手をつなぐ
日々のこと、好きなもののことなどツラツラ書きます。
カリスマ的な。
土曜の夜
はなとあみさんと朴保(パク・ポ)ライブに行ってきました。
場所はまたまた桃谷のタルマジ。
ライブの感想は・・・
歌がどうこうというより朴保という人の持ってる強烈なインパクト、
これに尽きるというか。
サイケな赤紫の花柄半そでシャツにベージュのペラペラの短パン。
うねうねのロン毛にしっかり口髭を生やしてて、でも短パンから覗く足は
すっごいすべすべしててキレイ。
めちゃくちゃ早口で、わかるようなわからないような話をずっとしている。
時折、笑いをとろうとしているのかどうなのかの境界線みたいな
話を振って、「あーどうしよう、これ、全然おもしろくない、すいません」って
更に早口で謝罪したりもする。
なんというか、私が抜本的に好きな感じの人です。
サポートでキーボードにSassy Tomoさん(この日は機材の関係でピアニカ)、
あと、甲斐バンドの松藤英男さんがアコギ。
この方、本業はドラマーなのにギターもめっちゃお上手でした。
朴保さんはずっとエレキ。
朝鮮民謡もエレキ。
ひたすらエレキ。
あ、一曲だけ、プッを打ち鳴らしながらの曲があって。
プッていうのは朝鮮半島の伝統的な打楽器で
まぁ言うたら太鼓です。
膝の上に乗っけて叩けるくらいの大きさ。
それを打ち鳴らしながら歌った「傷痍軍人の歌」、良かった!
心がザワっとした。
「傷痍軍人!従軍慰安婦!松代大本営ー!」って叫ぶの。
思いっきり力を込めてプッを打ち鳴らしながら。
このときね、朴保とプッ、一体化してた。
朴保がプッなのか、プッが朴保なのか。
楽器との距離感があれほど近い演奏は初めて観た気がする。
それがすごく驚きで・・・ただただ圧倒された。
楽器をものにするとかそういうレベルじゃない。
一体化。
ライブDVDに収録されてたら確実に3回はリピートして観てるな。
いや、5回かな。
うーん、すごい!!
あと、歌いながら気持ちをそのまんま表すシンガーやなぁって。
亡き父と母を想う曲では涙が自然と頬を伝って流れるし
憤りを込めた歌はもう怒りそのものを爆発させる。
旋律や演奏を通じて伝えるというよりも、
そのものそれ自体がそこにあるというか。
どの曲も最終的には旋律も演奏も吹き飛んで
朴保という人の存在が自分にぶつかってくる感じというか・・・。
すんごい孤高な人やなぁ。朴保さんって。
どこにも馴染まない感じ。
「仲間」は存在しない。もし居るとしたらそれは「使徒」たち。
キリストとその使途たち。
『最後の晩餐』の絵でキリストがどこにいるか一瞬でわかるみたいな、
あんな感じ。
いいとか悪いとかじゃなくて、こう・・・存在がそれくらい傑出している。
ひたすらその場に違和感があり続ける人。
観客はどうしてもそこに近づけない。
でもそれでいいし、そういうものって納得できるというか。
誰かが朴保は日本のボブ・ディランだとか言ってたらしいけど、
それすごく的を得てる気がした。
言葉にならないカリスマ性のあるシンガーの素敵なライブでした。
朴保さん
1枚撮らせてもらった。
はなとあみさんと朴保(パク・ポ)ライブに行ってきました。
場所はまたまた桃谷のタルマジ。
ライブの感想は・・・
歌がどうこうというより朴保という人の持ってる強烈なインパクト、
これに尽きるというか。
サイケな赤紫の花柄半そでシャツにベージュのペラペラの短パン。
うねうねのロン毛にしっかり口髭を生やしてて、でも短パンから覗く足は
すっごいすべすべしててキレイ。
めちゃくちゃ早口で、わかるようなわからないような話をずっとしている。
時折、笑いをとろうとしているのかどうなのかの境界線みたいな
話を振って、「あーどうしよう、これ、全然おもしろくない、すいません」って
更に早口で謝罪したりもする。
なんというか、私が抜本的に好きな感じの人です。
サポートでキーボードにSassy Tomoさん(この日は機材の関係でピアニカ)、
あと、甲斐バンドの松藤英男さんがアコギ。
この方、本業はドラマーなのにギターもめっちゃお上手でした。
朴保さんはずっとエレキ。
朝鮮民謡もエレキ。
ひたすらエレキ。
あ、一曲だけ、プッを打ち鳴らしながらの曲があって。
プッていうのは朝鮮半島の伝統的な打楽器で
まぁ言うたら太鼓です。
膝の上に乗っけて叩けるくらいの大きさ。
それを打ち鳴らしながら歌った「傷痍軍人の歌」、良かった!
心がザワっとした。
「傷痍軍人!従軍慰安婦!松代大本営ー!」って叫ぶの。
思いっきり力を込めてプッを打ち鳴らしながら。
このときね、朴保とプッ、一体化してた。
朴保がプッなのか、プッが朴保なのか。
楽器との距離感があれほど近い演奏は初めて観た気がする。
それがすごく驚きで・・・ただただ圧倒された。
楽器をものにするとかそういうレベルじゃない。
一体化。
ライブDVDに収録されてたら確実に3回はリピートして観てるな。
いや、5回かな。
うーん、すごい!!
あと、歌いながら気持ちをそのまんま表すシンガーやなぁって。
亡き父と母を想う曲では涙が自然と頬を伝って流れるし
憤りを込めた歌はもう怒りそのものを爆発させる。
旋律や演奏を通じて伝えるというよりも、
そのものそれ自体がそこにあるというか。
どの曲も最終的には旋律も演奏も吹き飛んで
朴保という人の存在が自分にぶつかってくる感じというか・・・。
すんごい孤高な人やなぁ。朴保さんって。
どこにも馴染まない感じ。
「仲間」は存在しない。もし居るとしたらそれは「使徒」たち。
キリストとその使途たち。
『最後の晩餐』の絵でキリストがどこにいるか一瞬でわかるみたいな、
あんな感じ。
いいとか悪いとかじゃなくて、こう・・・存在がそれくらい傑出している。
ひたすらその場に違和感があり続ける人。
観客はどうしてもそこに近づけない。
でもそれでいいし、そういうものって納得できるというか。
誰かが朴保は日本のボブ・ディランだとか言ってたらしいけど、
それすごく的を得てる気がした。
言葉にならないカリスマ性のあるシンガーの素敵なライブでした。
朴保さん
1枚撮らせてもらった。
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