忍者ブログ

手をつなぐ

日々のこと、好きなもののことなどツラツラ書きます。

永遠

日曜の夜、アリランを聴きに行った。

私の大好きなアリラン。
朝鮮半島のあちらこちらに伝わる民謡で、
各地に色んなアリランがある。
この歌には不思議な力があるのかな。
聴くといつもホッとする。
自分が目に見えない何か大きなものと結ばれているような、
そんな気持ちになったりもする。

昨日、気づけば私の心はすごく無防備になっていて
今まで力んで勇んでガチガチだった部分の力がほどけるみたいな、
そんな不思議な感覚があった。
どうにもこうにも上手く言えそうにないけれど、
あえて言ってみるなら
もっと素直な気持ちで生きようと思った。すごく。

・・

小沢健二『うさぎ!』の一節。


「インディオたちは何百年もの間、戦っては、じっと待つ。
また戦う。また待つ。また戦う。
ほんの何十年かで、灰色を倒すことはできない。時間がかかる。
待つことを体得しなければ、悲しい、重い気持ちだけが大きくなってしまう。
エスペラール(待つ)と、エスペランサ(希望)。
楽しさや笑い声を忘れないのと同じように、苦しさや涙も忘れないで、
インディオたちは待つ。

今の銅山の国でも、自分をインディオだと意識する人たちは六割を超える。
血筋が純粋にインディオかどうかなんて、問題じゃないんだ。
自分はこの土地で生きた祖先たちと、この土地で苦しんだ祖先たちと、
この土地で喜んだ祖先たちと、つながっている。
そういう気持ちが自分をインディオだと自覚させる。
インディオたちは、憶えている。」


・・

スピッツの『桃』という曲の一節。


「切れた電球を今 取り替えれば明るく
桃の唇 初めて色になる
つかまえたその手を 離すことはない
永遠という戯言に溺れて

つかまえたその手を 離すことはない
永遠という戯言に溺れて
他人が見ればきっと 笑いとばすような
よれよれの幸せを追いかけて」


今日、この曲を聴きながら、
永遠ってあったらいいな、と初めて思った。



c3fc237e.jpeg










心斎橋

















PR

この記事へのコメント

Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
管理人のみ閲覧できます
 

この記事へのトラックバック

トラックバックURL

カレンダー

03 2025/04 05
S M T W T F S
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30

プロフィール

HN:
fisun
性別:
女性

ブログ内検索

Copyright ©  -- 手をつなぐ --  All Rights Reserved

Design by CriCri / Photo by momo111 / powered by NINJA TOOLS / 忍者ブログ / [PR]