手をつなぐ
日々のこと、好きなもののことなどツラツラ書きます。
生きてる生きてる
みどりんを誘って、はなに会いにかかし荘へ行った。
あみさんとあかりさんがいた。
みんなで水炊きをして食べた。
・・
このところ、はなの身辺が慌ただしい。
何かと落ち着かない。
はなが落ち着かないと、私も少しそわそわしてしまう。
(はなについてはカテゴリーの「映画」のところを。)
はなの生活は決して順風満帆ではない。
航海に例えるなら、
突発的に吹き荒れる大嵐や、海賊たちの襲撃や、
船内に蔓延する謎の伝染病や、もうそんなのといつも隣り合わせだ。
気が休まるときなんてほとんどないのだ。
私が記憶する限り、二度ほど、はなはこのまま死んでしまうのではないかと
真剣に危惧した時があった。
何日も高熱にうなされ、息をするのもままならなかったとき。
体のあっちこっちが壊れて入院したとき。
今年の冬は寒くなるというからまた心配だ。
・・
はなが就職活動をしていることについて、
「はなちゃんはそんなこと望んでないんじゃないか」と言う人がいる。
定時制の高校に通っていたときも、
「はなちゃんの体調を考えたら定時制はやめた方がいい」と言った人がいた。
そんなとき、いつも思う。
じゃあできることだけしたらいいってこと?
正直、"就職"ということだけをとって考えたとき、
私は別にこんなのはどうでもいい気がしている。
どこで働くかということよりも、人生、何をするかの方が大事やと思うから。
お金という対価を得ることだけに固執して、不毛で苦痛な時間をひたすら
堪え忍ぶなんてことがあるなら、それこそ馬鹿げている。
そう思っている。
じゃあなんではなは就職活動をするのか。
はなと一緒に一般企業の就職フェアに行ったことがある。
車いすを押して企業の個別相談ブースへ入ったとき、
はなに話しかける人事担当者なんてまずいない。
みんな私の方を見て、これは何ごとか?という顔をする。
はなは言葉を話さないし、自分の足で歩くこともない。
そのことを確認したら、その後、はなは無視される。
当たり前に無視される。
こういう人はこういう人たちの集まるところがちゃんとあるじゃないかと、
そんなことを言う人もたくさんいた。
"社会"という枠組みの中に、はなのような人が"働く"という選択肢は
用意されていないのだと。
何度もそう言われた。
はなが今の障害を持ったとき、医者は、
「この子を生かせておいても意味がない」と言ったらしい。
あみさんから聞いた。
何もできないのに生かせておくのは可哀想だと。
そう言われたらしい。
今もそれは変わらない。
はなはいつも、私はここに生きてます!って主張しとかないといけない。
そうしないと、その存在はいとも簡単に無かったことにされてしまうから。
まったくおかしな話やけど、現状はそうなのだ。
それにどれだけ主張しても足りない。
油断するとすぐに、"社会"とは別の、どこか遠いところへ連れ去られてしまいそうになる。
生きてます!生きてます!!
就職活動ははなにとって、生きていることそれ自体の主張でもある。
少なくとも、私はそう感じている。
はぁ・・・。
あまりに心がざわついて一気に書いちゃいました。
ネガティブになるのはダメですね。
第一、私がネガティブになっても何の意味もない。
楽しいこと考えよう。
前向きに。
なんか急に聴きたくなった。笑
ミッシェル・ポルナレフ/シェリーに口づけ
http://www.youtube.com/watch?v=PYWxI6Q6ZG4
ミッシェル・ポルナレフっておもしろいよね。
これが素顔。
で、これ。このギャップ!
おもしろい☆
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