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手をつなぐ

日々のこと、好きなもののことなどツラツラ書きます。

フォレスト・ガンプ

今更ながら、『フォレスト・ガンプ 一期一会』を観て、泣いた。
前のブログで「一期一会」という言葉を書いたあと、
ふいに思い出して観たくなったのだ。
142分もあって、かなり長い映画。
けど、長いだけある。
どのエピソードも外せないし、ラストシーンもこの長さの意味を
感じさせるものやと思う。
(観たことない人はここを。)

1994年のアメリカ映画で、日本での上映は1995年2月。
日本で上映が始まってから、しばらくずっと、
それこそ毎週のように、この『フォレストガンプ』は
興行収入1位を記録し続けていたと思う。たしか。
そのとき、「一期一会」という言葉の意味がよくわからなくて、
なんか変なタイトルの映画が人気なんやなぁと思ってたから。

映画の中に、ジェニーという女性が出てくる。
美しいけど、勝手な女。
少し知的な障害のあるフォレストは、幼馴染である彼女を
愛してやまない。
でも、彼女はフォレストの愛を受け入れられない。
そのくせ、自分が弱ってるときにはフォレストを頼る。
幼少時代に実父から虐待を受けたりと、彼女にも同情の余地は
あるとはいえ、フォレストに向かうときの彼女の態度はやっぱりヒドイ。
・・良く言ったら、自分に正直な人なんやけども。

流れるように生きるジェニー。
たびたび暴力的な男につかまり、ドラッグにはまり、ヒッピーになったり、
平和運動に参加したり・・・。
そして時々、フォレストを求める。
ジェニーは孤独な人。
そして慈しみ深い一面もある。
フォレストはそんな彼女を絶対に見捨てはしない。
それどころか、とにかくひたむきに彼女を愛してやまないのだ。
何度彼女に立ち去られても、いつまでも彼女だけを愛し続ける。
それはもう、観てて胸が痛むほどに。

ただただ純粋で、見返りを求めない、深い深い愛。

最後、ジェニーが死んだとき、フォレストは彼女の墓の前で涙する。
その姿を観ていて、私も涙が止まらなかった。
140分ぶんのエピソードの末の涙。
ずっと観続けてきたからこそ伝わる彼の心の痛み、喪失感。
悲しいとか、切ないとかじゃなくて、フォレストという人の持つ優しさや
大地のような広い心と、そこに宿った愛の姿に泣けた。
あんなに愛されて幸せな人やな、ジェニーは。
いいな。
うらやましい。




なんか、結婚をしたくなった。笑 


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この記事へのコメント

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無題

俺もこの映画がかなり好きで、たまにどうしても観たくなる。といっても、いままで観たのは四回くらいかな。
俺は、フォレストがいちばん幸福な立場やと思える。
  • from 銀太 :
  • 2011/05/28 (15:39) :
  • Edit :
  • Res

無題

たしかにフォレストは色々ラッキーやけどね。
飛び抜けて幸福かって言ったら、うーん・・・
人間、みんなそれなりに不幸せで幸せなんかなぁと思ったりする。
  • from fisun :
  • 2011/05/29 (00:01) :
  • Edit :
  • Res

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