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手をつなぐ

日々のこと、好きなもののことなどツラツラ書きます。

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森のなか

色々、ゴチャゴチャややこしいときほど、
前向きで楽しいことを考える。
なので書く。
書くことは楽しいから。

金曜、DVDとCDを色々借りた。
TSUTAYAの期間限定の半額券があって、
この際だからと、気になるものをたくさん借りてきた。
明日は谷川さんと映画の上映会をする予定。
二人で。
おもしろかったら感想をまた書くかもしれない。


2011年。
行きたい場所も色々あって、学びたいこともたくさんあって、
出会いたい人もたくさんいる。
楽しいことはたくさんある。
・・というか、楽しくしていくのは自分!
だからとにかく、これからは楽しいことを!



長田弘さんの『詩ふたつ』という本を買った。
グスタフ・クリムトの絵とともに綴られた美しい二編の詩。

最初の詩はこんな言葉から始まる。


「春の日、あなたに会いにゆく。
あなたは、なくなった人である。
どこにもいない人である。」


生きるとは、死ぬとはを綴った静かなことば。
この本をジュンク堂で見つけて読んだとき、
心の中が青空の中に溶け込むみたいな気持ちになって
ああこれはいいなぁと、
それで買って帰ってきた。

この本の中のクリムトの絵は
どれも、花や木々の姿を鮮やかに描いたもの。
絵を見るだけでも心が癒される気がする。


「何もないところに、
木を一本、わたしは植えた。
それが世界のはじまりだった。


・・


森には、何一つ、
余分なものがない。
何一つ、むだなものがない。

人生も、おなじだ。
何一つ、余分なものがない。
むだなものがない。

やがて、とある日、
黙って森を出てゆくもののように、
わたしたちは逝くだろう。

わたしたちが死んで、
わたしたちの森の木が
天を突くほど、大きくなったら、
大きくなった木の下で会おう。
わたしは新鮮な苺をもってゆく。
きみは悲しみをもたずにきてくれ。

そのとき、ふりかえって
人生は森のなかの一日のようだったと
言えたら、わたしはうれしい。」


大きな、大きな愛やなぁ。
イライラするの、馬鹿みたい。
やめた。




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この記事へのコメント

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無題

あい、これからはもっと読みましょう。

まさか、ひすんぬなが書いた言葉かと思ってどきっとした件。
ほんと、神秘的~(やっぱりてきとう)
  • from 銀太 :
  • 2011/01/10 (02:12) :
  • Edit :
  • Res

無題

そしたら銀太は本よりも広田さんの歌を聴いてください。
心が確実に浄化されます。

長田弘さん、素敵よ。
この本、オススメ!
  • from fisun :
  • 2011/01/10 (02:28) :
  • Edit :
  • Res

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