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日々のこと、好きなもののことなどツラツラ書きます。
料理のこと
- 2016/11/16 (Wed)
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娘が生まれてから、というか、夫と二人暮らしを始めてから、生活におけるこだわりが変わった。
食事についてのそれは特に大きい。
もともとは家事と仕事の両立が忙しくなったときに、できるだけ保存がきいて美味しいものを作りたいと思ったことが始まりだったような気がする。
ホーロー容器を買い、保存のきくレシピを調べて作りだした。
きんぴら、ポテトサラダ、ひじき煮…。
娘を妊娠したのをきっかけに調味料や素材への関心がぐっと高まり、できるだけ添加物の少ないものを、というところから、最近は極力調味料を使わずに美味しく食べられるものへとシフトしてきている。
やりだしたら研究しはじめてしまう性質があり、なおかつ止められない好奇心も相まって、手がけた献立は結構な数になってきている…と思う。
それでも定番、というのはあって。
娘のお世話の傍らに作れる時短レシピであること、夫の好物であることというところは重要なポイントになってくる。
私はじっくりコトコト煮込み料理やスープ、しみじみ食べられる山菜料理なんかが好きやけど、夫はがっつり食べれる炒め料理が好き。
ということで中華と韓国料理の登場率は高くなる。
しかもこれらは短時間でできるという利点もあってどうしても登場しやすい。
回鍋肉、青椒肉絲、麻婆豆腐、豚キムチ、ピビンバ、チヂミ…
夫と暮らしだしてから、甜麺醤と豆板醤とコチュジャンは冷蔵庫の常備品となった。
特に登場回数の多いのがピビンバだ。
夫はピビンバが大好きで食べたい食べたいと言うので週に一回は作るようにしている。
ピビンバはとても簡単な料理だ。
具材は多いけど、一つ一つのナムルの調理法さえ身につけたらご飯を炊いて20分もあればできる。
しょっちゅう作っているのに、そのたびに「ホンマにうまいなぁ!これは自信を持って薦められるな!」などと言う。
誰に薦めるのか、その必要性もわからないけど、そんなことを言う。
義父も韓国料理が好きなので、義父宅へ行くときにもちょこっとしたおかずを持参する。
夏場はケンニップ(エゴマのヤンニョムジャン漬け)やムルキムチ、最近はおじゃこと韓国唐辛子を炒めたものやレンコンのピリ辛煮などを。
これらも本当に簡単にできるのだけども、義父もいつも大げさなくらい喜んでくれる。
「この前作ってくれたケンニップ、あれ、お店で買うより美味しいな!」とか。
こんなとき、義父と夫は紛れもなく親子だな、と思う。
でも喜んでくれるのが嬉しくて、調子に乗ってはまた作って持っていく。
私は手先が不器用なので、食材を切るのもつたないしで、最初は作るのにものすごく手間取った。
一人暮らしの頃からずっと自炊はしていたけど、本当に質素な食卓でこだわりも今のようには無かったし作れるものも限られていた。
なのでかつてはクックパッドなんかをよく見ていたのやけど、あるときふと、この「醤油大さじ2」って何なんかな、と思って。
大さじ1だとダメなのか?小さじ1ではダメなのか?
そこからいろんな本を読みだして、それぞれの調味料の配合にちょうど良い比率のあることを知った。(味覚というのは個人差があるので”ちょうど良い”というのは厳密にはないのかも知れないけども…)
料理家さんではコウケンテツさんと、こてらみやさんの本が参考になった。
あと、台所漢方という本と。
タマネギの皮や長ネギの青い部分から十分に美味しいダシがとれることや干し椎茸の使い方…
味を付けるのではなくて味を引き出すという視点。
ほとんどの調味料は自家製で作れるということなんかも学んだ。
こんなの料理をしている人にとっては当たり前のことなんやろうけど、知らずにやっていた。
そして知ってからは、料理というものがとても創造的な営みに思えるようになった。
まだまだ発展途上には間違いないんやけども。
でもこの終わりのない感じがまたおもしろいんやな、とも思う。
食べたことのない食材がスーパーに売っていたりしてもとりあえず買ってみてしまう。
最近はハヤトウリとヤーコンを買った。
ハヤトウリは鶏ひき肉と合わせて中華風スープに、ヤーコンはきんぴら風に炒めたらしゃきしゃきと梨のような歯ごたえで、どちらも美味しかった。
同時に、もっと違う調理法があるのでは?という思いがふつふつと沸いてきて、次を早くやってみたくてうずうずしてきてしまう。
如何せん、不器用なので時々指を負傷したりもしつつやけど。
あ、うたた寝してた娘が起きてきた。
今日の独り言、おしまい。
食事についてのそれは特に大きい。
もともとは家事と仕事の両立が忙しくなったときに、できるだけ保存がきいて美味しいものを作りたいと思ったことが始まりだったような気がする。
ホーロー容器を買い、保存のきくレシピを調べて作りだした。
きんぴら、ポテトサラダ、ひじき煮…。
娘を妊娠したのをきっかけに調味料や素材への関心がぐっと高まり、できるだけ添加物の少ないものを、というところから、最近は極力調味料を使わずに美味しく食べられるものへとシフトしてきている。
やりだしたら研究しはじめてしまう性質があり、なおかつ止められない好奇心も相まって、手がけた献立は結構な数になってきている…と思う。
それでも定番、というのはあって。
娘のお世話の傍らに作れる時短レシピであること、夫の好物であることというところは重要なポイントになってくる。
私はじっくりコトコト煮込み料理やスープ、しみじみ食べられる山菜料理なんかが好きやけど、夫はがっつり食べれる炒め料理が好き。
ということで中華と韓国料理の登場率は高くなる。
しかもこれらは短時間でできるという利点もあってどうしても登場しやすい。
回鍋肉、青椒肉絲、麻婆豆腐、豚キムチ、ピビンバ、チヂミ…
夫と暮らしだしてから、甜麺醤と豆板醤とコチュジャンは冷蔵庫の常備品となった。
特に登場回数の多いのがピビンバだ。
夫はピビンバが大好きで食べたい食べたいと言うので週に一回は作るようにしている。
ピビンバはとても簡単な料理だ。
具材は多いけど、一つ一つのナムルの調理法さえ身につけたらご飯を炊いて20分もあればできる。
しょっちゅう作っているのに、そのたびに「ホンマにうまいなぁ!これは自信を持って薦められるな!」などと言う。
誰に薦めるのか、その必要性もわからないけど、そんなことを言う。
義父も韓国料理が好きなので、義父宅へ行くときにもちょこっとしたおかずを持参する。
夏場はケンニップ(エゴマのヤンニョムジャン漬け)やムルキムチ、最近はおじゃこと韓国唐辛子を炒めたものやレンコンのピリ辛煮などを。
これらも本当に簡単にできるのだけども、義父もいつも大げさなくらい喜んでくれる。
「この前作ってくれたケンニップ、あれ、お店で買うより美味しいな!」とか。
こんなとき、義父と夫は紛れもなく親子だな、と思う。
でも喜んでくれるのが嬉しくて、調子に乗ってはまた作って持っていく。
私は手先が不器用なので、食材を切るのもつたないしで、最初は作るのにものすごく手間取った。
一人暮らしの頃からずっと自炊はしていたけど、本当に質素な食卓でこだわりも今のようには無かったし作れるものも限られていた。
なのでかつてはクックパッドなんかをよく見ていたのやけど、あるときふと、この「醤油大さじ2」って何なんかな、と思って。
大さじ1だとダメなのか?小さじ1ではダメなのか?
そこからいろんな本を読みだして、それぞれの調味料の配合にちょうど良い比率のあることを知った。(味覚というのは個人差があるので”ちょうど良い”というのは厳密にはないのかも知れないけども…)
料理家さんではコウケンテツさんと、こてらみやさんの本が参考になった。
あと、台所漢方という本と。
タマネギの皮や長ネギの青い部分から十分に美味しいダシがとれることや干し椎茸の使い方…
味を付けるのではなくて味を引き出すという視点。
ほとんどの調味料は自家製で作れるということなんかも学んだ。
こんなの料理をしている人にとっては当たり前のことなんやろうけど、知らずにやっていた。
そして知ってからは、料理というものがとても創造的な営みに思えるようになった。
まだまだ発展途上には間違いないんやけども。
でもこの終わりのない感じがまたおもしろいんやな、とも思う。
食べたことのない食材がスーパーに売っていたりしてもとりあえず買ってみてしまう。
最近はハヤトウリとヤーコンを買った。
ハヤトウリは鶏ひき肉と合わせて中華風スープに、ヤーコンはきんぴら風に炒めたらしゃきしゃきと梨のような歯ごたえで、どちらも美味しかった。
同時に、もっと違う調理法があるのでは?という思いがふつふつと沸いてきて、次を早くやってみたくてうずうずしてきてしまう。
如何せん、不器用なので時々指を負傷したりもしつつやけど。
あ、うたた寝してた娘が起きてきた。
今日の独り言、おしまい。
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