手をつなぐ
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バスキアのすべて
- 2011/02/23 (Wed)
- 映画 |
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元町の小さな映画館で。
『バスキアのすべて』という映画。
バスキアという人の存在を、私はこの映画で初めて知った。
以下、某サイト(ぴあ映画生活)より引用。
「'88年に27歳の若さで他界し、今年が生誕50周年にあたる画家
ジャン=ミシェル・バスキアにまつわるドキュメンタリー。
バスキアの友人だったタムラ・デイヴィス監督が20年以上も封印していた未公開インタビュー映像と、
彼を支えた友人たちへの取材映像で構成。
80年代のアート・シーンを駆け抜けた伝説的な芸術家の素顔を明らかにしていく」
映画の内容も少し・・・
「まだ10代後半だった70年代のNYで、スプレー・ペインティングによる落書きから
アーティストとしてのキャリアをスタートさせたバスキア。
時代の寵児として脚光を浴びる一方、人種差別に苦しんでいた彼の光と影が、
貴重なインタビューで浮き彫りになる。」
眠いので書くのやめようかとも思ったけど、
少しだけ。
バスキアは、若き黒人の画家。
彼の絵はいつも黒人であるということと一緒に評価の対象になってきた。
彼はそのことを強烈に意識しながら、そういう社会の理不尽に抗うかのような
反逆的作品を残した。
一方で、かの有名な“白人”の巨匠、アンディ・ウォーホルに寄り添い、
合作を作ったりもした。
社会への苛立ちと、成功への渇望と。
彼は人種差別に苦しんだというよりは、自身の相反する感情の板挟みに
苦しんだのだと思う。
差別には抵抗したい、でも、成功したい。
どうしても、成功したい。
認められたい。
彼は”実力”で画壇に認められようと、短い画家人生で2000点を超える作品を残した。
その結果、彼は”成功”した。
生前、いわゆる権威ある画壇で認められることはついぞ叶わなかったものの、
若い彼には手に負えないほどのお金と名声を手にした。
そしてそれは実際、彼の手には負えなかった。
その代償として、かつての仲間は彼の周りから去り、彼は孤独になった。
アンディが死に、最愛の父からも冷たくあしらわれ、
行き詰った末に手にしたのはドラッグ。
ヘロインに溺れた彼は、一人ひっそりと、27歳の若さで死んだ。
もし今も生きてたとしたら50歳なのだそうだ。
・・なんとも切ない映画だった。
バスキアはものすごくモテたのだという。
食っていけない時代の彼を、たくさんの女たちが救った。
そしてたくさんの女が泣いたのだと。
実際、フィルムから映し出される彼はなんとも言えない魅力に溢れていた。
少年のような曇りのない瞳。
はにかむように笑い、ふいに歯がのぞく瞬間のあどけなさ。
そこには作為的なものが一切感じられなくて、同時に何とも儚い。
ずっと手をつないでおかないと、どこかに消えてなくなりそうで不安になるような、
そんな危うい魅力。
・・
元町の映画館を出て、帰り道。
みどりんと人通りの少ない元町商店街を歩きながら、
ポツポツと映画の感想を話した。
お金と名声、そして孤独。
常に隣り合わせのものたち。
孤独の淵で死んでいったバスキア。
映画には、駆け出しの時代のバスキアを経済的にも精神的にも
支え続けてきた女性が出てくる。
バスキアは金と名声を手にした後、彼女を捨てた。
「あの女の人をずっと大事にしてたら、今もバスキア、生きてたかな」。
そうつぶやいたら、
みどりんは、「生きてたんじゃない?」と言った。
・・あり得ない話やけど、あり得たかも。
映画を観る限り、彼女は間違いなく、彼の最大の理解者だった。
彼女はまるで、母親が自分の子どものことを語るかのように彼のことを語った。
彼女が彼に向けていた眼差しはきっと、いつも温かく、
とても信頼できるものやったんやろう。
なんとなくそんな気がした。
・・
何が大事で何を死守すべきか。
バスキアにとっては、それがいつも、どこまでも”自分”だったのかな。
そう思うと、彼の心の孤独に、私は少しゾッとする。
美しく魅力的なバスキア。
天才画家、バスキア。
孤独な・・・
孤独な、バスキア。
今も少し胸が痛む。
そんな映画。
自由時間。
こんな週末、いつぶりやろう。
お茶入れて、音楽聴いて本読んで・・・
気づいたら寝てたりとか。
のーんびり。
たまにはいいもんやな。
今は妹の披露宴で流すBGM集を作ってた。
登場のときの曲、キャンドルサービスのときの曲、
お色直しが終わって再登場するときの曲、
両親への手紙を読むときの曲・・・
結婚する二人の雰囲気を一生懸命思い出しながら
ああでもない、こうでもないって・・・かなり悩む!
けど、楽しい☆
少し、音楽の話を。
今回のBGM集には入れなかったけど、
最近買った、『ノラ・ジョーンズの自由時間』というアルバムが
めっちゃいい。
ノラ・ジョーンズがいろんなミュージシャンとコラボした曲を
本人セレクトで集めたアルバムなんやけど、
収録されている楽曲が本当に多彩で、それがまず、おもしろい。
ノラはジャズシンガーなんやけど、
コラボしている人たちは、カントリー畑の人や、
ソウルシンガー、ヒップホップの人もいれば、ロッカーもいる。
そしてそのどれもをパーフェクトに歌い上げるノラ。
このところ、一日に3回くらいこのアルバムを聴いているんやけど、
ノラの歌のうまさに毎回感嘆してしまう。
実は私は、歌い上げて聴かせる系のシンガーよりも、
曲想に合わせてその都度歌い方を変えられる柔軟な歌い手さんが好きで。
ノラは後者。
(Billy Joelや、ドイツ人シンガーのAnnett Louisanなんかも同じ理由で好き。)
ノラのすごいところは、ジャンルをも飛び越えて、
その曲にもっともふさわしい(であろう)歌い方をできるところ。
歌い方が一辺倒じゃない。
もちろん、どの曲もノラはノラなんやけども、
曲全体としてのおもしろみを際立たせる歌い方をするなぁと。
普段あまり聴かないヒップホップの曲なんかも、
ノラが歌うとおもしろく聴ける。
たぶん、ノラ・ジョーンズという人は、その曲のうまみというか、
いいところを掴むセンスをすごく持っている人なんやろうな。
そしてそれを確実に引き出すこともできる人。
いい曲が、ノラによって更にそのいいところをぐいっと強調される、みたいな。
音楽勘の良さっていうのかな、こういうのは。
ノラはその部分が卓越しているような気がする。
このアルバム聴きながらね、なんか私はヒップホップの聴き方が
ちょっとわかってきたような、そんな感じすらして・・・。
嬉しい。
ありがとう、ノラ☆
とまあそんなわけで、
『ノラ・ジョーンズの自由時間』、非常にオススメです。
ジャンルに囚われずいろんな音楽を聴く人、気に入る可能性が高いです。
音楽って癒されるけど眠くなっちゃうんよね~っていう人、
癒されるけど刺激的、その両方があるアルバムですよ、これ。
19曲入ってるけど、ホントあっと言う間。
聴いてて楽しいし、癒される。
あ、あと、輸入盤のがちょっとだけ安いけど、
日本盤だけに入ってるボーナストラックがかなりいい感じなので、
興味ある方は日本盤を是非。
音楽の話でした☆
・・いや~。語った語った。笑
ドリー・パートンと歌ったライブ映像発見。
二人共めっちゃうまい。演奏も、ステージの雰囲気もイイ。
Norah Jones & Dolly Parton/Creepin' in
http://www.youtube.com/watch?v=TgZwV6ZwZU8
うーん、ノラってばすごい!の、意外性の二曲。
Q-Tip & ft. Norah Jones/Life Is Better
http://www.youtube.com/watch?v=nMIs3WYLZbY
Talib Kweli & Norah Jones/Soon the New Day
http://www.youtube.com/watch?v=xolKPqExlYI
日本盤だけのボーナストラック
Wyclef Jean ft. Norah Jones/Any Other Day
http://www.youtube.com/watch?v=dPjATjFlIqk
ノラ☆
来日したりとかしないのかな~。
劇的。
今年、最速。
今月誕生日あるでしょ?って。
意外で、ちょっと懐かしい人から。
昨日のブログで20そこそこの頃のことを思い出したからかな。
それくらいのときに仲良くしていた人だ。
2つ上のお兄さんで、秀才で、努力家。
今はグローバリーな企業で働いていて、
インドやら上海に赴くこともあるらしい。
歳はそんなに変わらないけど、なんかすごく、”兄"って感じがする人。
あっさりサクサクしてて、何言っても動じない。
決して目立つ感じじゃないけれど、
謙虚で着実で、確かな自信もあって、なんか立派やなぁって思う。
最近気づいたけど、こういう人ってかなり希有だ。
・・
実家に寄ったら、大改造ビフォーアフターか?というくらい
家の中が様変わりしていてビビった。
床が全面張り替え(床暖房)になってて、お風呂の浴槽も大きいものに
入れ替え、洗面台もリニューアル。
キッチンのシンクも新しいものになって、オール電化に。
・・時々、こういうことがあってびっくりする。
いきなり家の前に花壇が出来てたりとか。
外壁の色が塗り替えられたりとか。
父はやることがいつも大胆なのだ。
緻密な計算のもと、やるときは一気に。
周りはついていけないんやけども。苦笑
寝ようかな。
書こうと思ってたいろいろは明日書こう!(・・かな。笑)
なんか今日は徒然日記。
おもしろい映画とおもしろい本と素敵なCDの話がある。
あ、楽器のことも。
どれか書こう。
おやすみなさい☆
金曜夜の雑感
you tubeでいくつか動画を観てたんやけど・・・。
観てたら軽く眩暈がしてきたのでやめた。
さて。
今日は仕事帰りにみどりんと心斎橋へ。
北極星でオムライスを食べて、そのあとstandard bookstoreへ行った。
スタンダードブックストア、大好き。
カフェがあって、そこに本を持ち込んで読める。
セレクトされてる本もおもしろいものが多くて、
ついつい入り浸ってしまう。
今日も平気で閉店の10時半まで遊んでた。
楽しかった。
ちょっとした夜遊び。
・・
たぶん一番夜遊びをしていたのは19とか20そこそこのときで、
ビリヤードとかダーツとか、上手い子によく連れてってもらった。
全然できないんやけど、楽しかったなぁ。
友達にバーテンやってる子がいて、そこでダラダラ飲んだりとかも。
あの頃のあり余るエネルギー。
今思えばすごい。
一人居なくなったと思ったら、歩道のアスファルトの上で寝てるのを
朝方に発見したりとか。
なんかめちゃくちゃやった。
グラスがガシャンって割れる音、天井を突き刺す笑い声・・・。
懐かしい。
ハチャメチャしてた子も気づけば母になり、
父になり、どんどん落ち着いていく。
私もあんな遊び方はたぶん、もうしない。
・・
書きたいことがいくつかあって、
でもそれを書こうと思うと別のことを言いたくなってしまって、
結局書けずじまい。
・・ま、いっか。
何かホッとする音楽を。
Norah Jones&Sasha Dobson/Bull Rider
http://www.youtube.com/watch?v=1cftVIGtIKw