友だちのこと

さっき昔馴染みの親友と電話で話して爆笑した。
なんか友達ってホンマに大事なものやなぁと思う。
どんなときも他愛のないことで笑えて、それだけで気持ちがすっとする。
全力で助けてくれるし、こちらも全力で助けようと思える。
そんな友人を、老若男女問わずこれからも増やしていきたいし、
芽生えたばかりの絆は少しずつ大事に育てていきたいなぁと思う。

・・

最近親しくなったとある友人（♂）は、あらゆる料理を大量に作り置きして冷凍するらしい。
カレー１５食分、とか、ナスのおひたし、とか。
「どんなものでも冷凍できますよ。むしろ冷凍した方がコクが出ておいしい」。
冷凍はいいにしろ、冷凍の方がコクが出るのくだりは嘘じゃないかと思った。
あえて何も言わなかったけど。
・・
その話のあと、彼に、落語の寄席を観に行った話をしたら、
「めっちゃ遊んでますね」と言われた。
別に遊んでるわけじゃないよ、と言ったら、
「文化活動にいそしんでおられる」と訂正したので、
文化活動なんてそんなお堅い話じゃない、と言ったら、
「余暇活動を楽しんでおられる」と言いなおした。
・・もう、遊んでるってことでいいよって言った。
彼は不思議な人だ。

おとつい知り合って意気投合した友人（♀）のストレス発散法は
固いセンベイをひたすらかじることらしい。
「かじってるとき、無心になれるんです」と。
かわいらしい顔をした彼女が遠い目をしながら語るその言葉に
胸がギュッとなった。

２５年来の付き合いの幼馴染み（♀）は鍵を忘れて家に入れず、
先日の大雨の夜、死をも覚悟で梯子（はしご）をのぼり、
２階から自分の部屋に入ったらしい。
「２８にもなってずぶ濡れで梯子上るとは思わんかった」。
人生、一筋縄ではいかないなって思った。

個性的で、おもしろい友人たち。
私自身のことで自慢できることはほとんどないけれど、友人たちのことは
本当に自慢できる。
"自分"を地で行く人たち、媚びない人たち。
みんな、大好きだ。

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さて。
引っ越しの準備をしよう。
実は明日、引っ越すのです。
色々事情があり、今度は一人暮らし。
でもまた誰か一緒に住まないかな、と。
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