忍者ブログ

手をつなぐ

日々のこと、好きなもののことなどツラツラ書きます。

私信。

ミキちゃんへ

こんなブログを書いて、きっと驚くと思うけど、ちょっと書いてみようと思います。
ミキちゃんとは出会ったのがうんと昔で、でもあのときはそれっきりで、
そのあとユジャを通じて再会し、二人展にも来てくれたよね。
ミキちゃんが書いてくれた感想をさっき引っ張り出してきて見ました。
「ヒスンの写真とコトバ、すぐに言語化できないけど、胸をうたれました。
ヒスンのコトバ、好きです。写真はとくに空の写真にすい込まれました。
ヒスンの見上げる空はキラキラしているなぁと思いました。・・・」

あのとき、ミキちゃんは私が作ったものをものすごく真剣な眼差しで見てくれていた。
たぶん、あのとき来てくれた誰よりも真剣に見てくれてたんじゃないかというくらい。
じっと考えにふけりながら少しずつ、時間をかけてじっくりと。
感想にもその生来の生真面目さがにじみ出てるなぁって今しみじみ思ってました。

ミキちゃんは私から見て、可愛くて、綺麗で、頭が良くて、なんかこう、
妬みの対象になっちゃうんじゃないかというくらい、素敵やった。
でもその目はどこか遠くて、本当のところがわからない、そんなところもあった気がする。
昨日私は、たぶん今もう一度会って話せたら、これから私たちはもっと仲良くなれたような、
そんな気がずっとしてた。
私はミキちゃんのことを知らなさすぎて・・・あんなに素敵な感想を書いてくれてたのに、
なぜだか近づいていけなかった。
でもなんとなく、ミキちゃんは私のブログをたまに読んでくれてたような気がして。
これは思い上がりの勘違いかもしれないけれど・・・。
だから今もここにこんなことを書いてみています。
なんかね、私、今初めてミキちゃんと、ちゃんと話しているような気がするよ。

ミキちゃんもブログをやってたよね。
あれね、初めて読んだときの感想を正直に言うと・・・
実はすごく驚いた。
書いてあることがあまりに難しくて、入り組んでいて、
一読して理解できないことも多くて。
ミキちゃんは私が考えもしないような難しいことをいつも真剣に考えているのだと知りました。
そこには、ある種の使命感のようなものもある気がして・・・。

私はあのブログを読んで、本当にミキちゃんのことをすごいと思った。
私が普段見ないようにしてる事柄をちゃんと全部直視して考え抜いていたから。
考え出すと苦しくて、死にそうになるようなことでさえも、ちゃんとミキちゃんは見つめて考えてた。
それはでも、もしかしたらミキちゃんにとってもすごく苦しいことやったんじゃないのかなと・・・
今となってはそんなふうに思ったりもする。

ミキちゃんは深い海の底を泳ぐ熱帯魚みたいやなと思う。
そのウロコはキラキラと強い光を放ってて・・・
周りには無数の深海魚がいるけど、でもミキちゃんはその存在に気づかない。
自分のウロコの放つ光が強すぎて見えないんだ。
真っ黒な海底で、ミキちゃんはうごめくたくさんの魚の間を縫って
どんどん進んでいく。
海の上には月があるけど、その光はなんとも弱々しくて
とても海底までは届かない。
ミキちゃんの放つ強い光は深海を照らして、でも、ミキちゃんはその光に気づかない。



ごめんね、ミキちゃん。
昨日寝る前に沸いてきたイメージの世界を思わず書いてみてしまった。

ミキちゃんが私の撮った空を見て何を思ったのか、
あのときもっとちゃんと聞いとけば良かったよ。

・・

もしかしたら読んでくれるかもしれないと思い、こんなことを書いてみたけど、
とてもロクなことを書けた気がしません。
でも何かを取り繕って書くのも違う気がするので
このままアップしようと思います。

私、ミキちゃん誘って落語行けばよかったな。
・・なんだそれ。
馬鹿みたいなこと書いてる。
でもなんかもっと馬鹿な世界に引きずり込めば良かったとか
ものすごく傲慢なこと思っちゃってるよ、今。
生きることは苦しいばかりじゃないから。
そんなこと知ってたと思うけど。
でも、言わずにはいられない。

・・

ミキちゃんへ

どうか幸せでいてね。




3db74fc7.jpeg




 
PR

この記事へのコメント

Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
管理人のみ閲覧できます
 

カレンダー

10 2024/11 12
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

プロフィール

HN:
fisun
性別:
女性

ブログ内検索

Copyright ©  -- 手をつなぐ --  All Rights Reserved

Design by CriCri / Photo by momo111 / powered by NINJA TOOLS / 忍者ブログ / [PR]