手をつなぐ
日々のこと、好きなもののことなどツラツラ書きます。
冬の街
ツイッター、ホントやってる人増えましたね。
私って、携帯を持ち始めたんめっちゃ遅くて
mixiをやり始めたのもめっちゃ遅くて
そしてそのいずれもあまりうまくは対応できていないので(笑)、
ツイッターはとりあえず見るだけでいいかなぁと思ってます。今のところは。
そもそも、電子媒体上の文字のやり取りがあんまり得意じゃない。
ブログは言いっぱなしやから書けるけど・・・。
人間関係、やっぱり会って話すのが一番誤解がないし、
その方が面倒くさくないなぁって。
別に何も話さなくても傍にいるだけでもいいと思うのですね。
なので親しくなりたい人には私、会いましょうと約束を取り付けます。
その辺、アナログってか保守的かも。私は。
・・
しかしめっきり寒くなってしまったな。
このところ、ウクライナの街、キエフでの日々をよく思い出す。
2010年、年明け早々に行った街。
キエフは雪が降り積もっていて
教会があって、歌劇場があって、サーカス場があった。
ボーリング場やカラオケなんかは無くて、
恋人たちが寄り添うように歩いていた。
どのカップルも本当に親密そうに見えた。
と言っても、過剰にベタベタするわけではなく、ただ寄り添っているだけ。
でもすごく親密な、目に見えない絶対的な何かで結ばれているような、
そんな二人だけの空気を作り出しているように見えた。
私と谷川さんは娯楽の少ないあの街で
夜は特に何をするでもなく過ごした。
私は寝る前、ノートに長々と日記を書いていた。
インターネットはあまり普及していなくて、ホテルに一台しかないパソコンも
使い方がよくわからなかった。
でもあのとき、そもそも、そんなのはどうでもいいと思っていた。
すっかり忘れてしまっていた。
キエフの恋人たちの親密さの理由をあれこれ想像してみて
日記を書いた。
一応、結論は、娯楽が少ないこと。そして寒いこと。
冬のキエフで二人で楽しめることといえば
一緒に料理作ったりとか同じ部屋で本を読んだりとか
話したりとか、そんなんかなぁって。
なんせ外は寒いから。
それに物も少ないから、買い物に集中することもないし。
そういうのが二人の距離をぐっと縮めるのかなぁと、
そんなことを思ったりした。
あ、でも時々、オペラは観にいくのかな。
400円くらいで観れる大衆文化としてのオペラ。
みんな嬉しそうな顔で観に来てたなぁ。
・・あとは敬虔な祈り。
私に信仰はないけれど、キエフの人びとの信仰の姿には
圧倒されるものがあった。
ロウソクに火を灯し、イコンにそっと口づけをする。
あのときの空気の張り詰めた感じ。
描かれた聖人の絵になんともうやうやしく、
時には涙を流しながらキスをする人たち。
その姿を見ながら私は、
ああ、"敬虔"というのはこういうことを言うんだと、
あの難しい漢字の意味をやっと理解したような気がした。
美しいイコン。
もう一度、見てみたい。ずっと見ていたい光景。
・・
寒くて死にかけたけど、いつかまた行ってみたい。
あの街のあの空気。
別に優しくはないけれど、でも信じれる何か。
あの街にあったもの。
はぁ・・・。
冬の知床、また行きたいなぁ。
能登半島でもいいな。
冬景色が見たくてうずうずする!!(寒くて死にかけるくせに!!!)

キエフ。
正確な発音は
「キーウ」らしい。
私って、携帯を持ち始めたんめっちゃ遅くて
mixiをやり始めたのもめっちゃ遅くて
そしてそのいずれもあまりうまくは対応できていないので(笑)、
ツイッターはとりあえず見るだけでいいかなぁと思ってます。今のところは。
そもそも、電子媒体上の文字のやり取りがあんまり得意じゃない。
ブログは言いっぱなしやから書けるけど・・・。
人間関係、やっぱり会って話すのが一番誤解がないし、
その方が面倒くさくないなぁって。
別に何も話さなくても傍にいるだけでもいいと思うのですね。
なので親しくなりたい人には私、会いましょうと約束を取り付けます。
その辺、アナログってか保守的かも。私は。
・・
しかしめっきり寒くなってしまったな。
このところ、ウクライナの街、キエフでの日々をよく思い出す。
2010年、年明け早々に行った街。
キエフは雪が降り積もっていて
教会があって、歌劇場があって、サーカス場があった。
ボーリング場やカラオケなんかは無くて、
恋人たちが寄り添うように歩いていた。
どのカップルも本当に親密そうに見えた。
と言っても、過剰にベタベタするわけではなく、ただ寄り添っているだけ。
でもすごく親密な、目に見えない絶対的な何かで結ばれているような、
そんな二人だけの空気を作り出しているように見えた。
私と谷川さんは娯楽の少ないあの街で
夜は特に何をするでもなく過ごした。
私は寝る前、ノートに長々と日記を書いていた。
インターネットはあまり普及していなくて、ホテルに一台しかないパソコンも
使い方がよくわからなかった。
でもあのとき、そもそも、そんなのはどうでもいいと思っていた。
すっかり忘れてしまっていた。
キエフの恋人たちの親密さの理由をあれこれ想像してみて
日記を書いた。
一応、結論は、娯楽が少ないこと。そして寒いこと。
冬のキエフで二人で楽しめることといえば
一緒に料理作ったりとか同じ部屋で本を読んだりとか
話したりとか、そんなんかなぁって。
なんせ外は寒いから。
それに物も少ないから、買い物に集中することもないし。
そういうのが二人の距離をぐっと縮めるのかなぁと、
そんなことを思ったりした。
あ、でも時々、オペラは観にいくのかな。
400円くらいで観れる大衆文化としてのオペラ。
みんな嬉しそうな顔で観に来てたなぁ。
・・あとは敬虔な祈り。
私に信仰はないけれど、キエフの人びとの信仰の姿には
圧倒されるものがあった。
ロウソクに火を灯し、イコンにそっと口づけをする。
あのときの空気の張り詰めた感じ。
描かれた聖人の絵になんともうやうやしく、
時には涙を流しながらキスをする人たち。
その姿を見ながら私は、
ああ、"敬虔"というのはこういうことを言うんだと、
あの難しい漢字の意味をやっと理解したような気がした。
美しいイコン。
もう一度、見てみたい。ずっと見ていたい光景。
・・
寒くて死にかけたけど、いつかまた行ってみたい。
あの街のあの空気。
別に優しくはないけれど、でも信じれる何か。
あの街にあったもの。
はぁ・・・。
冬の知床、また行きたいなぁ。
能登半島でもいいな。
冬景色が見たくてうずうずする!!(寒くて死にかけるくせに!!!)
キエフ。
正確な発音は
「キーウ」らしい。
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長髪・フィンガーパペット・かかし荘☆
あみさんとグダグダ電話で話した。
あみさんはいつも色んな人の面倒を見ている。
その関係で最近はしょっちゅう警察に呼び出されているらしい。
あみさんが面倒を見ている人が、よく警察に捕まるからだ。
その話を聞いて、思わず
「でもあみさんもたいがい不審人物やのに、
その辺は大丈夫なんですか?」と聞いた。
そしたら、「せやねん~ホンマそれ!ヤバイねん!はははは!」と笑った。
あみさんは長髪だ。
オールバックの長髪を後ろで束ねている。
あと、なんか若い。
50歳なのに、下手したらどっかのニイちゃんみたいに見える。
髪がもっと黒かったら完全に年齢不詳だ。
アウトローを地で行く人。
あみさんはいつも私に言いたい放題言う。
なので私も言いたい放題言っている。
「いい加減、髪切ったらいいのに。
そしたらもうちょっと真面目そうに見えるのに」と言ったら、
「何言うん!これは真面目に伸ばしてんねん」などと屁理屈を言う。
あみさんの話の半分くらいは屁理屈だ。
あとの半分は真面目な話。
屁理屈と真面目な話が行ったり来たり。
段々おかしくなってきて、ゲラゲラ笑って電話は終わる。
そんなあみさんとも出会ってもう7年目に突入。
月日が流れるのは早いもんだ、まったく。
さてさて、そんなあみさんにも会える(笑)、かかしのクリスマス会!!
以下、はなのブログからの転載です。
Xmas Party in かかし荘
サンタが「かかし」にやってくる!!
適当で、バラバラで、でも傍に居る。
笑い声が聞こえてくる。
みんなの吐く息を吸って
かかしが呼吸を始める。
12月25日(土)@かかし荘(JR寺田町駅下車5分)
Start 11:00~
オーナメント作り、写真展、おもしろDVD上映などなど、
おもしろいこと、楽しいこといっぱいします!!
Party 17:00~21:00
(パーティ参加費500円)
三線とギターの演奏、フィンガー・パペット(指人形)劇場
*途中参加も帰るのも自由です!!
参加希望については、12月22日までに
akahana0218@yahoo.co.jp へご連絡ください。
・・ライブも楽しみですが、特筆すべきはみどりんによる
フィンガーパペット(指人形)劇場です!!
これ、日曜にキミエさん、チエコさんという二人の観客の前で先行披露し、
キミエさん、笑いすぎて泣きました。
劇的シュールなみどりんワールドを、是非!!!

先行披露の様子。
お店は京都・岡崎の「日々是好日居」
http://kojitsu-kyo.cocolog-nifty.com/
素敵なお店でした☆
あみさんはいつも色んな人の面倒を見ている。
その関係で最近はしょっちゅう警察に呼び出されているらしい。
あみさんが面倒を見ている人が、よく警察に捕まるからだ。
その話を聞いて、思わず
「でもあみさんもたいがい不審人物やのに、
その辺は大丈夫なんですか?」と聞いた。
そしたら、「せやねん~ホンマそれ!ヤバイねん!はははは!」と笑った。
あみさんは長髪だ。
オールバックの長髪を後ろで束ねている。
あと、なんか若い。
50歳なのに、下手したらどっかのニイちゃんみたいに見える。
髪がもっと黒かったら完全に年齢不詳だ。
アウトローを地で行く人。
あみさんはいつも私に言いたい放題言う。
なので私も言いたい放題言っている。
「いい加減、髪切ったらいいのに。
そしたらもうちょっと真面目そうに見えるのに」と言ったら、
「何言うん!これは真面目に伸ばしてんねん」などと屁理屈を言う。
あみさんの話の半分くらいは屁理屈だ。
あとの半分は真面目な話。
屁理屈と真面目な話が行ったり来たり。
段々おかしくなってきて、ゲラゲラ笑って電話は終わる。
そんなあみさんとも出会ってもう7年目に突入。
月日が流れるのは早いもんだ、まったく。
さてさて、そんなあみさんにも会える(笑)、かかしのクリスマス会!!
以下、はなのブログからの転載です。
Xmas Party in かかし荘
サンタが「かかし」にやってくる!!
適当で、バラバラで、でも傍に居る。
笑い声が聞こえてくる。
みんなの吐く息を吸って
かかしが呼吸を始める。
12月25日(土)@かかし荘(JR寺田町駅下車5分)
Start 11:00~
オーナメント作り、写真展、おもしろDVD上映などなど、
おもしろいこと、楽しいこといっぱいします!!
Party 17:00~21:00
(パーティ参加費500円)
三線とギターの演奏、フィンガー・パペット(指人形)劇場
*途中参加も帰るのも自由です!!
参加希望については、12月22日までに
akahana0218@yahoo.co.jp へご連絡ください。
・・ライブも楽しみですが、特筆すべきはみどりんによる
フィンガーパペット(指人形)劇場です!!
これ、日曜にキミエさん、チエコさんという二人の観客の前で先行披露し、
キミエさん、笑いすぎて泣きました。
劇的シュールなみどりんワールドを、是非!!!
先行披露の様子。
お店は京都・岡崎の「日々是好日居」
http://kojitsu-kyo.cocolog-nifty.com/
素敵なお店でした☆
1778
世に、ダメ男というのがいますね。
そんな私はよく、人から「ダメ男好き」のレッテルを貼られるのですが・・・。笑
今日ね、そんな"ダメ男"が出てくる映画の試写会に谷川さんと行ってきました。
「僕と妻の1778の物語」という、1月15日ロードショーの映画。
場所は御堂会館。
~簡単なあらすじ~
スマップの草彅くん演じる夫のサクはSF作家、竹内結子演じる妻は銀行員。
ある日、妻が余命1年を宣告されて、夫はそんな妻に毎日短編小説を書いて
プレゼントすることにしたんやけども・・・。
もうね、この夫がね、部屋に小さなロボットを大量に収集してて
頭の中はSFのことしか考えてないの!
宇宙人の話とかロボットの話とか宇宙人の話とか(あ、これ2回目か)、
もうそんなことばっか考えてて。
感情的になって妻にワッと言っちゃったりもしちゃってね・・・。
しかも言っちゃったあとは自己嫌悪で一人ズーンと落ち込むっていう・・・。
病気の妻に料理作ってあげたらほぼ失敗するし。
結局妻が家事はするんやけども・・・
もう甘えまくり!
とにかく妻のことが大好きなんだな。。
それでいて、妻も夫のことが大好きなのだ。
愛してやまないの。
・・驚くほどに、竹内結子演じる妻の気持ちに感情移入してしまってる自分がいた。
(あーわかるわかるわかる><私も同じ立場やったら同じこと言うわぁ!)みたいな。笑
そんなのの連続。
夫のサクは色々ダメなんやけど、
優しくてまっすぐで嘘がつけなくて、才能があって。
お金になる仕事が回ってきても、自分の名声や社会的成功のためだけに
仕事を引き受けたりはしないんやな。
そして妻の節子もそのことを全面的に後押しする。
どんなときも夫の決断を理解し、誰よりも支持する。
ここは絶対的なのだ。
節子がね、最期に自分のお母さんに言ってた。
「あの人は私に夢を見させてくれるの」って。
その瞬間も私、心の中で(わかるー!!)って。
否応なく襲ってくる厳しい現実には自力で対応していくから
家に帰ったときにはホッとさせて欲しいもん。
楽しい話、馬鹿げた話、夢みたいな話を聞いていたい。
節子がサクを好きな気持ち、すごくよくわかるなぁ。
私も好きだ、サクのこと。
なーんか、夫婦っていいなぁって思った☆
あんな夫婦、理想やな。
この映画、全然期待とかせずに観に行ったんやけど、
ちょいちょい出てくるSFのシーンもかなりおもしろかったし(笑いも起こってた)、
感動もしたし、オススメです。
みなさん、好きな人と、是非☆
*予告
明日はクリスマス会(12/25)の詳細を載せます!!
(明日こそは!!今日はもう寝る!)
なんとなく。
Elton John/Goodbye Yellow Brick Road
http://www.youtube.com/watch?v=RZ3Bb4UsXhU&feature=related
そんな私はよく、人から「ダメ男好き」のレッテルを貼られるのですが・・・。笑
今日ね、そんな"ダメ男"が出てくる映画の試写会に谷川さんと行ってきました。
「僕と妻の1778の物語」という、1月15日ロードショーの映画。
場所は御堂会館。
~簡単なあらすじ~
スマップの草彅くん演じる夫のサクはSF作家、竹内結子演じる妻は銀行員。
ある日、妻が余命1年を宣告されて、夫はそんな妻に毎日短編小説を書いて
プレゼントすることにしたんやけども・・・。
もうね、この夫がね、部屋に小さなロボットを大量に収集してて
頭の中はSFのことしか考えてないの!
宇宙人の話とかロボットの話とか宇宙人の話とか(あ、これ2回目か)、
もうそんなことばっか考えてて。
感情的になって妻にワッと言っちゃったりもしちゃってね・・・。
しかも言っちゃったあとは自己嫌悪で一人ズーンと落ち込むっていう・・・。
病気の妻に料理作ってあげたらほぼ失敗するし。
結局妻が家事はするんやけども・・・
もう甘えまくり!
とにかく妻のことが大好きなんだな。。
それでいて、妻も夫のことが大好きなのだ。
愛してやまないの。
・・驚くほどに、竹内結子演じる妻の気持ちに感情移入してしまってる自分がいた。
(あーわかるわかるわかる><私も同じ立場やったら同じこと言うわぁ!)みたいな。笑
そんなのの連続。
夫のサクは色々ダメなんやけど、
優しくてまっすぐで嘘がつけなくて、才能があって。
お金になる仕事が回ってきても、自分の名声や社会的成功のためだけに
仕事を引き受けたりはしないんやな。
そして妻の節子もそのことを全面的に後押しする。
どんなときも夫の決断を理解し、誰よりも支持する。
ここは絶対的なのだ。
節子がね、最期に自分のお母さんに言ってた。
「あの人は私に夢を見させてくれるの」って。
その瞬間も私、心の中で(わかるー!!)って。
否応なく襲ってくる厳しい現実には自力で対応していくから
家に帰ったときにはホッとさせて欲しいもん。
楽しい話、馬鹿げた話、夢みたいな話を聞いていたい。
節子がサクを好きな気持ち、すごくよくわかるなぁ。
私も好きだ、サクのこと。
なーんか、夫婦っていいなぁって思った☆
あんな夫婦、理想やな。
この映画、全然期待とかせずに観に行ったんやけど、
ちょいちょい出てくるSFのシーンもかなりおもしろかったし(笑いも起こってた)、
感動もしたし、オススメです。
みなさん、好きな人と、是非☆
*予告
明日はクリスマス会(12/25)の詳細を載せます!!
(明日こそは!!今日はもう寝る!)
なんとなく。
Elton John/Goodbye Yellow Brick Road
http://www.youtube.com/watch?v=RZ3Bb4UsXhU&feature=related
生身の人間
色々書くことはあるんやけども・・・本の話を。
土曜はみどりんと三十三間堂を拝観し、その後、
新風館というところであったフリーライブを観に行き、
そして最後は一乗寺にある恵文社という本屋さんへ行った。
恵文社一乗寺店は、心斎橋のStandard Bookstoreと同様に、
本のセレクトがすごくおもしろくて。
ベストセラーを置かない本屋さん、雑貨もある本屋さん。
ここに来たのは土曜で3回目やった。
お互い、暗黙の了解で自分の世界に没頭。
最初、銀杏ボーイズ峯田とサンボマスター山口の対談が載った雑誌をパラパラ読んで、
その後、大判の浮世絵の本を読み、アイヌ語の本をさくっと。
そして手に取った本。
吉永マサユキ氏の写真集、『ニッポンタカイネ』。
帯に書いてある言葉を引用。
「20世紀末、タイ、ミャンマー、パキスタン、モンゴル・・・あらゆる国々の人々を吸収し、
アジア化していった東京。
その「アジア人の日常」を捉えた『ニッポンタカイネ』が刊行されてから十余年。
長らく在庫切れでプレミア化していた吉永マサユキの代表作が世紀をまたいでついに復刊!」
写っているのは人物のポートレート。
「インドネシア プディ・サントソ・ヨハン 工場/日本語学校に通う勤労学生」
「パキスタン シャー・ナスィル 32歳 メッキ工」
「ミャンマー ティ・ティ 29歳 居酒屋」
「フィリピン レイア・ジョイ 29歳 印刷工」
「チベット ラマ・ウゲン 28歳 チベット僧」
「タイ ナン 38歳 タイレストラン」
ベッドに腰掛けている人、家の中でくつろいでいる人・・・
そのあるがままの姿。
写っているのは生々しいまでに人間。
被写体との距離の近さ、空気の濃さがすごい。
礼拝をする人たちの姿も、郷土料理を作って食べる人の姿も
そのどれもこれもがとにかく近い。
物理的な距離ではなくて、撮影者と被写体となった人びととの心の距離感が
驚くほどに近い。
ページを繰るごとにこんなに感動した写真集は初めてやった。
生身の人間の姿を撮っている。
それも大量に。
東京に住むアジア人たち。
日本人とよく似た顔をした、同じアジアからやってきた人たち。
よく似ているのに、決して対等には扱われない人たち。
下手したら家もロクに借りられない人たち。
福祉業界が人手不足でインドネシアから介護士を受け入れるという話にしたってそう。
日本で介護士の資格をとるために課せられる要件のあまりのキツさ。
まるで人身売買みたいな。
そして人が足りないから来てもらうくせに、受け入れるか否かで起こる論争。
曰く、「インドネシア人ガ、マトモニ介護デキンノカヨ?」
おこがましいにも程があるやろう。
いっそ、ぶん殴ってやろうかと思うけど、誰をぶん殴ればいいのかわからない。
わからないようにできている。
仕組まれている。
なおさら腹が立って仕方がない。
・・
本の最後、それぞれの国の国歌が原文と和訳付で載っていた。
「ベトナム社会主義共和国 国歌
ベトナムのつわもの 救えや 我が祖国
長い旅をしている足音が響く
赤き旗振りて勝利に進めや
・・
敵を乗り越え 苦難を破りて
正義のために闘わん
進め 共に ベトナムよ永遠なれ」
「ミャンマー連邦 国歌
・・
我々皆の国 命をかけて守ろう
我が国 我が土地 我が大地」
「モンゴル国 国歌
我らが不可侵の革命の国 全モンゴルの聖なる源
敵の支配に決して屈せず 常に平安に永久に残る
・・」
国を守ろう、死守しようという歌詞の多いこと。
・・アジア最貧国と言われるバングラデシュの国歌を読んだときには
ふいに涙がこぼれた。
「バングラデシュ人民共和国 国歌
輝くベンガル 我が愛する国 楽しい国 母なる国よ
愛する おお 我が国 その空 その空気 歌は生まれでる
おお 春の日 マンゴウ熟れて かおる 甘き 香よ
おお 秋の日 とうきび みのるよ
見よ その美しさを わがベンガル やさしき我が母
河の岸には バニヤン茂りて 我ら 涼しき木陰に集い 憩うよ
喜びに見ている 言葉誘うよ
甘き言葉 喜びに見てる 言葉誘うよ
もし きみがうつむいたならば 私の頬濡らすよ
我がベンガル やさしき我が母」
ただ大地を愛し、歌う歌。
・・
吉永氏が最後に書いている言葉。
「ほとんどの人が経済的理由で日本へ出稼ぎに来ていて、見知らぬ土地で、聞き慣れない言葉で
不安渦巻き、劣悪な労働条件のもとに働いていた人がほとんどやったろうに、
それに伴う悲壮感は微塵もなく、かえって、他国である日本で自己のアイデンティティを守る為なのか、自己の存在証明を得る為なのか、ぶっちゃけ自分が自分らしくある為であろう、
自国の祭りや風習を持ち込んで、それがやけに楽しそうで、溌剌としているのである。」
そうなのだ。
この本の中の人はみんな明るくて、ひょうひょうとすらしていて、
何とも力強くたくましい。
もう一度見直してみる。
やっぱりそうだ。
怒ったり泣いたりしていたのは、ほかでもない、私たった一人だった。
・・
あー・・・もう!!
いっぱい書いちゃったな。今日も。
ねぇ、誰か止めてくださいよー。笑

突っ込んでぶつかって・・・
まったく馬鹿げてる!
でも・・それでも
やっぱり生身の人間に触れてみたい。
そう思わせてくれる一冊。
土曜はみどりんと三十三間堂を拝観し、その後、
新風館というところであったフリーライブを観に行き、
そして最後は一乗寺にある恵文社という本屋さんへ行った。
恵文社一乗寺店は、心斎橋のStandard Bookstoreと同様に、
本のセレクトがすごくおもしろくて。
ベストセラーを置かない本屋さん、雑貨もある本屋さん。
ここに来たのは土曜で3回目やった。
お互い、暗黙の了解で自分の世界に没頭。
最初、銀杏ボーイズ峯田とサンボマスター山口の対談が載った雑誌をパラパラ読んで、
その後、大判の浮世絵の本を読み、アイヌ語の本をさくっと。
そして手に取った本。
吉永マサユキ氏の写真集、『ニッポンタカイネ』。
帯に書いてある言葉を引用。
「20世紀末、タイ、ミャンマー、パキスタン、モンゴル・・・あらゆる国々の人々を吸収し、
アジア化していった東京。
その「アジア人の日常」を捉えた『ニッポンタカイネ』が刊行されてから十余年。
長らく在庫切れでプレミア化していた吉永マサユキの代表作が世紀をまたいでついに復刊!」
写っているのは人物のポートレート。
「インドネシア プディ・サントソ・ヨハン 工場/日本語学校に通う勤労学生」
「パキスタン シャー・ナスィル 32歳 メッキ工」
「ミャンマー ティ・ティ 29歳 居酒屋」
「フィリピン レイア・ジョイ 29歳 印刷工」
「チベット ラマ・ウゲン 28歳 チベット僧」
「タイ ナン 38歳 タイレストラン」
ベッドに腰掛けている人、家の中でくつろいでいる人・・・
そのあるがままの姿。
写っているのは生々しいまでに人間。
被写体との距離の近さ、空気の濃さがすごい。
礼拝をする人たちの姿も、郷土料理を作って食べる人の姿も
そのどれもこれもがとにかく近い。
物理的な距離ではなくて、撮影者と被写体となった人びととの心の距離感が
驚くほどに近い。
ページを繰るごとにこんなに感動した写真集は初めてやった。
生身の人間の姿を撮っている。
それも大量に。
東京に住むアジア人たち。
日本人とよく似た顔をした、同じアジアからやってきた人たち。
よく似ているのに、決して対等には扱われない人たち。
下手したら家もロクに借りられない人たち。
福祉業界が人手不足でインドネシアから介護士を受け入れるという話にしたってそう。
日本で介護士の資格をとるために課せられる要件のあまりのキツさ。
まるで人身売買みたいな。
そして人が足りないから来てもらうくせに、受け入れるか否かで起こる論争。
曰く、「インドネシア人ガ、マトモニ介護デキンノカヨ?」
おこがましいにも程があるやろう。
いっそ、ぶん殴ってやろうかと思うけど、誰をぶん殴ればいいのかわからない。
わからないようにできている。
仕組まれている。
なおさら腹が立って仕方がない。
・・
本の最後、それぞれの国の国歌が原文と和訳付で載っていた。
「ベトナム社会主義共和国 国歌
ベトナムのつわもの 救えや 我が祖国
長い旅をしている足音が響く
赤き旗振りて勝利に進めや
・・
敵を乗り越え 苦難を破りて
正義のために闘わん
進め 共に ベトナムよ永遠なれ」
「ミャンマー連邦 国歌
・・
我々皆の国 命をかけて守ろう
我が国 我が土地 我が大地」
「モンゴル国 国歌
我らが不可侵の革命の国 全モンゴルの聖なる源
敵の支配に決して屈せず 常に平安に永久に残る
・・」
国を守ろう、死守しようという歌詞の多いこと。
・・アジア最貧国と言われるバングラデシュの国歌を読んだときには
ふいに涙がこぼれた。
「バングラデシュ人民共和国 国歌
輝くベンガル 我が愛する国 楽しい国 母なる国よ
愛する おお 我が国 その空 その空気 歌は生まれでる
おお 春の日 マンゴウ熟れて かおる 甘き 香よ
おお 秋の日 とうきび みのるよ
見よ その美しさを わがベンガル やさしき我が母
河の岸には バニヤン茂りて 我ら 涼しき木陰に集い 憩うよ
喜びに見ている 言葉誘うよ
甘き言葉 喜びに見てる 言葉誘うよ
もし きみがうつむいたならば 私の頬濡らすよ
我がベンガル やさしき我が母」
ただ大地を愛し、歌う歌。
・・
吉永氏が最後に書いている言葉。
「ほとんどの人が経済的理由で日本へ出稼ぎに来ていて、見知らぬ土地で、聞き慣れない言葉で
不安渦巻き、劣悪な労働条件のもとに働いていた人がほとんどやったろうに、
それに伴う悲壮感は微塵もなく、かえって、他国である日本で自己のアイデンティティを守る為なのか、自己の存在証明を得る為なのか、ぶっちゃけ自分が自分らしくある為であろう、
自国の祭りや風習を持ち込んで、それがやけに楽しそうで、溌剌としているのである。」
そうなのだ。
この本の中の人はみんな明るくて、ひょうひょうとすらしていて、
何とも力強くたくましい。
もう一度見直してみる。
やっぱりそうだ。
怒ったり泣いたりしていたのは、ほかでもない、私たった一人だった。
・・
あー・・・もう!!
いっぱい書いちゃったな。今日も。
ねぇ、誰か止めてくださいよー。笑
突っ込んでぶつかって・・・
まったく馬鹿げてる!
でも・・それでも
やっぱり生身の人間に触れてみたい。
そう思わせてくれる一冊。
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