手をつなぐ
日々のこと、好きなもののことなどツラツラ書きます。
5年間
昨日、5年間勤めた職場をやめた。
本当に色々考えて考え抜いた末の決断で
後悔はない。
書き出すと切りがない。
特に最初の3年間は毎日が大嵐の吹き荒れる日々だった。
あのときの上司とは結局最後の日も言葉を交わさなかった。
たくさんの事件が起きた。
それはもう「事件」としか形容できない類のもので、
肉体的にも精神的にも相当やられた。
通勤途中に巨大なヘビが道を塞いでいるという強迫観念がうずまき、
泣きながら同期の子に電話したこともあった。
度重なる理不尽に耐え切れず、手に抱えていた分厚いファイルを
デスクに投げつけたこともあった。
消化できない思いを抱えながら、
終わりの見えない迷路の中にいた。
どれだけ疲れても、流血しても、歩みを止めると死んでしまう。
だから走った。
苦しい苦しいと叫びながら走っていた。
・・
異動の通知が出たあと、即刻、退職届を出した。
困惑した上層部の人から呼び出され、役員室で
延々と話し合いをした。
「やめるな」、「やめます」の熾烈なラリー。
最後の戦いだった。
二日間の舌戦を経て、やっとのことで退職届は受理された。
職場の人の受け止め方は様々で
非常識だと腹を立てる人、「あ、やめるんだ」と軽く受け流す人、
実は自分もやめたいんだと本音を語る人、色々だった。
ただ、これまでの日々を傍で見てきた同僚や先輩たちは
優しい笑顔で「お疲れさま」と言ってくれた。
迷路の渦中にいたころを一番よく知る同期二人は、
「本当によくやったね」と、私の決断に泣いてくれた。
・・
終わったことをゴチャゴチャ言うのは好きじゃない。
それに思い返せば、全部良かったなと思える。
あんなしんどい日々、たぶんそうそう無いと思うし。
組織のトップとガチでやりあうなんて、一生の内に経験しない人も
多いよね、きっと。
組織の№2が退職届を受理しながら、こう言った。
「あんた、相当強いな」。
ええ、お陰様で。
そう言いかけて、やめた。
・・はぁ!
それにしても。
本当にこの間、いろんな人にお世話になった。
ちょっとこのことを続けて書かせてください。
(続く)
本当に色々考えて考え抜いた末の決断で
後悔はない。
書き出すと切りがない。
特に最初の3年間は毎日が大嵐の吹き荒れる日々だった。
あのときの上司とは結局最後の日も言葉を交わさなかった。
たくさんの事件が起きた。
それはもう「事件」としか形容できない類のもので、
肉体的にも精神的にも相当やられた。
通勤途中に巨大なヘビが道を塞いでいるという強迫観念がうずまき、
泣きながら同期の子に電話したこともあった。
度重なる理不尽に耐え切れず、手に抱えていた分厚いファイルを
デスクに投げつけたこともあった。
消化できない思いを抱えながら、
終わりの見えない迷路の中にいた。
どれだけ疲れても、流血しても、歩みを止めると死んでしまう。
だから走った。
苦しい苦しいと叫びながら走っていた。
・・
異動の通知が出たあと、即刻、退職届を出した。
困惑した上層部の人から呼び出され、役員室で
延々と話し合いをした。
「やめるな」、「やめます」の熾烈なラリー。
最後の戦いだった。
二日間の舌戦を経て、やっとのことで退職届は受理された。
職場の人の受け止め方は様々で
非常識だと腹を立てる人、「あ、やめるんだ」と軽く受け流す人、
実は自分もやめたいんだと本音を語る人、色々だった。
ただ、これまでの日々を傍で見てきた同僚や先輩たちは
優しい笑顔で「お疲れさま」と言ってくれた。
迷路の渦中にいたころを一番よく知る同期二人は、
「本当によくやったね」と、私の決断に泣いてくれた。
・・
終わったことをゴチャゴチャ言うのは好きじゃない。
それに思い返せば、全部良かったなと思える。
あんなしんどい日々、たぶんそうそう無いと思うし。
組織のトップとガチでやりあうなんて、一生の内に経験しない人も
多いよね、きっと。
組織の№2が退職届を受理しながら、こう言った。
「あんた、相当強いな」。
ええ、お陰様で。
そう言いかけて、やめた。
・・はぁ!
それにしても。
本当にこの間、いろんな人にお世話になった。
ちょっとこのことを続けて書かせてください。
(続く)
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お疲れ様
hanasan
励ましのお言葉を胸に頑張ります^^