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手をつなぐ

日々のこと、好きなもののことなどツラツラ書きます。

白檀

妹が、白檀のお香をおすそ分けしてくれた。
煙がすーっとまっすぐに伸びて、
部屋中をあっという間にいい香りで埋め尽くしていく。
気持ちに余裕を無くしそうなときは、心地よい音楽と、笑いと、
温かい飲み物、あと、いい香りも効果的なのだな、と。
そう、改めて思った。
心が今、すごく平和だ。

・・

今日は久しぶりのマツイ先生の授業だった。
先生がたくさんおもしろい話をしてくれるので、
授業中にも関わらずたくさん笑った。
本当に、ここ数週間で一番の笑いだった気がする。
しかも結構、後引く笑いでもあって、その後もずっと思い出したらおかしくて。
二年生もマツイ先生の授業があって本当に良かった。
勉強なのに、私にとっては癒しの時間だ。

授業が終わった後、前の席に座ってたヒラマツくんが話しかけてきて、
「さっきの授業、だいぶウケてましたね」と言うので、
うん、だいぶ笑って元気出たよ、と答えたら、
「元気無かったんですか?」と聞かれて。
少し、自分の今の現状について話してみてしまった。

先日ここでも書いた、実習先での出来事のこと。
そのときの思い。
それと共に、これまで薄々思っていながら言えなかった思いも
なぜか口をついて出てきてしまった。
私みたいに、一つひとつの事柄に心をとめて悲しんだりしてしまう人間よりも、
ある程度あっさりドライに受け流していける人の方がこの仕事向いてるんじゃないのかな、と・・・。
そんなことまで。
そしたら、普段にこやかで優しい雰囲気の彼が、そのくだりでは
ものすごくマジメな顔になって、「それは違うと思いますよ」と言った。
私が一瞬、絶句すると、
もう一度、「それは違うと思いますよ」と。
その言葉があまりにきっぱり、はっきりしていて、少し面食らってしまった。
と同時に、心にじわじわと温かいものが上がってくるのがわかった。
あぁ・・・違うって言って欲しかったんやなって。
私はこの言葉を待ってたんやなって。
そう思った。

あなたは真っ直ぐすぎる、とか、
そんな真正面から受けて傷ついてたらいけないよ、とか、
バランス感覚を持ちなさい、とか、
そういうことを、学生時代や前の職場にいたときからもう何度も言われた。
実際、そうやと思うし、それが理にかなったやり方なのだとも思う。
私はそれが苦手なのだ。
生きてるとどうにもこうにも上手くいかないことはやっぱりある。
この世界は理不尽に満ち溢れているから。
それはさすがに私ももうわかっている。
でも、だからこそ、今日、あんなにもはっきり、「違う」と言ってくれたことが嬉しかった。
救われた気がした。

・・

今日はほかにも、最高齢の級友(先生って呼んでいいくらいの立派な方)からも
温かい言葉をもらった。
「自分がこうなりたい、こうありたいって思ったことは口に出して言ってごらんなさい。
それを毎日言ってたら自然とそこに近づいていけますよ」
「これまで生きてみて思うのは、何であれ、時間が解決してくれるんです。
これは本当なのだなと思いますねぇ」


もう少し、また、前向きにやれそう。
これからいいイメージが沸いたら、それを口に出して言っていこう。
あと何回、心が折れそうになるかもわからないけれど・・・(笑)
でも、そういうときは誰かと話して、たくさん笑おう。
深刻になりすぎないように。
ある程度はかわしていきながら。


明日の準備しよ!


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