手をつなぐ
日々のこと、好きなもののことなどツラツラ書きます。
ナイトクルージング
さっきまでフィッシュマンズの「男達の別れ 98.12.28@赤坂BLITZ」の
DVDを観ながら泣いてた。
ずっと欲しいと思っててやっと最近手に入れたDVD。
この日を最後にベースの人が脱退したからライブのタイトルは「男達の別れ」。
そしてこのライブから少ししてボーカルの佐藤さんが亡くなったから
これはバンドのラストライブになった。
音楽の神的ななんかがとりついてるみたい。
美しくて、圧倒的に寂しい。
そこにある孤独に何度も打ちのめされそうになる。
「こうやって大観衆の前で歌えるって幸せなことだな」。
佐藤さんはMCでそうつぶやくんやけど、その言葉がもう寂しい。
死にそうに、寂しい。
フィッシュマンズの歌って、「2人」っていう単語がやたらとよく出てくるんやけど、
その2人の片割れの「君」は、「彼女」は、「あの娘」は、本当にいたんやろうか。
佐藤さんの傍にいた?
佐藤さんの目の中にちゃんと映ってた?
手をつないだらちゃんと体温が伝わった?
そんなことを思わず問いただしたくなってしまうくらいに、
このライブの佐藤さんはその存在が恐ろしく儚い。
でも、美しい。
切ないな、なんか。どうしようもなく。
あーもう・・・。
このまま最後まで一人で観ると明日目が腫れそうなので(笑)、
今日はこの辺にして寝ます。
続きはまた今度。
ちょっとずつ観よう。
FISHMANS /ナイトクルージング
http://www.youtube.com/watch?v=RB-jNaRWPkk&feature=related
あの娘は運び屋だった
夜道の足音遠くから聞こえる
窓はあけておくんだ
いい声聞こえそうさ
春日野道ナイトクルージング。
この記事へのトラックバック
トラックバックURL
この記事へのコメント