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手をつなぐ

日々のこと、好きなもののことなどツラツラ書きます。

つぶやき。

テストが終わった。
一年間に実施されたペーパーテストの数、合計40科目。
前期に19科目、後期に21科目。
こんなにも大量のテストを受けるなんてことは、
後にも先にもたぶん、もうないと思う。

・・

ときどき、自分は男に生まれた方が良かったのかなと思うことがある。
もしくは自分に兄がいたら良かったのに、と。
最近、少し家庭の中で不穏な問題が起こっていて・・・。
そんなときいつも思う。
私は娘でしかなくて、どだい頑張っても息子の役割は担えないということ。
無理なのだ。
息子にはなれないし、息子にはかなわない。
それはたしかな事実だ。

幼いころ、私たち三姉妹を見て、「女の子3人ですか、残念でしたね」と、
父や母に声をかける人たちがいた。
そのとき、女の子というのは残念な存在なのだと知った。
昔の価値観だろ、と言われたらそれはそうで、
そもそも、女の子であることをアカの他人から同情される筋合いもないはずで。
でも、このとき投げかけられた”残念”という言葉は、ずっとその後もことあるごとに私の
心に響いては、反芻され続けている。

私の中で、”息子”も”娘”も関係無いと思っていても、
たとえば父や、たとえば母が、強固に”息子”と”娘”の役割の違いを意識していたら。
それをくつがえすのは無理だ。
長年をかけて蓄積され、構築された考えを変えるなんてことは
並大抵のことではないし、そんなことをしようとも思わない。
でも、だからこそときどき、父や母が不憫に思える。
父は二番目の妹が生まれたとき、三人目の子どもは必ず男の子がいいと言ったそうだ。
産み分けにも行こうとしていたらしい。
でも、生まれてきたのはまた妹で。
息子じゃなくてごめんなさい。
小さいころに感じた周りからの同情の眼差しを思い出しながら、時折そう思う。

私には反抗期が無かった。
親に反抗しなかった子どもは成長してからとんでもない反逆を起こすことがあるとかも
聞くけれど、今のところその気配もなく、もはやそんなことは起こらない気もする。
母はいつも、あんたはホンマに育てやすい子やった、と言う。
小さいころ、妹たちが親を奪い合っているとき、私は一人、部屋の片隅で本を読んでいた。
叱られたら同じことを繰り返さないように注意した。
どうしたらうまく要求が通るのか、言い回しを工夫したり、頃合いを見計らったりもした。
場が丸く収まるように、棘が立たないように、そうやってやってきた。

妹たちは思いっきり反抗期を迎えて、特に真ん中の子は大暴れして大変だった。
それを見ながら、内心は少し羨ましかった。
妹が家を出たときも羨ましくて仕方がなかった。
でもそんなことは言えず、意識しないようにした。
そうやってやってきた。
でも今は、その妹が一番冷静に事態を把握していて、
私は問題に目を向けるのがしんどくて、逃避気味だ。
もう少し自由にさせてほしい。
そう思ってしまっている。
もしかしたらこれは、遅れてきた反抗期の始まりなのかもしれない。

このところ、毎日夢をみる。
昔住んでた古い家の夢。
昔の家の夢を見るときは、少し気持ちが下がっているとき。
あまり良くないときだ。

・・

やめた。
こんなこと書いても何にもならないし。
それに、どんな人でもいろんな問題を少なからず抱えながら
それでも生きてるんやから。
私だけじゃない。
でも・・・書いたら少しすっきりした。


寝よう。



Billy Joel/Piano Man 
http://www.youtube.com/watch?v=gxEPV4kolz0


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