大人の自覚

前回の日記の続きというわけではないのだけれども、
チャゲアスの曲をyou tubeで聴いていた。
SAY YESと、YAH YAH YAHと。
SAY YESを聴きながら意味もなく泣けてきて、
自分で自分に今さら？って突っ込んだ。

小さい頃、早く大人になりたくて（・・というか子どもであることが嫌で）、
大人に交じって大人の話をよく聞いていた。
母と母の友人たちとの会話、父と父の仲間たちとの会話、
母が電話で話していること・・・。
とにかく大人が興味のあるものを自分も知りたかった。

チャゲアスは母方の祖父母宅へ遊びに行ったとき、
叔父の部屋に忍び込んでよく聴いた。
「天気予報の恋人」が好きで、「LOVE　SONG」も好きで
「万里の河」なんかも口ずさめた。
叔父の部屋にはそのほかにもおもしろいものがたくさんあって、
漫画の『伝染るんです。』もそこで見つけた。
散々荒らした気がする。
とにかく楽しくて。
いかがわしいビデオや雑誌を発見して騒いだり。
今思えば、叔父のメンツぶち壊しの困った悪ガキだ。

チャゲアスのPV、改めて観てみたらやっぱり時代を感じる。
今同じ格好してる人、さすがにおらんよなぁとか。
でもこうして文字を打ちながら聴こえてくるSAY YESの旋律は
なんだかすごく優しくて、少し泣きたくなってしまう。

・・

今日は大好きな友人と立て続けに会った。
お昼にあいちゃん、夜にゆじゃ。
ゆじゃとはカンテグランデで食事した後、
彼女の自転車で駅まで送ってもらった。
ギラギラの梅田の街を、自転車で北新地まで。
久しぶりの二人乗り。
恋人同士みたいで楽しかった。

明日は容とデートだ。




生きることは哀しいかい
信じる言葉はないかい
わずかな力が沈まぬ限り
涙はいつも振り切れる

今からそいつを
これからそいつを
殴りにいこうか

YAH YAH YAH


・・

なんて頼もしい。
こんな言葉を書いてみたい。












さっき、親友と電話で話してた。
彼女が言った。
「２８歳やからこその価値あるものを
見つけよう。妥協じゃなくて」。


血の通った、いい言葉。