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手をつなぐ

日々のこと、好きなもののことなどツラツラ書きます。

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純粋なもの

今読み直すと、この前書いた記事、これ悪口かな。
はぁ…
普段、私、人のこんな細かいことはあんまり気にならないはずなのに、書いちゃってるってことはやっぱり相当相性が悪いんやと思う。苦笑



大人になると、物事に向かう時に打算が働きやすくなるものなのかなぁ。
殺伐とした気持ちになる時があって。
そんなこと言う私も、職場とかでは、ある程度相手を見ながら立ち振る舞ってるところがあるから人のことはあまり言えないんやろうけど。

こんな気分のときに、打算も何もない純粋な思いに触れると癒される。
子どもや、認知症で記憶ともにいろんな不純物も一緒に削ぎ落とされていった高齢者とか。
この先の未来が輝いて見える若者だとか。

ホント、癒される。
浄化される。
できたらこういうのだけ見ていたいと思うほどに。




この演奏してる彼もまだ23歳で(この動画の時は21歳とかかも)、この演奏にはすごくピュアなものを感じていいなと思う。
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お金とは

今のところこの世界はお金が支配しているから、お金と引き換えに労働力を提供したり、物を渡したりする。
でも、人によっては、お金と引き換えに自分の気持ちを渡すみたいなこともあるんやなぁ。
お金を出してくれたら特別に感謝してあげるみたいな。たとえば、手紙を書いてあげますとか。
金額の大小はそのままその人の気持ちの大小であるから、より大きな額を出してくれた人にこそ、より感謝すべきだと。
まぁ、そういう側面もあるのかもしれないけれど。
でも、人によっては気持ちがあってもお金は無いことだって多分にあって。
それの有る無しとその人の人間性や生き様とかは全然無関係だったりもするし。
なんかうまく言えないのだけど。
金額の大小によって渡す物の内容が変わるというのはわかる。
でも、感謝の気持ちの大きさが変わるのはなんか生々しいというかなんというか。
端的に言うと、なんかちょっと嫌やなって思った。笑


近所の米屋さんが軒先でたまに自家栽培の野菜を売っている。大抵、一かご100円とかで。
時々買うのだけど、税込み100円のやり取りの中に、「ここに少し傷あるけどええかなぁ?」とか「農薬使ってないから虫食いがあってねぇ」などの話があり、最後は笑顔で手渡してくれる。
私はそんなのがとても嬉しくて、なんとなくたった一枚の小銭を渡すことに少し気が引けてしまうのだけど、あちらはそんなこと何も思ってないのがまたすぐにわかってさらに嬉しくなる。
人の生きる世界でこういう部分が無くならないことを祈ってしまうほどに。




今日は晴れそうやな。
今から泥だらけの靴を洗って干そうと思う。

音楽

家から駅まで走った。
暑い…。

今日は3.11
東北の地震から十年。
自分自身は大して変わってないようなのに、月日はしっかり流れてて不思議。
関西でもそのうち大きな地震があるというし、できる限りの備えをしなくては。
心積りも。
あと、ひとまず今日をしっかり生きよう。
…まだ死なないからね。
笑。

いつも乗り換えで東梅田の駅に向かうのに、地下に降りて阪神電車と御堂筋線の交わるゴチャゴチャした空間を抜けたら、ホワイティうめだに入る。
すると、どこからともなく音楽が聴こえてくる。
大抵はピアノをメインとした曲で、おそらくは誰かの創作曲。
毎朝ほぼ同じ時間にそこを歩いているのに、聴こえてくる曲は毎日違う。
でも、どの曲も静かで穏やかで。
なんて曲かなとタイトルを知りたくなってしまうものもあったりする。
ちなみに、夕方には普通に流行の曲が流れているのでこれは朝だけなんやろう。

これから一日を始まる人たちの穏やかな日常を祈るかのような曲たち。
誰が選んでいるのかも知らないけれど、なにげない優しさに触れたようで少し嬉しくなる。

あ、もう着く。

今日も良い一日を!


着地点

今、患者さんがよく亡くなる病院で働いている。
自宅に帰ったり退院後に施設に入る人なんかも多少はいるけど、ガンの末期や他の病気の終末期の人が多い病院。
私の患者さんもよく亡くなる。

前にも書いた気がするけど…コロナ禍でもうずっとどの病院でも面会制限が続いている。
終末期の人のいる病院も同じく。
だから、職種的に私が患者さんらの最期の時間を一番長く過ごすなんてこともよくあって。
家族よりも誰よりも私が。

できるだけ安らかに、少しでも過ごしやすく。
そう思って関わってはいるけれど、臨終の場面ではいつも涙が溢れる。
ここにいるのが私でいいのかな。
そんなことを思ってしまっては落ち込む。

本当に、何人見送ってもそうなのだ。
割り切って、人はいつか死ぬんだから!なんてことはやっぱり思えずにいる。
関わりが深くなるほど別れが辛くなる。
段々、その日が近いことがわかってくるとどうにもやりきれない気持ちになったりもして。
家に帰ってもふとした瞬間に思い出しては悲しくなって涙が溢れたり。
ときどき、こういう人間は対人援助に適性がないんじゃないかと思ったりもする。

でも今日、状況は違えど同じような思いを持ってる人がいることを知って少しホッとした。
本当に人との関わりには悩みが尽きない。
でも、少しでもより良くやれるように、学んで考えてやっていこう。
そう思った。



心が今、すとんと着地して落ち着いてる。
思うに、自分の気持ちの居心地のいい場所というのがある気がして。
今はそんな感じ。
こんなことを話してるとき、すごく自然な自分がいるような。

安心する。



寝ます。

おやすみなさい。


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