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手をつなぐ

日々のこと、好きなもののことなどツラツラ書きます。

カテゴリー「二人展」の記事一覧

心のままに(二人展報告その4)

ここまで報告を読んでくださったみなさん、ありがとうございます。
なんとなくでも、展示の雰囲気が伝わってたらいいなぁと思うのですが。

二人展を終えた今、思うこと。
小さな幸せをつかむ力、幸せに気づく力が自分にはあるのだということ、
それを忘れたくないなぁと。

この社会の大きな力や、“一般的”、“ふつう”という価値観は
知らず知らずのうちに人の心をがんじがらめにしていく気がする。
それに合わせて生きなくちゃと、焦らされ、不安になってしまったりもする。
でも、創作をしてみて気づいたこと。
このままの自分でいいのかなって。
今ここにある心を解放すること。
吐き出すこと。
そうしないと、いいことばは生まれない気がする。
たくさん笑って、たくさん泣いて、たくさん怒って。
焦って、迷って、悩んで。
不安になったりもして。
でもそれでいいんじゃないのかなぁと。
そうすることで生まれることばがあり、
そしてそのことばたちはいつも
私の心を少し強くしてくれる気がするから。

・・

前回のときもそうだったのですが、
今回の二人展でも合間合間に手持ち無沙汰な時間があって
その時間に追加でことばを書いたりしていました。
最後に、そんな二人展2日目の朝に書いたことばを載せて
報告を終わりにしようかと思います。



「ものづくりをするとき~第2回 日常を旅する~」

midに誘われて私も何か作ろう!と、思いつくまま
写真とことばの創作を始めた。
私が好きなアートは、「革新的なもの」、「既存の価値を問うもの」、
「忘れていた記憶を呼び起こすもの」。
そういうのが好きで、自分がしたいアートもそんなのだ。
でも、そんなことが自分にできるのか、はたしてわからず、
ずっと何もしてこなかった。

今もよくわからない。
「アーティストですか?」と問われたら
「違います」と答える。
でも、そんな自分にも思うことはあり、
それは生きてることそのものだとも思うから
何か残したいと思った。
目に見える形で残してみたいなあと。

今、ここに生きている。
もっともっと実感したい。
渇望して生きたい。
もっと遠くを見てみたい。
もっと近くを見てみたい。
本当のことが何か、信じれるものが何か、
つかまえたい。
心のままに。

・・

you may say I'm a dreamer
but I'm not  the only one
(君は僕を夢想家だと思うかい
でも僕ひとりじゃないはずさ)

ジョン・レノン 『イマジン』より



ありがとうございました!




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PR

終わりと始まりと(二人展報告その3)

28歳という年齢を思うとき、若いのか何なのか本当に微妙だなと思う。
でも、東洋医学に携わっている友人いわく、
28の年は女性が一生の内で身体的に一番美しいときなのだとか。
私もみどりんも28歳。
もしかしたら、いろんなことが終わり、また新たに生まれかわるタイミングなのかもしれない。
今回の二人展はそんな節目みたいな、何かに区切りをつけるみたいな
振り返ってみると、そんな展示だったような気もする。
終わりと始まりと。
また、ここから。


二人展報告の続きを。



みどりんの展示
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みどりんの作るものは本当に繊細。そして愛らしい。
これ、私には無い感性。(無いは言い過ぎかな~。でも・・・ほぼ、無いな。笑)
彼女は私の足りないところをいつもすごく補ってくれてるなぁと思います。
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みどりん、こんな手作りの桜の木も作ってた。
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アクセサリーづくりのワークショップの様子。(手前がみどりん)
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私の展示。
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シンプルな飾り付け。体の奥底から絞り出したことばたち。
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今回の写真の中で気に入ってるもの。
まだ明るい時間に遠くの空に見えた月がなんとも儚げで。
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幼いころよく遊んだ公園。
この写真をすごく気に入ってくれた友人がいた。
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私の手。
斜めなコンクリートと切れちゃってる手の先がなんか自分ぽいかなって。
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ファミマで大事な糸を袋から落とし、茫然とするみどりん。
大好きな写真☆笑
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(つづく・・・かも)



癒しの時間(二人展報告その2)

部屋に置いてた観葉植物を何げなく少し外に出してたら
この寒さで一気に元気を失ってしまい、慌てて部屋の中へ。
そしたらまた元気になってきて・・・
生きてるんやなぁ。すごいなぁ。
なんか、愛おしい。

・・

そんなこんなで二人展報告のつづきを。
続いては、16日のライブのこと。
16日、このブログですっかりお馴染みの広田勝紀くんが来て歌ってくれました。

広田くんとは去年の夏に偶然出会い、
それからちょくちょくライブを観に行くようになって・・・
お陰様で私は、ライブハウスやらバーやらに
前よりも少し詳しくなりました。
広田くんは大体どんな場所でも違和感なく馴染む歌い手さんなんやけど
もちろん、はるひにも馴染んでた。
違和感ゼロ。
というか、似合う。
古民家が最も似合うシンガー・広田勝紀ここにあり、みたいな。笑

なんかね、広田くんの人柄をお伝えするなら、
こんな冗談も気軽に言えちゃうようなそんな感じの人なんですね。
個人的にはそのあまりの天然ぶりに「ええっ・・?!」と驚愕することも
しばしばですが(笑)、
こうして何かあるたびに気軽に来て歌ってくれて
私は本当に感謝しています。
・・天然な感じにも癒されるしね。笑
いつもありがとう。


この写真は「銭湯を行こう」を演奏してるとき。
「銭湯へ行こう」は広田くんのソングライティングのセンスが光る名曲です。
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広田くんは当日、三宮からはるひまでの道のりを、
あえてこのブログの道案内を見ずに来ようとして、結果、迷いまくったのだとか。
通常10分ほどの距離を35分ほど掛けてやっとたどり着いたらしい。
なぜそんなことをしたのか。
いわく、「僕はかつて配達の仕事をしてたことがあって、
そのプライドをかけて、ブログの道案内は見るまいと思ったんですが・・やっぱ無理でしたねぇ」。
ちなみに、写真のこの手つきが何を意味してたのかは不明。笑
愉快な人です☆
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歌ってるときはいつもカッコいい広田くん。
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最後はみどりんの彼、まっぴーと二人でジョン・レノンのイマジンを。
まっぴーの優しいギターも素敵でした。
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ひーろたくーん。お疲れ様でした!
本当にありがとう☆
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(つづく)




分かち合うこと(二人展報告その1)

ジョンのImagineを聴きながら。

you may say I'm a dreamer
but I'm not  the only one
君は僕を夢想家だと思うかい
でも僕ひとりじゃないはずさ

私はこの歌詞が大好き。
(ちなみに、訳はヒスン訳です。あしからず・・・)

・・

さて、これから二人展の様子を何回かに分けて紹介しようかと。
今回、いろんな人たちが二人展に協力してくれました。
まずはそのことから。

今回、私とみどりんの展示のほかに、
素敵な画伯の絵を併せて展示しました。
その画伯とは・・・ゆうちゃんです。
ゆうちゃんは高校1年の男の子で、
これまでいろんな絵画展で入賞している才能ある絵描きさんなのです。

出会いはかれこれ7年ほど前。
私はまだ大学生で、当時、障害のある人も無い人も共に学ぶことを
研究するゼミに属していました。
そのゼミには障害のある人も無い人もいろんな人が参加していて
ゆうちゃんとお母様ともそこで出会ったのです。
ゆうちゃんはそのときはまだ小学生。
いつも好奇心旺盛な目を光らせていろんなところへ踏み出す様が
すごくキラキラしてた。
今もそんなところは全然変わってなくて、
たくさんの線や模様の描かれたカラフルな絵を見ていると
私はなんだか心がウキウキと楽しくなってくるのです。
描いてる様子を傍で見てるのも楽しい。
緻密でありながら一つ一つの線に迷いがなくて、
それが見ていて気持ち良かったりもします。

で、今回、そんな素敵なゆうちゃんの絵をせっかくの機会なので
いくつかお借りし、短いことばをつけさせてもらったというわけです。
スケッチブックも本のコーナーのところに置いておいて
手に取って見てもらえるようにしてて。
スケッチブックは見開き2ページで一つの絵になってて、
ページをめくりながら私はいつも、宇宙のどこかの惑星を旅してる気分になるんやけど
手にとった人たちもみんなニコニコしながら見てた。
これも嬉しかったなぁ☆

こういうことをしてみて改めて気づいたのですが、
私、こういう感じがすごい好きですね。
自分発のものだけじゃなくて、いろんな人発の素敵なものを
集めてきて、それをみんなで共有する。
なんかこういうの、良くないですか☆
実は今回、ゆうちゃんの絵だけじゃなく、窓のところに
いろんな友人・知人の発した素敵なことばを短冊状のカードにして
それをヒモで吊り下げた展示もしたんやけど、
これも出来上がりを見ながらすごい嬉しくて。
みんないいこと言ってんなぁ!って。笑
ワクワクした。

本のコーナーもそう。
ふいに入ってきた通りすがりの人が私の並べた本を見て
「わ!私もこういうの興味あるんです!」とか笑顔で言ってくれた瞬間とかね、
もうホント喜びで。
いい本読んでますねって感想書いてくれてた人もいて。
来てくれた人の雰囲気に合わせてBGMを変えて、
「あなたにはこの曲が似合います」って言ってみたりしたのも楽しかったし。
自分以外の人が作った素敵なものをみんなで分かち合う。
こういうの、これからもしていけたらいいなぁって思った。

ちなみに、来ていただいた人たちには
お茶やお菓子を食べながら、飲みながら、
本を読みながら、おしゃべりをしながら、思い思いにゆっくりと過ごしてもらって
一番長く居た人で4時間、平均滞在時間1時間半くらい楽しんでいってもらいました。
帰り際、「ホッとした」と言ってくれる人も多くて
少しでも心落ち着く時間を作れたのならそれは何よりやなぁと。
とりあえずは。

良かった☆


(つづく)




写真を!
ギャラリー入口付近。
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ゆうちゃんの絵。上のボードは紹介文。
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段ボールに描かれた絵。
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本のコーナー。
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友人・知人の素敵なことばを集めて吊り下げた窓際。
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 入口から見た風景。
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奥から見た風景。
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