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手をつなぐ

日々のこと、好きなもののことなどツラツラ書きます。

三十路

三十路を迎えて、何が変わったということもないのだけれど、
”生活”というものについて色々考えることが増えた。
同世代の友人らは、独身貴族を謳歌していたり、結婚して子育てに奔走していたり・・・
と色々で。
目の前にライフスタイルの見本がたくさん提示されていて、
さてどれを選ぶ?と問われているような。
そんな感じ。

・・

人生、何が起こるかわからない。
これまでは、この、何が起こるかわからないという点について
ほとんど考慮せずに来たけど、最近は少し違う。
病院へ実習に行ってからは、特にそう。
病気や事故はどんな年齢でも、どんな人にでも例外なく起こりうる。
それがものすごくリアルな現実として理解されたというか。

40代とかで脳卒中になる人が意外なまでにいるし、
まだ年齢的には若いのに、家族や身寄りがいないために
積極的な医療がなされないケースもある。
手術を受けたら治るけど、その手術費用の捻出ができない人も当たり前にたくさんいる。
悲観的な面を強調しているように思われるかもしれないけれど、
実際に現場を見たことのある人ならわかる気がする。
何でも起こりうるということ。
誰にでも起こりうるということ。
現場の先生の一人が言ってた言葉。
「この仕事をしてて思いますよ。人間ってなかなかぽっくりとは死ねないんやなって」
(もちろん、そのことが決して不幸なことだと言うわけではないけど、とも。)

何が起こるかもわからないけれど、何が起こっても大丈夫なように
できるだけ心づもりをしておこうと思うようになった。
どんな状況でも、すっとそれを受け入れて進んで行けるようにしたいなって。
最近、友人らと会ってても、親の老後のことが話題にのぼるようになってきた。
いつまでも元気でいてくれると思ってたらあかんなぁとかって。
これから先、家族のことで自分の時間が減ったり、自分のやりたいことが
スムーズに実現しないことが出てくるかもしれない。
でも、それは仕方がないし、そういう状況も大事にできたらいいなって思う。
犠牲になってる、とかじゃなくて。
そういうふうに思っちゃうのが一番不幸なことな気がする。
色々葛藤や苦しみも間違いなくあると思うけれど。


私はまだまだ経験していないことが多くてわからないことばかりやから
これからいろんな人に教えてもらおうと思う。
困ったら相談できる、信頼できる友人をたくさん作って(今もたくさんいてくれてるけど)。
私の経験が誰かの力になれるようにもなりたいし。
どんな経験であれ、笑って話せるようになってるのが理想やなぁ。

そういう大人を目指そうと思う。






今行ってる学校の近く
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