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手をつなぐ

日々のこと、好きなもののことなどツラツラ書きます。

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難題。

やるべきことがあるのに、絶賛現実逃避中。
・・というか、9月から行く実習のことを考えていた。

9月から、高知県の病院に行くことになった。
生活がガラッと変わる。
一度も行ったことの無い街、誰も私のことを知らない街で暮らす。
そのこと自体はとても楽しみで、ちょっとワクワクしている。
寂しいやろうな、とか、あんまりそういうのは考えない。
もともとちょっと刹那的やからかな。

ただ・・・
今回私の行く病院は少し特殊な病院で。
今日、実習先の概要が配られ、それに目を通したとき、
何か重たいものがずしっと心に乗しかかるのを感じた。
私が行く病院は、進行性の難病を扱う病院で。
つまり、回復の見込みのない人が来る場所だということ。

実習では、一人の患者さんを担当して、二か月間、
その人とみっちり付き合うことになっている。
いずれ来る死を前に、残された今を生きる人を支えるということ。
そこで行われるリハビリとは、つまりは、生きることそのものじゃないのか。
誰かの限られた人生の貴重な二か月間が私に任せられる。
そんなこと、私にできるんやろうか。

うーん・・・
・・重い。

これまでの実習でも進行性の病気の人のリハビリを何度か見学した。
そのたびに先生から問われた。
「あなたなら、何をしてあげたいと思う?」
もう死にたい、と口にする患者さんがいた。
「あなたなら、何を言ってあげられる?」

その答えを、私は何か持ち合わせているやろうか?

・・

どうしたものか。
ちょっととりあえず、大学生の頃に読んだ、キュープラ・ロスの『死ぬ瞬間』を
再読しようと思う。
続編の『「死ぬ瞬間」をめぐる質疑応答』も読もう。

正直、あまり自信が無い。
クラスの子達は、ぴったりの実習先だ、なんて言ってくれたけど・・・。
(大体、何を根拠にそんなこと言うんだかね・・・)

とりあえず、今さら急激に人間的な成長も難しいし、
今の私のまま、最大限の誠実さでもって向かおう。



頑張ろう。




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