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手をつなぐ

日々のこと、好きなもののことなどツラツラ書きます。

遠い過去の記憶から

ちょっとだけ、何をどう書けばいいのか悩んでしまった。
私のブログだし、好きに書けばいいのだけれど。



人との縁って不思議だなと思う。
私はなぜだか昔から、表に出て行くタイプの人と出会ってその人に引っ張り上げられることが多い。
一緒においで、こっちだよ、と手をひかれるような。

私自身はとても小さな存在だからよく迷うし間違える。
そんなとき、もしかしたらどこかで見ているご先祖が、私を救う力のある人を私にあてがってくれるのかなと思ったり。
勝手で都合のいい想像だけど。
でもそんな想像は少し楽しい。

例の祖父と同郷の患者さんね、息子さんが三人と娘が三人いて、息子の名前には全員「哲」の字がつくのだと教えてくれた。
なんでこの名前にしたんですか?と聞いたら、なんでかわからんわという返答やったけど。笑



遠い遠い過去から何かつながっていたのかな。
ふとそんなことを思ってみたりする。
もしそうやったら素敵やなと思ったり。
離れていてもなんとなくそばにいるような
そんな気持ちになれるから。



21分30秒くらいから25分くらいの
この旋律みたいな気持ち。
https://youtu.be/4TF2unP74tc




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あっという間でなにげない日々

唐突だけど。
異性(同性愛なら同性)の、好きな仕草や服装や…人によってあると思うのだけど。
所謂、何ちゃらフェチと言われる類のもの。
スーツ姿が好きとか、細く長い手が好きとか、低い声が好きとか…。
そういうの、私も実はあって。
私は…実は…
伏し目好き。
(今自分で言ってて何言ってるんやろうって思ったけど。笑)
テーブルに置かれたカップに目を落とす様子や、考えごとをしてうつむいてる様子がとても好き。
でも眉間に皺寄せたりしてたらちょっと残念で、本当にふわっとなにげなくうつむいた様子が。
本当にどうでもいいことやけどね。
女子高生みたいなこと言ってしまった感。
笑。



この前ここに書いた私の祖父と同郷の患者さんね、実はものすごい人生を歩まれてきた方だとわかってきて。
ここには詳しく書けないのが残念やけど、、、
80歳過ぎてて身体もたくさん不自由なんやけどそれでも目に力があってなんだかカッコいい。
若い頃はさぞかしモテただろうと思って聞いたら、奥さん四回変わったんだって。笑
いや、でもそれがすごいんじゃなくて(まあ四回の婚歴もすごいっちゃすごいけど)、こんな話病室で大声でしていいの?みたいな話がどんどん出てくる。
難聴があるからね、結構な大声で。笑
通りすがりの看護師さんたちが思わずギョッとして振り返るような話。
これ、言いたいなぁ。言えないけど…!
話を聞きながら、昔観た「風の市」というお芝居のことを思い出したりもした。

その方にね、人生ここまであっという間でした?って聞いたら、あっっっと言う間やった!って。
でね、あっという間の人生、自分のやりたいことやったほうがいいですかね?って聞いたら、そりゃそうや!と。
それがお金にならなくても?には、金にはならなあかん!ははは!って。
時代の荒波に翻弄されながらも、こんなもんに負けるかと自分の足で歩いてきた人は本当に強い。

毎日いろんなことがあって悩みもあるけど、いろんなことが色々おもしろくて楽しくて、自分はつくづくおめでたい人間やなぁと思う。
落ち込んでも、少しいいことがあったらまた持ち直して。
結局のところ単純ってことなのかな。
最近そんな気もしてきたな。




取るにたらない

実は…少しの間、
経緯は省略するけどここではない別のツールで少し書いていた。
けど、やめちゃった。
特に理由はないけど。
強いて言うなら、なんとなく疲れた。

このブログもそうだけど、正直自分では何もおもしろいとか特別な何かがあるとか全く思えなくて。
本当に取るに足りないものやなぁと思っている。
文才があるでなく、何か強いテーマがあるでもなく。
なのに見てくれてる人がいるというのが…嬉しいような…不思議。本当に。

さっき言った別の媒体でもね、本当にどうでもいいようなことばかり書いてたのになんか見てくれる人がいて。
唐突にこれで終わりますと書いた締めくくりの記事には過去最多のリアクションがあって。
びっくりしている。

ほら、今もどうでもいいこと書いてるでしょ。
これ、何が面白いん。笑
心底そう思う。
だってこれ私の心のつぶやきを文字化してるだけやもんね。
ということは心の動きに関心を持ってくれる人がいるということなのかな…。


最後に書いたのをちょっとこっちにも転記してみようかな。
終了記念に?笑
電車の中で10分ほどで書いたものだけど。
本当に、取るにたらないもの。



よく、つかみどころがないと言われてきた。
なにを考えてるのかわからん、とかも。
なので最近は自分像を少し確立して…こういう人だというキャラをわかりやすく見せる努力をしている。
その方が安心してもらえるから。
つかみどころがないって絶対褒め言葉じゃないしね。

でも、ここには何にも取り繕わずに思いついたことをつらつらと書き綴っているので、積み重なった記事たちを続けて見たら、私について、こいつはつかみどころがないとなってしまうのかもしれない。



かつて、執着心の無さについて指摘されたこともある。
たしかに私は身の回りのあらゆることに関してどっちでもいいことやどれでもいいことがすごく多い。
新しいことを始めるのは好きだけど、いつだってやめられる。
今の仕事は好きだから、もしできなくなったとしたら悲しいけれど、たぶん未練はあまり無い。
自分なりの目標はあったとしても、そこに野心やギラギラした情熱は無い。
無い。残念ながら。

だから何か一つのことに向かって周りが目に入らないくらい熱中したり、突き進んでいく人たちのことがとても眩しく見える。
そういう人に惹かれる。
自分には無いものを持っているから。



ここもね、なんとなく書き始めて。
でも書いてみたら結構楽しくて、しかもなんちゃない記事を読んでくれる人がいたりもして。
本当に驚きでしかない。
こんなとるに足らないものなのに。

私はこのまま小さく生きて、静かに死に向かっていくのだと思う。
それでいいし、私の価値はそんなもんだと思っている。
別に自虐的になってるわけではなく、淡々とそう思う。
たぶん本当にそうだから。
でもまぁそんな人間がいてもいいよね。

昨日書いた記事は書きたいなと思ったことだから書いたのだけど、ほかにそんなに何か書きたいことがあるでもないし、キリ良くこの辺で終わってもいいかもなぁと思ったり。

今まで読んでくれた人がいたならありがとうございました。
そして何か共感してくれたりもしたのなら、私とあなたは仲間だと思います。
こんな私たちだって、いいよね。


おわり。





追憶の彼方

これは…もしかして私に向けたメッセージなのかなぁ。
うーん…でも、そんなはずないしな…
いや、これに関してはやっぱりありえないな…。
また何でも良いように勘違いするいつもの私の悪い癖が出てるだけな気がする。

独り言。(頭がおかしくなったと思われるかもやけど大丈夫。たぶん。笑)



仕事が楽しい。
身体は疲れるけど、仕事のおかげで心はとても元気でいられてる。

今、コロナの関係で病院では面会制限が続いていて、患者さんとその家族がずっと会えないでいる。
そんななかで、テープに声を吹き込んだものを持ってきて託す家族や、患者さんの好物をたくさん持ってきては食べさせてくださいとお願いする家族…
本当にいろんな家族の姿があって。
どうか少しでも早く会わせてあげたいと事態の好転を祈る日々。

今の病院は、予後の限られた人たちが入る病院で、終末期のケアもしている。
患者さんと昔話をしたり、好きだった歌を歌ったり。
声を出せない人の声を聞き、表情や気配やその人のすべてから思いを受け取る。
私はその人たちの元気だった頃を知らない。
どんな場所でどんなことを考えて何をしてきた人なんやろう。
今の姿だけじゃない、ここに至るまでの辿ってきた歴史を知りたいなと思う。

今は寝たきりだけどかつては日本舞踊を楽しんでいた患者さんと、家族が持ってきた盆踊りのカセットを再生して一緒に聴いた。
いつもはほとんど言葉を発さない口もとが、炭坑節の「月が〜出た出た〜」のフレーズに緩む。
笑顔。
しばらくして目には涙が。
じっと一点を見つめて何かを思い出しているような表情。
なんだか、人のとても美しいところを切り取って見せてもらえたような、そんな時間。



私の祖父母と同じ島の出身の人もいる。
とても寡黙な人だと聞いていたのだけど、同郷だと話したらとても喜んでたくさん話をしてくれて。
話の中で祖父母とは隣村同士だとわかりまた喜んでくれた。
今では病室を訪れたら笑顔で迎えてくれる。
島の特産品のこと、方言のこと、風習のこと。
村での暮らし、見ていた景色…。
本当にいきいきと話されるから私も自分のルーツのあるあの島を訪ねたくなってきた。
行ってみたいな。





明日に備えて寝ます。

おやすみなさい☆



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