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手をつなぐ

日々のこと、好きなもののことなどツラツラ書きます。

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奏でること

昨日、サムルノリグループ・オミジャとしての初舞台があった。
宝塚市内の保育所の納涼祭りに呼ばれたのだ。
たくさんの園児と保護者たちを前にしての演奏。
一か所重篤なミスをしてしまったりと、なかなか大変な感じやったけど、
初舞台、何とか終えられて良かった。
来週末はまた別の保育所での公演だ。

思えば、小学生のころから楽器の演奏で舞台に上がるという経験をしてきた。
ピアノの発表会、吹奏楽部のコンクール、演奏会・・・
初めてピアノの発表会に出たのが、たしか8つくらいのときやから、
それから18歳までの10年間、何らかの舞台に出てきた。
その後、楽器から少し遠ざかり・・・
途中、一度、パンソリで舞台に上がったことがあるものの、
ほぼ10年越しに再び舞台に帰ってきたということになる。

私は、舞台人というよりは、裏方的な人間だと思う。
実際、舞台に上がっているときよりも、薄暗い舞台袖で出番を待っているときが
一番好きやったりするし。
袖から観る舞台は、キラキラしていて綺麗やし、
そっと観客席の反応を観てみるのもおもしろい。
でもそんなこと言いつつ、いざ舞台に立ってみたら、
やっぱり楽器を奏でられることは喜びで、それ以外の何物でもないなと思った。
うん・・・

そうそう、それと、昨日から、サムルノリと合わせて、
ヘグムという楽器を習い始めた。
ヘグムは朝鮮半島に伝わる弦楽器の一つで、
韓国の宮中儀式音楽から平民音楽まであらゆるシーンで演奏される楽器。
最近では、韓国ドラマの主題歌で使われたり、フュージョン音楽でも
音程がすべて出せることから、韓国ではちょっとしたブームになっているらしい。

実は昔からヘグムとその改良楽器であるソヘグムは私の憧れで。
きっかけは、小学校の楽器室でソヘグムを見つけたこと。
手に取り、先生にやりたいと申し出たら、
「この学校では教えられる人がいないんだよ」と言われ、
その瞬間、ものすごく落胆したのを覚えている。
それからというもの、同じ年頃の女の子がソヘグムを弾いているのを観るたびに
本当に羨ましかった。
中学校に入り、クラリネットを吹き出してからも、
やっぱりソヘグムいいなと、しつこく思い続けてもいた。

それがこのたび、お世話になっている先輩のスタジオで
ヘグム講座が開講されることになり、念願叶って学べることになったのだ。
教えてくれるミヒャン先生は、ソヘグムをずっとやってこられた方で
(もちろんヘグムも上手)、私は何度か演奏を聴く機会があったんやけど、
情感あふれる音色を奏でられる素晴らしい演奏家だ。
そんな方に教わることができて本当に光栄やし、
そんな機会を与えてくれた先輩に感謝してもしきれないなと思う。
(いやもう、私の先輩、ホントすごい人なんですよ!)

昨日から始まったヘグム講座。
楽器は家で練習できるよう、持ち帰ることができて、
だから昨日、帰ってきてから早速練習した。
今朝も目が覚めて、まっさきに思ったのが、
(ヘグム!!!)だった。
そしてすぐさま起きだして練習。
今も夢中でやっている。
初めて触るヘグムは難しくて、でも、おもしろい。

私、楽器を奏でてるときと、あと、何かを書いているときが
最高に幸せかもしれない。
しかも今は楽器の話やから余計に楽しくて、いつまで書いても話が尽きない。
はぁ・・・楽しい。

でも、そろそろこの辺で。(ちょっと落ち着こう・・笑)

今日は17日のスマイルコンサートのリハーサル。
頑張ろう。




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ヘグム(奚琴)!!










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