手をつなぐ
日々のこと、好きなもののことなどツラツラ書きます。
救い
- 2017/01/30 (Mon)
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このところ、あまりに酷いニュースばかり飛び込んでくる。
目を覆いたくなるような、耳を塞ぎたくなるような…。
今の家にはテレビがあってときどき見ることがある。
もともと私の部屋にはテレビが無かった。
ルームシェアをしていたときも、一人暮らしのときも。
大学生の頃から見なくなって、かれこれ十数年。
見なくなったキッカケは見たくないもの聞きたくないものが増えたこと。
あまりに酷いニュースに触れてむやみに心の痛むことが増えた。
そこから。
世間の変化はネットのニュースで知るようにした。
まだ活字からの方がマシやから。
テレビが無くても全然平気で、今もそう。
でも結婚してテレビを贈られて、そこから電源のつくことが増えた。
主には音楽のDVDを観るため。
でもときどきなんとなくついてるはずみでニュースも流れる。
それがもう本当に耐え難い。
いや、ネットのニュースも酷いんやけども…。
…
屋久杉でできた民族楽器の演奏会に行った。
屋久杉とは樹齢1000年以上のものを指した呼称らしい。
伐採は当然禁止されている。
昔切られて残った部分が今は工芸品などに利用されているらしい。
韓国のヘグム奏者のカンウニルさんという方が屋久杉のヘグムで散調を弾かれていた。
私がかれこれもうずっと練習している曲も散調。
古典の曲。
色々なチャンダン(リズム)で構成されていて譜面を理解するのがまず難しい。
書かれてあるとおり理解して弾いても、正直…何なんこの曲という感じで芯のところがよくわからない。
曲全体を通して何を言いたいのか、何を表しているのかがずっとよくわからなかった。
カンウニルさんの演奏は衝撃的だった。
演奏前に、合いの手の練習をみんなでした。
オルシグ!チョーッタ!チョッチー!
そんな言葉を演奏中に掛けてくださいねと言われた。
カンさんの指導のもとみんなで和やかに楽しく練習し、いざ曲が始まったとき…
会場の空気がピンとなったのを感じた。
集中力が一気に上がる感じというか。
そして曲が進むにつれどんどん気持ちが高揚していく。
二つ隣の女性がオルシグ!と声をあげたら会場のあちこちから次々にチョッター!チョッチー!と声が飛び交った。
練習したからじゃない、なんだかどうしても言いたくなってしまう感じというか。
たまらず声をあげてしまう感じというか。
会場全体の熱気がどんどん上がっていくのをたしかに感じて鳥肌がたった。
曲が終わり次の曲にすぐに入ってしまったとき、この気持ちと感覚をどこに持っていけばいいのかわからず困ってしまうくらいに。
ああこの曲はこういう曲なんや、と、そのとき初めてわかった気がした。
感動的な体験だった。
聴きに行けたこと、良かった。
(娘が私の不在中、荒れに荒れて相当大変なことになってたと後から聞かされて申し訳なかったけど…苦笑)
いつも音楽に救われる。
心が疲れたとき、いつも音楽を聴いてきた。
今は奏でることもできる。
私の場合はこれがあれば大丈夫な気もする。
なんとなく、忘れたくないから。
備忘録。(前半は愚痴かな…苦笑)
目を覆いたくなるような、耳を塞ぎたくなるような…。
今の家にはテレビがあってときどき見ることがある。
もともと私の部屋にはテレビが無かった。
ルームシェアをしていたときも、一人暮らしのときも。
大学生の頃から見なくなって、かれこれ十数年。
見なくなったキッカケは見たくないもの聞きたくないものが増えたこと。
あまりに酷いニュースに触れてむやみに心の痛むことが増えた。
そこから。
世間の変化はネットのニュースで知るようにした。
まだ活字からの方がマシやから。
テレビが無くても全然平気で、今もそう。
でも結婚してテレビを贈られて、そこから電源のつくことが増えた。
主には音楽のDVDを観るため。
でもときどきなんとなくついてるはずみでニュースも流れる。
それがもう本当に耐え難い。
いや、ネットのニュースも酷いんやけども…。
…
屋久杉でできた民族楽器の演奏会に行った。
屋久杉とは樹齢1000年以上のものを指した呼称らしい。
伐採は当然禁止されている。
昔切られて残った部分が今は工芸品などに利用されているらしい。
韓国のヘグム奏者のカンウニルさんという方が屋久杉のヘグムで散調を弾かれていた。
私がかれこれもうずっと練習している曲も散調。
古典の曲。
色々なチャンダン(リズム)で構成されていて譜面を理解するのがまず難しい。
書かれてあるとおり理解して弾いても、正直…何なんこの曲という感じで芯のところがよくわからない。
曲全体を通して何を言いたいのか、何を表しているのかがずっとよくわからなかった。
カンウニルさんの演奏は衝撃的だった。
演奏前に、合いの手の練習をみんなでした。
オルシグ!チョーッタ!チョッチー!
そんな言葉を演奏中に掛けてくださいねと言われた。
カンさんの指導のもとみんなで和やかに楽しく練習し、いざ曲が始まったとき…
会場の空気がピンとなったのを感じた。
集中力が一気に上がる感じというか。
そして曲が進むにつれどんどん気持ちが高揚していく。
二つ隣の女性がオルシグ!と声をあげたら会場のあちこちから次々にチョッター!チョッチー!と声が飛び交った。
練習したからじゃない、なんだかどうしても言いたくなってしまう感じというか。
たまらず声をあげてしまう感じというか。
会場全体の熱気がどんどん上がっていくのをたしかに感じて鳥肌がたった。
曲が終わり次の曲にすぐに入ってしまったとき、この気持ちと感覚をどこに持っていけばいいのかわからず困ってしまうくらいに。
ああこの曲はこういう曲なんや、と、そのとき初めてわかった気がした。
感動的な体験だった。
聴きに行けたこと、良かった。
(娘が私の不在中、荒れに荒れて相当大変なことになってたと後から聞かされて申し訳なかったけど…苦笑)
いつも音楽に救われる。
心が疲れたとき、いつも音楽を聴いてきた。
今は奏でることもできる。
私の場合はこれがあれば大丈夫な気もする。
なんとなく、忘れたくないから。
備忘録。(前半は愚痴かな…苦笑)
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