手をつなぐ
日々のこと、好きなもののことなどツラツラ書きます。
てぃんさぐぬ
- 2013/04/05 (Fri)
- 日々のこと |
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ちょっと、ぐだぐだ考えごとをしていた。
今日はもう少ししたら学校。
やらないといけないことは相変わらずたくさんある。
・・
昨日、Y先生が授業の冒頭で話されていた内容がとても印象的だったので
その話を少し。
誰かと出会ったらまずは自分が心を開いていかなければならない。
でも人は100%信じてはダメ。
10%くらいは、その人が間違ったときのために残しておく。
腹が立つ、ひどいことされた、と思ったら、それは残しておいた10%の部分で理解する。
間違いがあるからと言って、その人のすべてを間違ってると否定してはダメ。
何かとても傷つく出来事があると、人はその相手の全部を否定したくなるけれど、
それは違いますよ、と。
この、最初から100%信じて行ってしまうところや、
ひどいことをきっかけに全部間違ってるって思っちゃうところは
私の思考パターンに当てはまる気がして。
全部信じていくから、何か大きな衝撃が加わったときにもろに負傷する。
ぼろぼろの状態になってからは、些細な衝撃でもこたえるようになって、
段々と心も閉じていく。
で、最後はとりあえず一命だけは取り留めたみたいな、命からがらな感じで帰還する。
100%信じない、というか、10%の余白を残しておく。
これはすごく大事な気がした。
全部信じていこうとすると、嫌な思いをする出来事があったとき、
その人との間にあった良い出来事を何度も繰り返し再生して、その嫌な思いを
ひたすら上書きしようとしてしまう。
そんな嫌なことは無かったことにしようとするし、見ないようにしようとする。
でも、そうじゃなくて、10%の部分なのだ、と思うと、
なんかたぶんもっと普通に付き合っていける気がする。
過剰な期待も幻滅もしない。
そういうふうなのがきっと楽なんじゃないのかな、と。
期待しないっていうのは、諦めてる気がして前は嫌やったけど、
むしろあるがままに理解するということなのかなと思う。
その人との間にとても嬉しい出来事があっても、とても悲しい出来事があっても、
そんなこともある、というか、まぁ今はそういう気分なんやろう、そういうときなんやろうと
理解する。
そう思える余白を残しておく。
そうしておけば、そんなにぐらつくこともないのかな、と。
大好き!も、大嫌い!も、なんかちょっと疲れるもんね。笑
昔はそれでよかったけど、いい加減、いい大人やしね・・・。
・・
てぃんさぐぬ花
http://www.youtube.com/watch?v=VPKwmGwESqg
沖縄行ったときに入ったお店でこの曲を歌う歌い手さんがいて
なんかすごくいいなぁって思って。
you tubeで矢野顕子とか夏川りみとかUAとか色んなバージョンがあったけど、
こういう素朴なのが一番いい気がした。
今日はもう少ししたら学校。
やらないといけないことは相変わらずたくさんある。
・・
昨日、Y先生が授業の冒頭で話されていた内容がとても印象的だったので
その話を少し。
誰かと出会ったらまずは自分が心を開いていかなければならない。
でも人は100%信じてはダメ。
10%くらいは、その人が間違ったときのために残しておく。
腹が立つ、ひどいことされた、と思ったら、それは残しておいた10%の部分で理解する。
間違いがあるからと言って、その人のすべてを間違ってると否定してはダメ。
何かとても傷つく出来事があると、人はその相手の全部を否定したくなるけれど、
それは違いますよ、と。
この、最初から100%信じて行ってしまうところや、
ひどいことをきっかけに全部間違ってるって思っちゃうところは
私の思考パターンに当てはまる気がして。
全部信じていくから、何か大きな衝撃が加わったときにもろに負傷する。
ぼろぼろの状態になってからは、些細な衝撃でもこたえるようになって、
段々と心も閉じていく。
で、最後はとりあえず一命だけは取り留めたみたいな、命からがらな感じで帰還する。
100%信じない、というか、10%の余白を残しておく。
これはすごく大事な気がした。
全部信じていこうとすると、嫌な思いをする出来事があったとき、
その人との間にあった良い出来事を何度も繰り返し再生して、その嫌な思いを
ひたすら上書きしようとしてしまう。
そんな嫌なことは無かったことにしようとするし、見ないようにしようとする。
でも、そうじゃなくて、10%の部分なのだ、と思うと、
なんかたぶんもっと普通に付き合っていける気がする。
過剰な期待も幻滅もしない。
そういうふうなのがきっと楽なんじゃないのかな、と。
期待しないっていうのは、諦めてる気がして前は嫌やったけど、
むしろあるがままに理解するということなのかなと思う。
その人との間にとても嬉しい出来事があっても、とても悲しい出来事があっても、
そんなこともある、というか、まぁ今はそういう気分なんやろう、そういうときなんやろうと
理解する。
そう思える余白を残しておく。
そうしておけば、そんなにぐらつくこともないのかな、と。
大好き!も、大嫌い!も、なんかちょっと疲れるもんね。笑
昔はそれでよかったけど、いい加減、いい大人やしね・・・。
・・
てぃんさぐぬ花
http://www.youtube.com/watch?v=VPKwmGwESqg
沖縄行ったときに入ったお店でこの曲を歌う歌い手さんがいて
なんかすごくいいなぁって思って。
you tubeで矢野顕子とか夏川りみとかUAとか色んなバージョンがあったけど、
こういう素朴なのが一番いい気がした。
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白檀
- 2013/04/02 (Tue)
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妹が、白檀のお香をおすそ分けしてくれた。
煙がすーっとまっすぐに伸びて、
部屋中をあっという間にいい香りで埋め尽くしていく。
気持ちに余裕を無くしそうなときは、心地よい音楽と、笑いと、
温かい飲み物、あと、いい香りも効果的なのだな、と。
そう、改めて思った。
心が今、すごく平和だ。
・・
今日は久しぶりのマツイ先生の授業だった。
先生がたくさんおもしろい話をしてくれるので、
授業中にも関わらずたくさん笑った。
本当に、ここ数週間で一番の笑いだった気がする。
しかも結構、後引く笑いでもあって、その後もずっと思い出したらおかしくて。
二年生もマツイ先生の授業があって本当に良かった。
勉強なのに、私にとっては癒しの時間だ。
授業が終わった後、前の席に座ってたヒラマツくんが話しかけてきて、
「さっきの授業、だいぶウケてましたね」と言うので、
うん、だいぶ笑って元気出たよ、と答えたら、
「元気無かったんですか?」と聞かれて。
少し、自分の今の現状について話してみてしまった。
先日ここでも書いた、実習先での出来事のこと。
そのときの思い。
それと共に、これまで薄々思っていながら言えなかった思いも
なぜか口をついて出てきてしまった。
私みたいに、一つひとつの事柄に心をとめて悲しんだりしてしまう人間よりも、
ある程度あっさりドライに受け流していける人の方がこの仕事向いてるんじゃないのかな、と・・・。
そんなことまで。
そしたら、普段にこやかで優しい雰囲気の彼が、そのくだりでは
ものすごくマジメな顔になって、「それは違うと思いますよ」と言った。
私が一瞬、絶句すると、
もう一度、「それは違うと思いますよ」と。
その言葉があまりにきっぱり、はっきりしていて、少し面食らってしまった。
と同時に、心にじわじわと温かいものが上がってくるのがわかった。
あぁ・・・違うって言って欲しかったんやなって。
私はこの言葉を待ってたんやなって。
そう思った。
あなたは真っ直ぐすぎる、とか、
そんな真正面から受けて傷ついてたらいけないよ、とか、
バランス感覚を持ちなさい、とか、
そういうことを、学生時代や前の職場にいたときからもう何度も言われた。
実際、そうやと思うし、それが理にかなったやり方なのだとも思う。
私はそれが苦手なのだ。
生きてるとどうにもこうにも上手くいかないことはやっぱりある。
この世界は理不尽に満ち溢れているから。
それはさすがに私ももうわかっている。
でも、だからこそ、今日、あんなにもはっきり、「違う」と言ってくれたことが嬉しかった。
救われた気がした。
・・
今日はほかにも、最高齢の級友(先生って呼んでいいくらいの立派な方)からも
温かい言葉をもらった。
「自分がこうなりたい、こうありたいって思ったことは口に出して言ってごらんなさい。
それを毎日言ってたら自然とそこに近づいていけますよ」
「これまで生きてみて思うのは、何であれ、時間が解決してくれるんです。
これは本当なのだなと思いますねぇ」
もう少し、また、前向きにやれそう。
これからいいイメージが沸いたら、それを口に出して言っていこう。
あと何回、心が折れそうになるかもわからないけれど・・・(笑)
でも、そういうときは誰かと話して、たくさん笑おう。
深刻になりすぎないように。
ある程度はかわしていきながら。
明日の準備しよ!

煙がすーっとまっすぐに伸びて、
部屋中をあっという間にいい香りで埋め尽くしていく。
気持ちに余裕を無くしそうなときは、心地よい音楽と、笑いと、
温かい飲み物、あと、いい香りも効果的なのだな、と。
そう、改めて思った。
心が今、すごく平和だ。
・・
今日は久しぶりのマツイ先生の授業だった。
先生がたくさんおもしろい話をしてくれるので、
授業中にも関わらずたくさん笑った。
本当に、ここ数週間で一番の笑いだった気がする。
しかも結構、後引く笑いでもあって、その後もずっと思い出したらおかしくて。
二年生もマツイ先生の授業があって本当に良かった。
勉強なのに、私にとっては癒しの時間だ。
授業が終わった後、前の席に座ってたヒラマツくんが話しかけてきて、
「さっきの授業、だいぶウケてましたね」と言うので、
うん、だいぶ笑って元気出たよ、と答えたら、
「元気無かったんですか?」と聞かれて。
少し、自分の今の現状について話してみてしまった。
先日ここでも書いた、実習先での出来事のこと。
そのときの思い。
それと共に、これまで薄々思っていながら言えなかった思いも
なぜか口をついて出てきてしまった。
私みたいに、一つひとつの事柄に心をとめて悲しんだりしてしまう人間よりも、
ある程度あっさりドライに受け流していける人の方がこの仕事向いてるんじゃないのかな、と・・・。
そんなことまで。
そしたら、普段にこやかで優しい雰囲気の彼が、そのくだりでは
ものすごくマジメな顔になって、「それは違うと思いますよ」と言った。
私が一瞬、絶句すると、
もう一度、「それは違うと思いますよ」と。
その言葉があまりにきっぱり、はっきりしていて、少し面食らってしまった。
と同時に、心にじわじわと温かいものが上がってくるのがわかった。
あぁ・・・違うって言って欲しかったんやなって。
私はこの言葉を待ってたんやなって。
そう思った。
あなたは真っ直ぐすぎる、とか、
そんな真正面から受けて傷ついてたらいけないよ、とか、
バランス感覚を持ちなさい、とか、
そういうことを、学生時代や前の職場にいたときからもう何度も言われた。
実際、そうやと思うし、それが理にかなったやり方なのだとも思う。
私はそれが苦手なのだ。
生きてるとどうにもこうにも上手くいかないことはやっぱりある。
この世界は理不尽に満ち溢れているから。
それはさすがに私ももうわかっている。
でも、だからこそ、今日、あんなにもはっきり、「違う」と言ってくれたことが嬉しかった。
救われた気がした。
・・
今日はほかにも、最高齢の級友(先生って呼んでいいくらいの立派な方)からも
温かい言葉をもらった。
「自分がこうなりたい、こうありたいって思ったことは口に出して言ってごらんなさい。
それを毎日言ってたら自然とそこに近づいていけますよ」
「これまで生きてみて思うのは、何であれ、時間が解決してくれるんです。
これは本当なのだなと思いますねぇ」
もう少し、また、前向きにやれそう。
これからいいイメージが沸いたら、それを口に出して言っていこう。
あと何回、心が折れそうになるかもわからないけれど・・・(笑)
でも、そういうときは誰かと話して、たくさん笑おう。
深刻になりすぎないように。
ある程度はかわしていきながら。
明日の準備しよ!
休憩
- 2013/04/01 (Mon)
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本を開いてみたり、音楽を鳴らしてみたり。
・・
三人の魔女は、パパゲーノのまわりで、床をふみならしながら踊った。
嘘つきどもの口に 金の錠前 はめたなら
この世の憎しみ 中傷 腹立ち みな消えて
愛と友情のきずなができるだろうに
ミヒャエル・ゾーヴァ『魔笛』より
Беловежская пуща Belovezgskaya/a dense forest
http://www.youtube.com/watch?v=elq8FsHwc6M
かわりにしんでくれるひとがいないので
わたしはじぶんでしなねばならない
だれのほねでもない
わたしはわたしのほねになる
かなしみ
かわのながれ
ひとびとのおしゃべり
あさつゆにぬれたくものす
そのどれひとつとして
わたしはたずさえてゆくことができない
せめてすきなうただけはきこえていてはくれぬだろうか
わたしのほねのみみに
谷川俊太郎 『死と炎』
Capricho Catalan played by Charles Mokotoff
http://www.youtube.com/watch?v=LBv3QQ1X5CE
はるかかなたの舳や甲板の上で
たがいに知らない人たちが
手を振る
またとない熱い血族のように
手を振る
・・
明日のない海に
わたくしたちすべて
あてどなく流れゆく波であり
たえまなく砕け散る泡沫であることを
振る手はたがいに知っている
ホン・ユンスク(茨木のり子訳)『海ー海の言葉』より
・・
「これなに?」
開いた絵本の上に人差し指をくっつけて、女の子がいっている。
赤いワンピースを着たうさぎの絵がかかれている。
「うさぎ」
と父親がいう。
「これなに?」
次のページを捲らないで、もう一度、女の子がいう。
「うさぎ」
父親がいう。
「これなに?」
女の子がいう。
「うさぎ」
父親がいう。
「これなに?」
どうして同じことばかり訊くのだ。
「うさぎ」
語尾に力を入れて、面倒臭気ないい方をした。
すると、
「みみ」
と女の子は、父親の顔を睨むような顔をしていった。
女の子の人差指は、うさぎの長い耳の上を指している。
成瀬政博『羊飼いの雲ー父と子の日々ー』「絵本」より
一歩
- 2013/03/31 (Sun)
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実はこのところ、勉強へのモチベーションの低い状態が続いていた。
何も手につかないし、何もする気が起きない。
新学年が始まろうとしていて、つい先日にはオリエンテーションもあり
いよいよ!というときだというのに・・・。
なぜなのか、理由を考えてみてもわからなかった。
ただ、得体の知れないしんどさがあって、そこから逃げるために
気分転換をしようとしたり、無理やりにでも机に向かってみたりと
悪あがきをたくさんした。
でも、思考は迷走を続けるばかりで、気分はちっとも晴れず、
焦燥感ばかりが募っていた。
でも、今日、やっとわかった。
その理由。
糸口となったのは、私のことを昔から深く理解し支えてくれてる人の言葉。
「もっと客観的になって考えてみたらどう?
もしかして何か封じ込めてるものがあるんじゃない?
自分の主観は一旦少し置いておいて、第三者的に今の状況を分析してみたら
わかるかもしれへんよ」。
・・
第三者的に考えてみた。
いつからおかしいのか。
実習が終わった後からだ。
実習がしんどかったから? 違う。
先生が厳しかったから? 違う。
あまりに大変な日々に燃え尽きた? 違う。
思うような成果が出せなかった?
・・・
患者さんに対して何ができた?
・・・
もっとできたんじゃないの?
・・・
なんでできなかったの?
・・・
・・・・・・・。
私は患者さんに何もできなかった。
私の診た患者さんは、決してそれが十分と言えるような
リハビリを受けてはいなかった。それなのに。
実習から帰ってきて、学校の先生と実習の振り返りをしたとき、
学校の先生が私の診た患者さんに取り入れられそうな
リハビリの手法をたくさん教えてくれた。
こんなにいろんなことができるんやって、私はそのとき初めて知った。
でも、実際に患者さんに接してる間に、私は何もできなかった。
現場に流れてる支配的な空気に負けて、思うように振る舞うこともほとんどできなくて、
本当に何も、何も言えなかったし、できなかった。
実習が終わったあと、実習先の先生への礼状と一緒に
私は患者さんへの手紙を同封した。
大したことをできず、むしろ煩わせてしまったことへのお詫びなどを書いた。
そして最後に、これからの季節をどうか暖かい気持ちで迎えられてくださいねって、
そう書いて送った。
ほんの少し期待した。
もしかしたらこれがわずかでも患者さんの希望につながるかもしれないって。
少しでも喜んでもらえるかもしれないって。
でも・・・
三週間後、実習先から届いたのは、
事務的な書類に貼りつけられた付箋が一枚。
そこには表面的な労いの言葉が数行書かれてあるだけで、
手紙を渡してくれたのかも、読んでくれたのかも一切書かれてはいなかった。
誰かが代読してあげないと、患者さんは、手紙を手に持つことも、
字を目で追うこともできないのに・・・。
もしかして読んでくれなかった?渡してもくれなかった?
そう思ったらますます気持ちが塞ぐようだった。
本当に本当に何もできなかったんやって。
私はあの患者さんと出会って、最後まで何もできなかったんやって。
そのことを突き付けられたとき、これについてそれ以上考えるのがつらくなった。
だから、見ないようにした。
意識の世界から追い出して、極力、考えないようにした。
・・
でも今日、前に進むために、そのことを直視した。
やっぱり考えずにこの先へ進むのは無理やってわかったから。
改めて考えたら、涙がボロボロ出てきて
本当に苦しい気持ちになった。
でも・・・
立ち込めてた暗雲は少しだけ晴れた気もした。
諦めたくないな、と思う。
自分のことも、出会った誰かのことも。
うまくいかないことばかりで嫌になるけれど。
でも、きっとそれだけじゃないから。
そう信じて、また進んでいこうと思った。
悲しいし、悔しいし、つらい。
でもそればかりじゃない。
きっと。
・・
今日のこの気持ちをずっと忘れないようにしようと思う。
何回も思い出して深く深く刻もう。
そうやってやっていこう。
目をぐっと閉じて・・・
パッと開いて、一歩。
そういうイメージで。
光が降り注ぐ坂道を、青空に向かって歩き進めるような。
そんな感じで。
とにかく、登りきるまで行ってみたい。
・・
Martha Argerich/Chopin - Raindrop Prelude
http://www.youtube.com/watch?v=ZaUX-BAaiFQ
ショパンの雨だれ。
この曲はショパンの健康状態が悪化の一途を
たどる中で作られた曲らしい。
しかも陰鬱な雨が毎日降り続いている時期だったとかで。
でも、この曲について書かれたとあるブログで、
”メロディの美しさ、明るさはこれから夏に向かう6月の雨を感じる。
どんなに激しく降り続いた雨でもいつかは必ず上がり、
柔らかい光が差しこんでくる”って書いてあって・・・。
いいなぁって。

何も手につかないし、何もする気が起きない。
新学年が始まろうとしていて、つい先日にはオリエンテーションもあり
いよいよ!というときだというのに・・・。
なぜなのか、理由を考えてみてもわからなかった。
ただ、得体の知れないしんどさがあって、そこから逃げるために
気分転換をしようとしたり、無理やりにでも机に向かってみたりと
悪あがきをたくさんした。
でも、思考は迷走を続けるばかりで、気分はちっとも晴れず、
焦燥感ばかりが募っていた。
でも、今日、やっとわかった。
その理由。
糸口となったのは、私のことを昔から深く理解し支えてくれてる人の言葉。
「もっと客観的になって考えてみたらどう?
もしかして何か封じ込めてるものがあるんじゃない?
自分の主観は一旦少し置いておいて、第三者的に今の状況を分析してみたら
わかるかもしれへんよ」。
・・
第三者的に考えてみた。
いつからおかしいのか。
実習が終わった後からだ。
実習がしんどかったから? 違う。
先生が厳しかったから? 違う。
あまりに大変な日々に燃え尽きた? 違う。
思うような成果が出せなかった?
・・・
患者さんに対して何ができた?
・・・
もっとできたんじゃないの?
・・・
なんでできなかったの?
・・・
・・・・・・・。
私は患者さんに何もできなかった。
私の診た患者さんは、決してそれが十分と言えるような
リハビリを受けてはいなかった。それなのに。
実習から帰ってきて、学校の先生と実習の振り返りをしたとき、
学校の先生が私の診た患者さんに取り入れられそうな
リハビリの手法をたくさん教えてくれた。
こんなにいろんなことができるんやって、私はそのとき初めて知った。
でも、実際に患者さんに接してる間に、私は何もできなかった。
現場に流れてる支配的な空気に負けて、思うように振る舞うこともほとんどできなくて、
本当に何も、何も言えなかったし、できなかった。
実習が終わったあと、実習先の先生への礼状と一緒に
私は患者さんへの手紙を同封した。
大したことをできず、むしろ煩わせてしまったことへのお詫びなどを書いた。
そして最後に、これからの季節をどうか暖かい気持ちで迎えられてくださいねって、
そう書いて送った。
ほんの少し期待した。
もしかしたらこれがわずかでも患者さんの希望につながるかもしれないって。
少しでも喜んでもらえるかもしれないって。
でも・・・
三週間後、実習先から届いたのは、
事務的な書類に貼りつけられた付箋が一枚。
そこには表面的な労いの言葉が数行書かれてあるだけで、
手紙を渡してくれたのかも、読んでくれたのかも一切書かれてはいなかった。
誰かが代読してあげないと、患者さんは、手紙を手に持つことも、
字を目で追うこともできないのに・・・。
もしかして読んでくれなかった?渡してもくれなかった?
そう思ったらますます気持ちが塞ぐようだった。
本当に本当に何もできなかったんやって。
私はあの患者さんと出会って、最後まで何もできなかったんやって。
そのことを突き付けられたとき、これについてそれ以上考えるのがつらくなった。
だから、見ないようにした。
意識の世界から追い出して、極力、考えないようにした。
・・
でも今日、前に進むために、そのことを直視した。
やっぱり考えずにこの先へ進むのは無理やってわかったから。
改めて考えたら、涙がボロボロ出てきて
本当に苦しい気持ちになった。
でも・・・
立ち込めてた暗雲は少しだけ晴れた気もした。
諦めたくないな、と思う。
自分のことも、出会った誰かのことも。
うまくいかないことばかりで嫌になるけれど。
でも、きっとそれだけじゃないから。
そう信じて、また進んでいこうと思った。
悲しいし、悔しいし、つらい。
でもそればかりじゃない。
きっと。
・・
今日のこの気持ちをずっと忘れないようにしようと思う。
何回も思い出して深く深く刻もう。
そうやってやっていこう。
目をぐっと閉じて・・・
パッと開いて、一歩。
そういうイメージで。
光が降り注ぐ坂道を、青空に向かって歩き進めるような。
そんな感じで。
とにかく、登りきるまで行ってみたい。
・・
Martha Argerich/Chopin - Raindrop Prelude
http://www.youtube.com/watch?v=ZaUX-BAaiFQ
ショパンの雨だれ。
この曲はショパンの健康状態が悪化の一途を
たどる中で作られた曲らしい。
しかも陰鬱な雨が毎日降り続いている時期だったとかで。
でも、この曲について書かれたとあるブログで、
”メロディの美しさ、明るさはこれから夏に向かう6月の雨を感じる。
どんなに激しく降り続いた雨でもいつかは必ず上がり、
柔らかい光が差しこんでくる”って書いてあって・・・。
いいなぁって。
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