じんわり。

チェロとギターの二重奏を聴きながら。
今日は寒かった。
今も手がかじかんでる。

・・

２月ももう９日か。
二人展でnicoさんのお店にいたのが１月の終わりで、
それからあっという間に２週間が経った。
今回の二人展は終わったあとからじわじわと、やれて良かったなぁと思うことが多い。

実は私は二人展をするにあたって、作品の展示というよりは
みんなが少しホッとできる場所づくりという部分に重きを置いてるところがあって。
これはきっと、みどりんとも共通している思いなんやけど。
ただ、今回は場所が雑貨やさんということで、なかなかいつもどおりには
いかないかもしれないなぁと少し心配もしていた。
一気にたくさん観に来てくれたら中に入れないよなぁ、とか。
甚だ幸せな心配やけど、第一回、第二回のときのことを考えたら
これは大いに起こりうる事態で。
それはマズイなと。
だから今回は案内を控えめにさりげなく、私に関していうなら
ほぼブログのみでの告知にした。

前のようにいろんな人に個別に案内できなかったのは
少し残念ではあったけど、でも今回、新たな発見もあった。
展示期間、私の知り合いではない人たち、つまり雑貨を見にお店に訪れた人たちが
私とみどりんの作品に興味を持ってくれたこと。
展示終了後、お店に展示物を引き取りに行ったとき、
店主さんが教えてくれた。
一つ一つ丁寧に写真と字を追う人がいたこと、
『ヒスンの自由帳』を、じっくり読んでいく人が多くいたということ、
中には、「この言葉がいいー」と叫んでいる人もいたと。

こんな反響があるなんて・・・本当に思いがけないことやった。
正直言うと、展示する前まではどこか頭の片隅で、
雑貨を買いに来た人が言葉の創作に興味持ったりするのかな？って思ってた。
だから今回、その部分への期待はほとんどなく・・・。
でも、”ご自由にどうぞ”と書いてなにげなく置いておいたこのブログの紹介カードも
かなり枚数が減っていて。
持ち帰ってくれた人たちがいたんやって、なんかすごく嬉しかった。

あと、来た人に感想を書いてもらおうと、みどりんが感想ノートを用意してきてくれたんやけど、
そこに見知らぬ人からの感想もあって・・・。
「ヒスンさんの言葉はあったかいです」。
見た瞬間、ドキン！とした。
それから、ジーンとした。
あなたのその言葉こそあったかいよ、って思った。

・・

なんだかジワジワとずっと幸せが続く二人展。
アンティーク雑貨・nicoさんでやれたのも良かったなぁと思った。

あと、みどりん。
彼女がいなかったら今回のこのタイミングでの二人展は
実現してなかった。
お店も彼女が見つけてくれたし、DMの準備も諸々の手配も全部やってくれた。
本当に頼れる相棒です。
何より、私を創作の道に引き込んでくれてありがとう。
創作始められて、本当に本当に良かった。

あ、そうそう！
みどりんが今回の二人展の素敵なサンクスムービーを作ってくれたので
良かったらご覧ください。
BGMは私の好きなドイツ人シンガー・Annett Louisan（アネット・ルイザン）の曲。
実はみどりん、二人展vol2のときもアネットの曲でサンクスムービー作ってくれたんやけど、
それ、ドイツではブロック掛かっちゃって観れないらしい。笑
（アネットはドイツでは有名なシンガーなのです。）

日常を旅する～midとヒスンの二人展～vol 3 　Thank you Movie
http://www.youtube.com/watch?v=00cFNik8Dno

ちなみにエピローグの言葉はみどりん作。
観ながら、みどりんの言葉もじんわり、ええなぁと思った☆笑