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手をつなぐ

日々のこと、好きなもののことなどツラツラ書きます。

楽しいことへ

山梨、あと、静岡行ってきました。
山梨は富士急ハイランドであったフジファブリック主催の夜の野外フェス。
今は亡き志村くんを偲んで彼の歌を色んなアーティストが歌った。

実はこのフェス、その存在を直前まですっかり忘れてて。w
夜の野外フェスに行きたいなぁって思って
うんと前にチケットを取って、届いてから思い出して焦った。
で、もう行かなくていっかって半ば思ってたんやけど、
ルームメイトの谷川さんがフェス以外の楽しみを色々計画してくれて。
(思うに、谷川さんは旅の達人やと思う)
お陰でとっても楽しい小旅行になった。

新幹線(ひかり・自由席)で三島まで行って、
そこから富士急に向けて更にバスで2時間。
フェス後は再びバス(それも普通の路線バス!)で2時間揺られて
三島へ行き、ホテルで宿泊。(なんと1泊3,000円、朝食付き。しかも綺麗。)
翌朝、あちこちで清流が流れる三島の街を散策してから
シャトルバスに乗ってクレマチスの丘へ。

クレマチスの丘にはもちろんクレマチスが咲くお庭があるわけなんやけど、
お花だけじゃなくて、直島と同じようにアート空間にもなってて。
ヴァンジという彫刻家の美術館や、画家のビュフェの美術館があって観て回った。
これが・・・
なんでしょう、いずれもなんというか内省的(?)な雰囲気のアーティストで。
空はこんなに青いのに、クレマチスは美しく、緑はキラキラしているのに、
この作品群の救いようのない暗さったらもう!みたいな。w
あくまでド素人な私の主観ですが・・・。
おもしろかったんやけどね☆
何より、空が本当に青くて青くて。
何枚も写真を撮ってはまた撮って。
名残惜しかった。
空への執着。
大阪にもあるはずやのにおかしいな。


・・

今、目の前に、アマゾンの中古で買った、
カート・ヴォネガットの『国のない男』が置かれてある。
この本の帯に書いてあることば。

「唯一わたしがやりたかったのは、
人々に笑いという救いを与えることだ。
ユーモアには人の心を楽にする力がある。
アスピリンのようなものだ。
百年後、人類がまだ笑っていたら、
わたしはきっとうれしいと思う。」

「腹立たしいことがあまりに多くて、笑いでは
対処しきれなくなってしまった」なんてことも言っちゃいながら、
死ぬまでおもしろい冗談を考えてはみんな笑おうよって言ったヴォネガット、好きです。
最近は楽しい感じがいい。
フェスも、ポリシックスのハヤシさんがむやみやたらとハイテンションで
それがめっちゃおもしろくて好きやった。
志村くんもどっかで見ながら笑ってたんじゃないかな。





ガラスの壁に張り付く男の彫像。
正面からやとあまりに切なかったから僅かに空いてた横の隙間から撮ってみた。
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丘を歩く谷川さん。
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二人の足@三島駅の待合室(帰り)
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