手をつなぐ
日々のこと、好きなもののことなどツラツラ書きます。
冬の音
金曜の話。
李政美(イ・ヂョンミ)さんのライブ@タルマジに行った。
開演ギリギリ前に着いたんやけど、
あの狭い空間に、新井英一さんライブのときを超える数の人がひしめき合っていた。
はなや、あかりさんやともなちゃんも来ていて一緒に座った。
タルマジにはよく行ってるから、スタッフの人たちに私は顔を覚えられていて
「また来てくれたんですね!」とか言われる。
ちょっと恥ずかしいけど、嬉しい。
今日のライブはホントこの空間素晴らしいな!って思った。
空間とすごく雰囲気が合ってたから。
タルマジって普段は韓国の伝統茶が出るカフェで、
低いテーブルに座布団が置かれてあってぺたんとそこに座って過ごす
(※椅子が必要な人には椅子が出る)。
誰かのおうちみたいなゆるやかな空間。
イ・ヂョンミさんの曲も優しいアットホームな曲が多いからすごく合ってた気がする。
「京成線」や「ありのままの私」や、私にとって思い出深い懐かしい曲がたくさん歌われた。
後半はチャンゴを叩きながらの珍島アリランや密陽アリラン・・・。
キャロル・キングのYou've got a friendのカバーやThe Roseのカバーなんかもあった。
はなはヂョンミさんのライブによく行ってるからか、
ヂョンミさんもはなを覚えてくれていて、しょっちゅう目を合わせて歌ってくれた。
いつも思うけど、はなのお陰でその隣の私まで得をすることが多い。
ありがとう、はな。
ヂョンミさんの歌を聴くと、はなが大国町のグループホームに住んでいた頃を思い出す。
あの頃私はまだ大学生で、はなの部屋には本当によく遊びに行った。
遊びに行って、そのまま泊まったりすることも多くて。
ソウルフラワーユニオンとイ・ヂョンミさんの曲をそのとき一緒によく聴いた。
朝も夜も。ずっと。
記憶の中のあの部屋は、なぜかいつもハロゲンヒーターがゆっくりと回っている。
夏を過ごした記憶はあまりなくて、ちょうど今くらいの肌寒い季節から冬にかけての記憶。
私が思い出す大国町はいつも冬だ。
あれから気づけばもう6年?7年か。
何か変わったのか変わらないのかわからないけど、
たしかに時は過ぎている。
ただそれだけのことが、なぜかひしひしと感慨深い昨日のライブやった。
・・
韓国公演のときの映像。
最初にちょっとだけ歌った曲は「故郷の春」という曲で
私なんかも歌えるかなりメジャーな曲。
そのあと歌ってるのが「京成線(けいせいせん)」。オリジナルは日本語詞。
李政美/故郷の春~京成線
http://www.youtube.com/watch?v=f_5a7f2JTaI
韓国の密陽地方に伝わるアリラン。
この映像とか観てると、李政美さんという方は、言葉の発音が本当に
柔らかくて美しいなぁと思う。
李政美/密陽(ミリャン)アリラン
http://www.youtube.com/watch?v=FiqjMgyifHQ
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