手をつなぐ
日々のこと、好きなもののことなどツラツラ書きます。
スイートピー
- 2012/03/01 (Thu)
- 日々のこと |
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ここでも随分前に書いた気がするけど、4月からまた学生を始める。
リハビリの専門職、言語聴覚士になるために学校に通うのだ。
周りの友人らがどんどん結婚し、出産し、あるいは出世し・・・としていくなか、
私はこれから。
この決断を「すごいなぁ」と言う人もいれば、「ようやるな」と言う人もいて。
でもなんとなくやけど、「すごいなぁ」の中には「ようやるな」のニュアンスが含まれてると
感じる瞬間も多々あるから、たぶんこっちの意見の方が感想としては優勢なんやと思う。
家族は半分あきらめを持って応援してくれている。
「あんたはホンマに好きに生きてる」と。
前の職場をやめるとき、上司から「(誰かと)結婚してもたらええのに」と言われた。
別にこれを突っぱねる気もなくて、むしろ、(そうやんなぁ)とも思う。
親戚の意見も同じく。
祖父にいたっては私の結婚を見届けることが余生の最大の希望と言ってはばからないもんやから
その落胆ぶりや、すごくって・・・。
会うたびに申し訳なさが押し寄せてきて、どうしようもない気持ちになる。
でももう決めたし、やらないと後悔するからやる。
・・とは言いつつ、いろいろ不安もあって。
大体、今、私にはお金が無い。
これまで少しずつ貯めていたお金は、これから全部学費に消える。
だから今の私の節約っぷりたらすごい。
職場には当然、毎日お弁当持参やし、今日はスーパーで散々迷って
結局買ったのは19円のモヤシと、14円の中華そば。
合計33円って駄菓子かって感じやけども。
実家に帰ることも選択肢としてよぎり、家族もいいよと言ってくれてたけど、
よくよく考えたらそうはできない事情のあることが判明・・・。
不動産賃貸の営業をしている友人に力になってもらって、
この間取りでこの家賃、嘘でしょ、みたいなところに引っ越した。
難点としてセキュリティーの甘いところがあるけど、とにかく安くて、ちゃんと自炊もできる。
自炊できる環境は大事。
料理できない部屋にはこれからも住めないと思う。
・・
最近、温かい、励ましの言葉が胸に響く。
大丈夫って言われると本当に大丈夫な気がしてくるから不思議やな。
よく行ってた花屋さんが会員への誕生日プレゼントとして花を贈ってくれるというので
仕事帰りにもらいに行った。
スイートピー。
店員さんが「花言葉は門出です」と教えてくれた。
門出か・・・
なんか、嬉しい。
さっき中途半端な時間に寝ちゃって眠くならない。
でも寝ないとな。
おやすみなさい☆

リハビリの専門職、言語聴覚士になるために学校に通うのだ。
周りの友人らがどんどん結婚し、出産し、あるいは出世し・・・としていくなか、
私はこれから。
この決断を「すごいなぁ」と言う人もいれば、「ようやるな」と言う人もいて。
でもなんとなくやけど、「すごいなぁ」の中には「ようやるな」のニュアンスが含まれてると
感じる瞬間も多々あるから、たぶんこっちの意見の方が感想としては優勢なんやと思う。
家族は半分あきらめを持って応援してくれている。
「あんたはホンマに好きに生きてる」と。
前の職場をやめるとき、上司から「(誰かと)結婚してもたらええのに」と言われた。
別にこれを突っぱねる気もなくて、むしろ、(そうやんなぁ)とも思う。
親戚の意見も同じく。
祖父にいたっては私の結婚を見届けることが余生の最大の希望と言ってはばからないもんやから
その落胆ぶりや、すごくって・・・。
会うたびに申し訳なさが押し寄せてきて、どうしようもない気持ちになる。
でももう決めたし、やらないと後悔するからやる。
・・とは言いつつ、いろいろ不安もあって。
大体、今、私にはお金が無い。
これまで少しずつ貯めていたお金は、これから全部学費に消える。
だから今の私の節約っぷりたらすごい。
職場には当然、毎日お弁当持参やし、今日はスーパーで散々迷って
結局買ったのは19円のモヤシと、14円の中華そば。
合計33円って駄菓子かって感じやけども。
実家に帰ることも選択肢としてよぎり、家族もいいよと言ってくれてたけど、
よくよく考えたらそうはできない事情のあることが判明・・・。
不動産賃貸の営業をしている友人に力になってもらって、
この間取りでこの家賃、嘘でしょ、みたいなところに引っ越した。
難点としてセキュリティーの甘いところがあるけど、とにかく安くて、ちゃんと自炊もできる。
自炊できる環境は大事。
料理できない部屋にはこれからも住めないと思う。
・・
最近、温かい、励ましの言葉が胸に響く。
大丈夫って言われると本当に大丈夫な気がしてくるから不思議やな。
よく行ってた花屋さんが会員への誕生日プレゼントとして花を贈ってくれるというので
仕事帰りにもらいに行った。
スイートピー。
店員さんが「花言葉は門出です」と教えてくれた。
門出か・・・
なんか、嬉しい。
さっき中途半端な時間に寝ちゃって眠くならない。
でも寝ないとな。
おやすみなさい☆
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通じ合う瞬間
- 2012/02/27 (Mon)
- 日々のこと |
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職場で5歳の子どもの保育を2時間ほど頼まれた。
上司が「ちょっと2時間ほど見てもらいたい子がおるんやけどいいかな?」って言ったとき、
私、思わず満面の笑みで「はい!!」って言ってしまって
ちょっと笑われた。
こうやってたまに、子どもの保育の依頼がある。
本来の仕事ではない仕事。
でも私が飛び上がって喜んじゃう仕事。笑
・・
預けられた子どもは「ゆーたん」という女の子やった。
遊戯室で二人、お人形遊び、お医者さんごっこ、電車ごっこ、マクドナルドやさん、
オセロ、人生ゲーム・・・と、おもちゃというおもちゃを全部取り出して遊んだ。
子どもと遊ぶとき、私は自分が大人であることを忘れそうになる瞬間がある。
何もないところから遊びを生み出しては、子どもと空想の世界で話をして笑う。
何やろう、あの感じ。
そこにあるおもちゃの"使い方”を無視して、自分と子どもとの合意で新しい遊びを作り出す。
それがたまらなく楽しい。
おままごとをしていたとき、ケーキのおもちゃがあったので、思わず、
「おねえちゃん、昨日な、誕生日やってん」と言ってみた。
そしたらゆーたんが「おねーちゃん、名前なんて言うの?」と聞くので
「ひすん」と答えたら、その後、おもむろに歌を歌いだした。
「ハッピバースデー ひーすーん
ハッピバースデー ひーすーん♪」
最後まで歌い終わり、私がパチパチパチー!!と手を叩いたら、
ゆーたんは満足げな笑みを浮かべて、「ろうそくの火消して!」と。
私がケーキの上に思いっきりふーっ!!と息を吹きかけ、
そのあと二人で目を合わせて、ふふふっと笑った。
あ、通じ合った、今、って思った。
そのあとはお互いに全く遠慮が無くなって、小さなボールをいくつも
めちゃくちゃに投げ合ったりして、もみくちゃになって遊んだ。
汗かいた。
寒い日やったのに。
・・
あっという間の2時間が終わり、上司とゆーたんのお母さんが遊戯室のドアを
バンっと開けたとき、部屋の中はおもちゃで足の踏みどころもない状態やった。
苦笑いする上司を目にした瞬間、我に返り、「す、すいません~~~・・・」って。
時、既に遅しやったけど・・・。
そんな私を横目に、ゆーたんは遊びを終えるのが名残惜しそうで、
私の傍でしばらくグズグズしていた。
段々イライラしてきたお母さんが「何?まだ遊びたいの!?」と言って、
やっと渋々動き出したゆーたん。
動き出してからは、私の方を振り返ることなく、さっとドアの外に出て行ってしまった。
お母さんが「こら!お姉ちゃんに遊んでもらったお礼言いなさい!」と言ったら
ちらっとこちらを振り返って、「ばいばーい」と。
その様子を見て、最初から2時間の付き合いやとわかってはいたのに、
やっぱり別れは寂しいなと思った。
手を振りながら、ついつい、「また遊ぼうね!」なんて言ってしまったり。
お互い、もう次は無いことがわかってるから寂しいのにね。
・・
そうそう、昨日、私、29歳になりました。
・・なっちゃいました。笑
「大台」とか「瀬戸際」とかやいのやいの言われるけど(笑)、
自由に私らしくいきたいな。
そう思います。

ゆーたんが歌ってくれたの、すごく嬉しかった。
上司が「ちょっと2時間ほど見てもらいたい子がおるんやけどいいかな?」って言ったとき、
私、思わず満面の笑みで「はい!!」って言ってしまって
ちょっと笑われた。
こうやってたまに、子どもの保育の依頼がある。
本来の仕事ではない仕事。
でも私が飛び上がって喜んじゃう仕事。笑
・・
預けられた子どもは「ゆーたん」という女の子やった。
遊戯室で二人、お人形遊び、お医者さんごっこ、電車ごっこ、マクドナルドやさん、
オセロ、人生ゲーム・・・と、おもちゃというおもちゃを全部取り出して遊んだ。
子どもと遊ぶとき、私は自分が大人であることを忘れそうになる瞬間がある。
何もないところから遊びを生み出しては、子どもと空想の世界で話をして笑う。
何やろう、あの感じ。
そこにあるおもちゃの"使い方”を無視して、自分と子どもとの合意で新しい遊びを作り出す。
それがたまらなく楽しい。
おままごとをしていたとき、ケーキのおもちゃがあったので、思わず、
「おねえちゃん、昨日な、誕生日やってん」と言ってみた。
そしたらゆーたんが「おねーちゃん、名前なんて言うの?」と聞くので
「ひすん」と答えたら、その後、おもむろに歌を歌いだした。
「ハッピバースデー ひーすーん
ハッピバースデー ひーすーん♪」
最後まで歌い終わり、私がパチパチパチー!!と手を叩いたら、
ゆーたんは満足げな笑みを浮かべて、「ろうそくの火消して!」と。
私がケーキの上に思いっきりふーっ!!と息を吹きかけ、
そのあと二人で目を合わせて、ふふふっと笑った。
あ、通じ合った、今、って思った。
そのあとはお互いに全く遠慮が無くなって、小さなボールをいくつも
めちゃくちゃに投げ合ったりして、もみくちゃになって遊んだ。
汗かいた。
寒い日やったのに。
・・
あっという間の2時間が終わり、上司とゆーたんのお母さんが遊戯室のドアを
バンっと開けたとき、部屋の中はおもちゃで足の踏みどころもない状態やった。
苦笑いする上司を目にした瞬間、我に返り、「す、すいません~~~・・・」って。
時、既に遅しやったけど・・・。
そんな私を横目に、ゆーたんは遊びを終えるのが名残惜しそうで、
私の傍でしばらくグズグズしていた。
段々イライラしてきたお母さんが「何?まだ遊びたいの!?」と言って、
やっと渋々動き出したゆーたん。
動き出してからは、私の方を振り返ることなく、さっとドアの外に出て行ってしまった。
お母さんが「こら!お姉ちゃんに遊んでもらったお礼言いなさい!」と言ったら
ちらっとこちらを振り返って、「ばいばーい」と。
その様子を見て、最初から2時間の付き合いやとわかってはいたのに、
やっぱり別れは寂しいなと思った。
手を振りながら、ついつい、「また遊ぼうね!」なんて言ってしまったり。
お互い、もう次は無いことがわかってるから寂しいのにね。
・・
そうそう、昨日、私、29歳になりました。
・・なっちゃいました。笑
「大台」とか「瀬戸際」とかやいのやいの言われるけど(笑)、
自由に私らしくいきたいな。
そう思います。
ゆーたんが歌ってくれたの、すごく嬉しかった。
チャンソ
- 2012/02/20 (Mon)
- 演劇 |
- CM(2) |
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ヘグムで、ペンノレ(船歌)という曲を弾いていた。
今の私の生活の中で、ヘグムを弾いてるときが一番心安らかな瞬間。
無心で弾いている。
Amazing Graceとかも弾くけど、やっぱり朝鮮民謡が好きで。
プンニョンガ(豊年歌)とかアリランとか。
『チャンソ』の中でも主人公のソナがカヤグム(伽耶琴)を弾く場面があった。
あの場面、好きやったな。
・・
『チャンソ』の初演は2008年の7月か。
そうそう、たしか暑い日で。今の私の生活の中で、ヘグムを弾いてるときが一番心安らかな瞬間。
無心で弾いている。
Amazing Graceとかも弾くけど、やっぱり朝鮮民謡が好きで。
プンニョンガ(豊年歌)とかアリランとか。
『チャンソ』の中でも主人公のソナがカヤグム(伽耶琴)を弾く場面があった。
あの場面、好きやったな。
・・
『チャンソ』の初演は2008年の7月か。
應典院にもあのとき初めて行ったんやった。
あの頃、私はたしかなんとなく鬱々としていて、友人の銀太に誘われるがままに
観に行ったのがこの『チャンソ』やった。
観終わったあとの興奮と驚きと。
あと、終演後のことをよく覚えている。
終演後、銀太が金哲義さんに話しかけに行って、その様子を私は少し離れたところから見ていた。
銀太が何やら耳うちをし、それを聞いた哲義さんが「おー!君か!!」と
私にも聞こえるボリュームで言って笑った。
あの日のあの光景。
なぜか今も鮮明に目に焼き付いている。
ある種の衝撃を受けた後は脳が覚醒するからかな。
普通なら忘れてしまいそうなこんな出来事をはっきり覚えているなんて。
この作品はそれくらいすごいパワーを放っていたんだ。
あれからもう、3年以上経ったのか。
「チャンソ」あらすじ
1989年の大阪朝鮮高級学校。
主人公チャンソは民族と大阪朝高の伝説の皮をまとい毎日を過ごしていた。
強くなければ居場所を確保できない場所(チャンソ)で、ある日一人の日本学校の生徒に打ちのめされる。
次第に場所を失っていくチャンソは自分が越えるべきものは何なのかを、その答を捜し求める。
一方、チャンソがひそかに想いを寄せる、カヤグムを弾く少女ソナは、所属する民族器楽部の廃部が迫る中で、時代と伝統に場所を捜し求める。
卒業も間近に迫り、チャンソの不規則に跳ね回るプライドは、打ちのめされた相手との再戦という形で答を見出だそうとする。
そして再戦の日を、ソナの最後の演奏の日に選ぶ。
二人は明確な答を見つけ出せないまま、卒業式を迎える。(ここから引用)
・・
3年前のあの頃、私が悶々としていた理由は色々あって、仕事のこと、
あと、この、「民族」に関わることもあったような気がする。
在日コリアンコミュニティから距離を置き、高校までとその後の人間関係とが
ほぼ切り離された日々を送っていた私は、当時、なんとなく孤独で不安だった。
「国」とか「民族」とか。
それを自分がどう捉えていくのか。
どうやってそれと生きていくのか。
何をどう考えていけばいいのかわからなくなって、答えを探すけど、
でも目の前に提示される答えはどれもこれも何か違う気がした。
いっそ完全に無関心を装うことができたなら楽やったのかもしれないけれど、
そうすることもできず・・・。
気になるのに、どうしたらいいかわからない。
その状態からの抜け道を示してくれたのがこの『チャンソ』だった。
舞台の上の世界からものすごく濃い匂いがした。
紛れもなく、私がいた世界の匂い。
すんごい嫌で、でも妙に落ち着くところもあって、イライラして、
二度と戻りたくないと思っていたあの場所のあの匂い。
自分がそれまでずっと遠ざけてきたものがいきなり目の前に現れたことに驚きつつ、
気づけばどんどん惹きこまれていた。
チャンソの葛藤の理由がわかる気がした。
3年前のあの日、私は、主人公のチャンソと一緒に
もう一度高校生をやり直すことができたんやと思う。
大人になったチャンソが言った、「頑張れよ!」の言葉に涙が溢れ、
そのとき私は、一人じゃないって思った。
朝鮮学校の生徒役を演じているのは日本人の役者さんたちやった。
そのことの、得体の知れない安堵感もよく覚えている。
この感覚ってたぶんほとんどの人に伝わらない気がするけど、
でもこれは本当に、言葉にならないくらい私をホッとさせる事実だった。
・・
再演の今回、実は日程がどうしても折り合わず、観るのをあきらめていた。
でも『風の市』を観てから、やっぱりどうしても『チャンソ』も観たくなってしまった。
もう一度この作品を観て何を思うのかを知りたくて、確かめたくて、
その後の予定は置いといて、気づけば動き出していた。
もうすぐ三十路を迎えようという大人としてあるまじき行動。
でも観に行けて良かった。
なんかすごく・・・本当に良かった。
結論から言うと、私は3年前からあまり変わっていない。
同じ場面が好きで、同じ場面で泣いた。
何か変わったことがあるとしたら、ヘグムを弾くようになっていて、
前ほど悩まなくなったことかもしれない。
在日コミュニティとも自然な関わりをするようになったし、
一世たちの生活を良くするためのお手伝いも少ししている。
イガイガだった心の角っこがどんどん丸くなっていて、
確実に3年分、歳を取ったことを感じる。
昔は若く見られるのがあんなに嫌やったのに、最近は若く見られると喜んじゃう
自分がいる。
そしてなんとなく、今の方が幸せ。
少しは大人になったのかもしれない。
ここまで、『アマデウス』のサントラを聴きながら書いていた。
もうすぐ最後の曲が終わる。
長くなってしまった。
読み返したら、これまた劇評とも感想とも言い難いことを書いてしまった気がするけど、
ほんの少しだけ、自己満足の達成感。
缶チューハイで若干酔っ払いのせいかな。
まぶたが重くなってきた。
この辺で。
風の市
- 2012/02/20 (Mon)
- 演劇 |
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MAYの『風の市』と『チャンソ』を観た。
私はたぶん、これまでもこれからも、まともな劇評を書けるようにはならないんやろうなと思う。
細部の緻密な観察とか考察とか苦手やし。
それでも書こうと思うのはやっぱり素晴らしいものを観たと思うから。
演劇の専門的なことはよくわからないけど、やっぱり言いたい。
すっごい良かった。
めっちゃ笑ってめちゃくちゃ元気出た。
なんか私、この半年くらいで一番笑ったと思う。
・・
「「風の市」あらすじ
1960年代後半、大阪。
猪飼野と呼ばれた町に住む7人兄妹の新井家に突然やってきた「兄さん」・・・。
彼の巻き起こす突風の向こうには、兄妹達の知らない世界、知らない故郷があった。
ふらりとやってきた兄さんが、ふわりと海へ還るまでの、瞬く間の7年間の物語。」(ここから引用)。
この「兄さん」、その名もソンジンは、韓国・済州島からの密入国者。
家の周りには密入国者を捕まえるために警察がうろうろ・・・。
ストーリーが進むにつれ、徐々に明るみになる事実。
ソンジンは済州島で起こった悲劇の大虐殺事件(4・3事件)で家族を殺され、
一族のうち、唯一生き残った存在であったのだ。。。
と、こう書いてみると何やら重いお話のようやけど、
これがめっちゃおもしろかったのです。
いや、もう、何がそんなに面白いねんって突っ込まれかねないくらい笑った。
とにかくツボにハマる笑いとユーモアの世界が繰り広げられてて。
途中、父親が死んだり、事件のことが明らかになったりするのに、
そこに生きる人たちへの愛おしさに笑いが込み上げては止まらない。
つらくてもしんどくても笑いがあるってなんて素敵なんやろうって。
ソウルフラワーユニオンの「風の市」のフレーズが今も頭の中回ってる。
「Ah- ここは笑いと涙の舞台
悲しすぎて笑いながら毒を吐いてる」
この密入国者のお兄さん・ソンジン(愛称ソンジニ)が私は大好きだ。
観ながらずっと、ああ、私、この人のことめっちゃ好きやなぁって思った。
強引で、めちゃくちゃで、うるさいくらいよく喋る。
いつも元気いっぱい。
でもロマンチストなところもあって、情に厚い。
周囲の評価は「あんな男は絶対ダメだ」とボロカスなのに、
なんかどうしても心惹かれてしまう。
魅力的なのだ。
どこがいいのかと聞かれてもうまく言えないけど、ああいう人が目の前にいたら
私は絶対好きになってしまう。
そういう人。
ソンジンが恋に落ちる文野洋代を演じたふくだひと美さんは相変わらずめっちゃかわいくて、
二人が夫婦になる場面では(良かった!)と心から思い、
ソンジンが死んでしまったときはめちゃくちゃ悲しいと思った。
なんかこの余韻が今も残ってて・・・。
(あー、今日全然うまく書けてない気がする!笑)
でもなんやろう。
良かった。
今日、とある人から、優しいとか嬉しいとか楽しいとかそういう幼稚なことを
安易に言うなと注意されたんやけど(笑)、
でも、難しいこと、やっぱ言えないかも。
『風の市』は今の世にはびこる得体の知れない不安や苦しい気持ちを相当軽くしてくれる
作品やと思う。
少なくとも私はめっちゃ救われた。
しんどいことばっかで暗いニュースばかりで、でもその中を生きないといけなくて。
この物語の中を生きる人たちもそう。
しんどいこといっぱい起こるけど、でもあんなにもおもしろい。
笑いって希望やなと思う。
つらいときでもやっぱりおもしろいこと言いたいもん。
落ち込んでるとき、笑いがどれだけ気持ちを軽くしてくれることか。
笑ってたら束の間忘れられることがある。
そういうの、信じてる。
仮に馬鹿にされたとしても。
とりあえずアップしよう。
『チャンソ』のことはまたあとで書こうと思います。
私はたぶん、これまでもこれからも、まともな劇評を書けるようにはならないんやろうなと思う。
細部の緻密な観察とか考察とか苦手やし。
それでも書こうと思うのはやっぱり素晴らしいものを観たと思うから。
演劇の専門的なことはよくわからないけど、やっぱり言いたい。
すっごい良かった。
めっちゃ笑ってめちゃくちゃ元気出た。
なんか私、この半年くらいで一番笑ったと思う。
・・
「「風の市」あらすじ
1960年代後半、大阪。
猪飼野と呼ばれた町に住む7人兄妹の新井家に突然やってきた「兄さん」・・・。
彼の巻き起こす突風の向こうには、兄妹達の知らない世界、知らない故郷があった。
ふらりとやってきた兄さんが、ふわりと海へ還るまでの、瞬く間の7年間の物語。」(ここから引用)。
この「兄さん」、その名もソンジンは、韓国・済州島からの密入国者。
家の周りには密入国者を捕まえるために警察がうろうろ・・・。
ストーリーが進むにつれ、徐々に明るみになる事実。
ソンジンは済州島で起こった悲劇の大虐殺事件(4・3事件)で家族を殺され、
一族のうち、唯一生き残った存在であったのだ。。。
と、こう書いてみると何やら重いお話のようやけど、
これがめっちゃおもしろかったのです。
いや、もう、何がそんなに面白いねんって突っ込まれかねないくらい笑った。
とにかくツボにハマる笑いとユーモアの世界が繰り広げられてて。
途中、父親が死んだり、事件のことが明らかになったりするのに、
そこに生きる人たちへの愛おしさに笑いが込み上げては止まらない。
つらくてもしんどくても笑いがあるってなんて素敵なんやろうって。
ソウルフラワーユニオンの「風の市」のフレーズが今も頭の中回ってる。
「Ah- ここは笑いと涙の舞台
悲しすぎて笑いながら毒を吐いてる」
この密入国者のお兄さん・ソンジン(愛称ソンジニ)が私は大好きだ。
観ながらずっと、ああ、私、この人のことめっちゃ好きやなぁって思った。
強引で、めちゃくちゃで、うるさいくらいよく喋る。
いつも元気いっぱい。
でもロマンチストなところもあって、情に厚い。
周囲の評価は「あんな男は絶対ダメだ」とボロカスなのに、
なんかどうしても心惹かれてしまう。
魅力的なのだ。
どこがいいのかと聞かれてもうまく言えないけど、ああいう人が目の前にいたら
私は絶対好きになってしまう。
そういう人。
ソンジンが恋に落ちる文野洋代を演じたふくだひと美さんは相変わらずめっちゃかわいくて、
二人が夫婦になる場面では(良かった!)と心から思い、
ソンジンが死んでしまったときはめちゃくちゃ悲しいと思った。
なんかこの余韻が今も残ってて・・・。
(あー、今日全然うまく書けてない気がする!笑)
でもなんやろう。
良かった。
今日、とある人から、優しいとか嬉しいとか楽しいとかそういう幼稚なことを
安易に言うなと注意されたんやけど(笑)、
でも、難しいこと、やっぱ言えないかも。
『風の市』は今の世にはびこる得体の知れない不安や苦しい気持ちを相当軽くしてくれる
作品やと思う。
少なくとも私はめっちゃ救われた。
しんどいことばっかで暗いニュースばかりで、でもその中を生きないといけなくて。
この物語の中を生きる人たちもそう。
しんどいこといっぱい起こるけど、でもあんなにもおもしろい。
笑いって希望やなと思う。
つらいときでもやっぱりおもしろいこと言いたいもん。
落ち込んでるとき、笑いがどれだけ気持ちを軽くしてくれることか。
笑ってたら束の間忘れられることがある。
そういうの、信じてる。
仮に馬鹿にされたとしても。
とりあえずアップしよう。
『チャンソ』のことはまたあとで書こうと思います。
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