆーたん」という女の子やった。
遊戯室で二人、お人形遊び、お医者さんごっこ、電車ごっこ、マクドナルドやさん、
オセロ、人生ゲーム・・・と、おもちゃというおもちゃを全部取り出して遊んだ。
子どもと遊ぶとき、私は自分が大人であることを忘れそうになる瞬間がある。
何もないところから遊びを生み出しては、子どもと空想の世界で話をして笑う。
何やろう、あの感じ。
そこにあるおもちゃの"使い方”を無視して、自分と子どもとの合意で新しい遊びを作り出す。
それがたまらなく楽しい。
おままごとをしていたとき、ケーキのおもちゃがあったので、思わず、
「おねえちゃん、昨日な、誕生日やってん」と言ってみた。
そしたらゆーたんが「おねーちゃん、名前なんて言うの?」と聞くので
「ひすん」と答えたら、その後、おもむろに歌を歌いだした。
「ハッピバースデー ひーすーん
ハッピバースデー ひーすーん♪」
最後まで歌い終わり、私がパチパチパチー!!と手を叩いたら、
ゆーたんは満足げな笑みを浮かべて、「ろうそくの火消して!」と。
私がケーキの上に思いっきりふーっ!!と息を吹きかけ、
そのあと二人で目を合わせて、ふふふっと笑った。
あ、通じ合った、今、って思った。
そのあとはお互いに全く遠慮が無くなって、小さなボールをいくつも
めちゃくちゃに投げ合ったりして、もみくちゃになって遊んだ。
汗かいた。
寒い日やったのに。
・・
あっという間の2時間が終わり、上司とゆーたんのお母さんが遊戯室のドアを
バンっと開けたとき、部屋の中はおもちゃで足の踏みどころもない状態やった。
苦笑いする上司を目にした瞬間、我に返り、「す、すいません~~~・・・」って。
時、既に遅しやったけど・・・。
そんな私を横目に、ゆーたんは遊びを終えるのが名残惜しそうで、
私の傍でしばらくグズグズしていた。
段々イライラしてきたお母さんが「何?まだ遊びたいの!?」と言って、
やっと渋々動き出したゆーたん。
動き出してからは、私の方を振り返ることなく、さっとドアの外に出て行ってしまった。
お母さんが「こら!お姉ちゃんに遊んでもらったお礼言いなさい!」と言ったら
ちらっとこちらを振り返って、「ばいばーい」と。
その様子を見て、最初から2時間の付き合いやとわかってはいたのに、
やっぱり別れは寂しいなと思った。
手を振りながら、ついつい、「また遊ぼうね!」なんて言ってしまったり。
お互い、もう次は無いことがわかってるから寂しいのにね。
・・
そうそう、昨日、私、29歳になりました。
・・なっちゃいました。笑
「大台」とか「瀬戸際」とかやいのやいの言われるけど(笑)、
自由に私らしくいきたいな。
そう思います。
ゆーたんが歌ってくれたの、すごく嬉しかった。
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